2006-09

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久々の走行

日曜の昼下がり、久しぶりに自転車に乗って走った。かなり涼しくて心地良かったのと、身体が鈍っている事に驚いた・・。
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とりあえず犬山方面へ。上の画像は名鉄『犬山遊園駅』近くにある『瑞泉寺』(臨済宗妙心寺派の古本山)の山門へ続く階段。参道を名鉄の線路と犬山遊園駅からモンキーパークへと繋がるモノレールの軌道橋が横切っている。ちょっと奇妙な風景だ。立派なのは参道脇に聳える楠の巨木。モノレールの軌道橋より高さがある。この付近へ車で出掛けて来る観光客は成田山やモンキーパークに直に向かってしまう為、この瑞泉寺山門の存在を知る事は出来まい。
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『犬山橋(ツインブリッジ)』手前を左折し木曽川沿いの遊歩道に自転車を乗り入れる。正面の小高い山の頂上に聳えるのが国宝『犬山城』だ。
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室町末期1537年に織田信長の叔父「織田信康」が築城。三層四階建に地下付きの構造で、本瓦葺の屋根に唐破風と千鳥破風作り。別名「白帝城」とも呼ばれていて現存する日本の城の中では最古のものである。こうしてみると木曽川と小高い山と城の調和した風景はなかなかサマになっていると感じる。『絵になる風景』といったところか。

伊蔵は犬山城の堀沿いの道を登り、城の正面に広がる城下町へと自転車を進めた。
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城下町の本町の通りから一本東側の道を南に向かった場所で酒屋さんを見つけた。この町家建築、江戸時代に造られたものだそうで国の文化財建造物として登録されている。屋根部分の木製看板に『忍冬酒』という文字が・・。『忍冬(すいかずら)』という花のエキスを抽出して酒を醸造する慶長二年(1597年)創業の『和泉家小島家』の屋敷だ。四百年以上の歴史を誇る醸造元ということになる。伊蔵は実際にこの『忍冬酒』を飲んだ事がないのでどのような味がするのか少々興味がある(笑)

●和泉家 小島醸造HP
http://www.one-da.com/nintoushu/

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城下町をさらに南に進んでいると『先聖寺(せんしょうじ)』という寺が道の脇にある。ちょっとこの辺では見る事の無い大陸風『唐式建築』で非常にカラフルなお寺である(笑)この寺の本堂には『さわり布袋』といわれる金色に輝く布袋様が安置されていて触ると金運がアップするのだという・・。
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犬山から伊蔵の地元方面に自転車を戻しつつ走った。木々を見るともうすっかり『秋の気配』が。自転車で走るには丁度良い季節。しばしの時間だったが心地よい疲れに酔いながらの自転車走行であった。
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大須探訪

先日ひょんな事から飲み友の「m-kさん」と大須を散策する機会を得た。

『大須(おおす)』とは名古屋市中区にある繁華街の事である。西は伏見通、南は大須通、東は南大津通、北は若宮大通を囲んだ範囲内を主に指す。岐阜の羽島にあった『大須観音』を1612年(慶長17年)徳川家康の命令で犬山城主、成瀬正成によってこの地へ移され、この大須観音の門前町として以後発展した繁華街である。

大須観音は真言宗智山派別格本山で正確には『北野山真福寺宝生院』と称せられる。

大須の繁華街にはいくつか『通り』が存在する。
●赤門明王通 ●赤門通 ●大須本通 ●大須観音通 ●仁王門通 ●万松寺通 ●東仁王門通 ●裏門前町通 ●新天地通などがあり、名古屋での秋葉原的存在であり多くの電気店がひしめく為に客層は若者が多いと思われがちだが、万松寺や大須演芸場、和菓子の老舗等も多い為にお年寄りの客も多く集まり、老若男女問わず一緒に繁華街で楽しめるという全国的にも希有な存在として知られている。

伊蔵は昭和40年代初頭にこの大須で生まれたのでよく祖母に連れられてこの大須に訪れた事がある。当時とはかなり変わった様にも思うし、そうでも無いように思える不思議な街だ。でもこの街も『秋葉原』と同じように時代に合わせて確実に進化しているようだ。
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2003年末には『大須301ビル』が大須3丁目30番第一地区第一種市街地再開発事業としてオープンし、以来新名所として賑わっている。
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伊蔵が前から一度この大須で入ってみたかった激安食料品店『サノヤ』へ(以前この伊蔵通信でも記事を書いた)m-kさんの案内で向かった。午前10時頃でアーケード街は人もまばらで非常に歩きやすかったが、この『サノヤ』の店頭は多くの客でなにやら騒然としていた。こちらの客層も老若男女入り乱れて食材に群がっているようであった。以前にm-kさんに聞いていた通り、確かに安い!

『1パック250円』のお弁当も実際に見る事が出来た!
残念ながら写真は撮れていないが、煮魚弁当やハンバーグ弁当等、決して手を抜いているような作り方ではなくしっかりしており、もの凄いボリュームでとても250円では採算がわないのではないか?と思わざるをえない・・。こんなに安ければコンビニで弁当を購入する事が馬鹿馬鹿しくなってしまうだろう。『サノヤ』は噂通りの安さであった。
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運良く『大道芸』のイベントに出くわした。何も喋らず身体だけのパフォーマンスのみで人を楽しませるピエロの皆さんの才能には頭が下がる。
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このパフォーマンスを遠巻きに見ている人々も子供から大人まで、また若者からお年寄りまで様々で、ここでも若者とお年寄りの集まる街『大須』という事が垣間見れた。お年寄りと若者が同じものを見て楽しめる場が大須にはあるというこれは素晴らしい事だと伊蔵は思う。

11時になりアーケード街の飲食店が開店し始めたのでm-kさんとランチでも食べようという話になり、伊蔵はm-kさんオススメのお店に連れていって頂く事に。
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万松寺ビル裏の新天地通沿いにある『グリル シン』さんというお店に連れていって頂いた。m-kさんのお話によると、美味しくてなおかつランチが特に安いお店だという。店内は落ち着いた雰囲気ですぐ外が賑やかしいアーケード街と思えないほど静かであった。座席数20席。
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今日のランチは『ロールキャベツ』。ロールキャベツのほかコロッケとエビフライにライスが一皿とスープが付く。これで750円。ランチは平均的に750円~850円だという。『グリル シン』さんのシェフはフランス料理出身で腕は確か。素材にもこだわっていて、豚肉は三重県産の豚を使用している。お米は三重の伊賀産のコシヒカリを使っていて、ランチのライスも確かに美味しかった。このお店のデミグラスソースは養老牛の牛すじを使っており、一週間かけてじっくり煮込んで作るという非常に手が込んだものらしい。

う~ん・・・m-kさんオススメのお店のランチ、とても美味しゅうございました。そして大須の街を御案内頂き誠にありがとうございました☆

まだまだ大須の街には伊蔵の知らないディープな場所があるに違いない。これからも暇を見つけて潜入したいと思う。

郡上八幡へ(その6・最終回:鍛冶屋町/職人町)

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『宗祇水』を見た後、元来た小道を戻って古い町並が見られる商店街へと足を進めた。この辺りは『鍛冶屋町』『職人町』という地区で袖壁や紅柄格子などが建物の特徴としてよく見られ、大正時代の町並みがそのまま残っている。
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古い木造の建物に交じって上の画像のような石造りの洋館などもあった。吉田川から南の町よりも北の町の方が郡上の本来の古い町並みが比較的手を加えられない普通の形で残っているような感じがした。
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町から山の方を望むと山頂に『郡上八幡城』が小さく見えた。今回は時間の関係で見にいく事が出来なかったのが残念だ。この城は明治政府が行った『廃藩置県』の時、廃城となって石垣部分を残し、城郭全てが破壊されてしまったのだが、1933年(昭和8年)に当時の国宝であった『大垣城』を参考に再建された。再建された城としては珍しい木造の城で、四層五階建の天守閣を誇る。
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天守閣は八幡町重要文化財、城跡一帯は県の史跡に指定されている。今年の大河ドラマ『功名が辻』の主役、山内一豊の妻『千代』の出生地がこの郡上といわれており、現在様々なイベントが行なわれている。(千代は郡上八幡初代城主・遠藤盛数の娘といわれていて、系図にも記されている)
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八幡城が建つ山の中腹の広場には、千代の美談として後世に長く語り継がれている『黄金十両と馬』の逸話をモチーフにした銅像が建てられている。
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町を歩いていると、またまた酒屋さんを見つけた。こちらの店の看板も年期が入っていてなかなかに素晴らしい。と、その店先で面白いものを見つけた!
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なななな、なんじゃぁあこりぁぁあ!?(笑)
『ゴジラ対モスラのフライ』とお品書きが書かれている。フライの衣がゴジラのゴツゴツした肌と違和感なくマッチしている!むむむ・・・なかなか美味しそうだ(笑)
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だが伊蔵的にはゴジラはともかくとして、お隣のモスラはちょっとなぁと思った。モスラより『南海の大決闘(1966年公開)』に登場した『エビラ』だった方がより美味しそう見えるのではないか?と一瞬思った。
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しかしそれではただの『エビフライ』ということになってしまい、面白みに欠けるなぁとも思ったのであった(笑)だれが作ったのかはわからないが、センスのあるオブジェ?であった。素晴らしい!
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その後も郡上の町を散策したが、ついに曇り空から雨が落ち始めてきた。時間も時間なので伊蔵は郡上八幡を引き上げる事にした。少しの時間歩いて回り楽しめる郡上の町の規模は丁度良い。次回は『郡上八幡城』も回ってみたいと思う。<おわり>

郡上八幡へ(その5・宗祇水)

『サンプル工房』を後にした伊蔵は「吉田川」に架かる『宮ヶ瀬橋』を渡って郡上八幡の北部へと足を進めた。
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観光地特有の『古い町並を整備しました』という感がある町並はちょっとウンザリしてしまうが、ホントに昔から残っていてあまり手の入っていない建物も実際散見出来る。
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酒屋があった。かなり昔から酒屋としてこの郡上の町に店を開いていたのだろう。建物に多少手が加えられてはいるものの、店の看板を見ると歴史を感じる事が出来る。
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看板の文字が剥がれてしまっていて『ポンジュース シトロン』が『ポノジュース シト ン』になってしまっている(笑)あえて修理しないのも歴史的遺物として観光客に見てもらう為であろう。この酒屋から少し北に歩くと左手に細い小道が『小駄良川』の河畔に降りるように続いている。
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この小道を下っていった先に環境庁が選定した全国名水百選に選定されている『宗祇水(そうぎすい)』がある。
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『宗祇水』は水の町「郡上八幡」のシンボル的存在。宗祇水の名は、室町時代の連歌の宗匠として知られる『飯尾宗祇(いいおそうぎ)』が1471年(文明3年)郡上に住む古今和歌集を極めた歌人、『東常縁(とうのつねより)』より「古今伝授」の為に郡上を訪れ、この湧水のそばに草庵をむすんだ事に由来する。飯尾宗祇はこの湧水を愛飲したといわれる。いまでも十分な水量が湧き出している。
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伊蔵は随分以前にこの場所を訪れた事があるがここまで綺麗に観光整備はされていなかったように思う。ちょっと整備され過ぎで折角の湧水が目立たなくなってしまっているような感があって少し残念に思った。
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宗祇水のすぐ脇には小駄良川が流れていて川岸ギリギリにまで建物が迫る感じで建っている。こういう雑多な景観は伊蔵は好きだ。見た感じが京都の鴨川河畔に似ている。こういった事も郡上が『小京都』といわれる所以なのだろう。<つづく>

郡上八幡へ(その4・リアル過ぎるサンプル)

多忙な日々が続き、更新が少々遅れてしまいました。お詫びを申し上げます。

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伊蔵がこの『郡上八幡』を訪れた大きな目的の一つに『サンプル工房』という場所を見学する事があった。ここ『サンプル工房』とは飲食店などの店頭を飾る『食品サンプル』を製造している日本最大手『株式会社イワサキグループ』(創業者は八幡町出身の岩崎瀧三氏・昭和7年創業)に属する有限会社である。本社は大阪東住吉区にある(現社長岩崎雅明氏)。
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『サンプル工房』は食品サンプルを広く一般の人に紹介、郡上八幡の町家を利用した食品サンプル制作体験も出来る観光施設なのだ。食品サンプルは日本独特の文化であるらしい。日本を訪れた外国人はこの食品サンプルの精巧さに大概驚く事が多いといわれる。サンプルのほとんどが職人ひとりひとりによる手作りであり、素人ではなかなか上手く旨そうに作る事は出来ない。
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最近では食品サンプル本来の役割の店頭ディスプレイのほか、携帯ストラップやみやげ物、キーホルダーやアクセサリーとしてかなりの人気があり需要もあるようだ。
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メニューに合わせて一品づつ手作りで作り出される職人技は鑞細工からはじまり、現在ではビニール樹脂やシリコンゴムに材料を替えている。店内に入ると家族連れやカップルなどかなりのお客で賑わっていた。様々な食品サンプルやみやげ物が販売されていて見ていて飽きる事が無い。そのひとうひとつがかなりリアルであり、旨そうで食べれそうな位だ(笑)
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伊蔵の姪っ子もリアルな食玩やミニチュア模型、ドールハウス等に非常な興味がある方なのでとても見て楽しんでいるようであった(まあ大概の子供というものはこういった類いのものは好きなのだが・笑)
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上の画像のような芸術品?(笑)ユニークなサンプル展示もいくつかあった。なぜか焼きそばの中にウルトラマン・・・。そして・・・
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ラーメンの中に『クワガタとカブトムシ』・・。まさにサンプルだから許されるというものだ。これが実際お店で出て来たらヤバイだろう(笑)しかしリアルだ・・・。
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ここ『サンプル工房』では一人1000円で『天麩羅3品』制作、レタス制作はサービスで制作させてもらえる。この体験には予約が必要な為、今回伊蔵は体験はしなかったが、制作工房の見学は無料だ。
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サンプル工房の施設の最奥部に中庭があり、その脇に制作工房がある。ここ郡上八幡は小京都といわれているだけに『火サス』などのテレビ番組の舞台となることも多く(いわゆる「小京都ミステリー」など)役者さんもこのサンプル工房に訪れている。サスペンスドラマには欠かす事の出来無い『船越英一郎』氏のサインが壁に燦然と輝いていた・・。
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工房内では三人の職人さんがサンプルを作っておられた。お一人は『餃子』、もうお一人は『メロン』を制作しておられた。
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完成品サンプルも工房内には展示されていたがどれも職人技、素晴らしい出来だ!この完成品を見ていても職人さんの制作に対する真剣さというものが滲み出て来ているようである。たかが「サンプル」だが、お客さんに『このメニューを食べたい!』と思わせるリアルさと『美味しそう』と思わせるモノがヒシヒシと伝わって来る。
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制作工房を後にして先程のサンプル体験が出来る場所に戻ると体験教室が開始されていた。
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家族皆が楽しめて体験出来るこの催しは大変イイ事だと思った。皆とても楽しそうであった。この『サンプル工房』は郡上八幡の町の中でも歴史や名水などの観光とはすこし違った意味での『文化』というものを垣間見る事の出来る珍しい観光施設である。<つづく>

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プロフィール

伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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