『荘川・郡上八幡』への旅/その13・多過ぎる朝食そして出発
伊蔵が朝の散歩からKさんの山小屋に戻ってみるとテラスではアキラ氏が昨夜ホルモン焼きを行なった鉄板を洗浄中であった。伊蔵もしばし鉄板の洗浄を手伝う。山小屋内ではKさん夫婦とm-kさんの“疑似親子”(笑)が朝御飯の準備を始めているようだった。鉄板を洗っているところへtakeさんが顔を出して来た。お互い挨拶を交わしたがその表情は案の定不機嫌そうだ。
『伊蔵君、雨だよ雨・・・』
一向に止む事の無い雨を呪う様にtakeさんは呟いた。この瞬間から彼は『サムライダー』から『レインマン』と呼ばれる様になってしまったのである。
一方朝御飯の準備は着々と進んでいた。伊蔵はm-kさんより昨日の“炭起こしの際の集中力”を買われ今度は“納豆掻き混ぜ担当”を命ぜられた。納豆3パックを丼に投入しこの状態で取りあえず掻き混ぜる・・・ただひたすら掻き混ぜる・・・。さらにそこに辛子と刻み葱を投入しさらに掻き混ぜる!こういう単純作業が伊蔵にはどうやら合っているらしい(笑)

台所のカウンターの上ではKさん特製の『出し巻』が完成!巨大な出し巻が三本並ぶ姿は壮観だ!この間も伊蔵は納豆を掻き混ぜているのは言うまでも無い(笑)用意が出来たところでメンバーはめいめい席に座り朝食タイムとなった。

これは飛騨の名物『朴葉味噌(ほうばみそ)』。枯朴葉の上に味噌をのせ焼いて食べる飛騨の郷土料理の事だ。今回は味噌に加えキノコなどの山菜、クルミをトッピングしてある。これを七輪の上にアルミホイルを敷きその上に朴の葉を置いてじっくりと焼く。焼き上がって来ると味噌が“プツプツプツ・・・”と音をたてて香ばしい匂いが漂って来る。箸の先ですくって御飯と食べると非常に美味しいのだ。

アツアツの『ナメコ汁』も用意されていた!こういう冷える朝に温かい『ナメコ汁』は有り難い。

『伊蔵印の納豆』も完成(笑)!!ふんわりと仕上がって伊蔵も大満足!この納豆だけでも御飯が進んでしまう。

これは『ジャガイモのバクダン』。実は昨日残ってしまった巨大なジャガイモが姿を変えたもの。昨日のジャガイモを一度粉砕しマヨネーズ等で味付けをした後にバクダン状に固めたものなのだ。これは確かに美味しかった!しかし朝飯の御飯を二膳食べてしまった伊蔵にとってはこのバクダンは半分で丁度良い位だったのだがみんな腹一杯になってしまっており誰も食べようとしない。
勿体無いのでバクダンを二つ食べる羽目に・・・腹が爆発してしまいそうだ(笑)m-kさんがバクダンを食べるのを手伝ってこの過酷な痛みを分け合ってくれたので少し助かった。普段朝食を食べる習慣が無い伊蔵にとってはこの朝食は多過ぎた。おかげで完食後、しばらく喋る事すら出来ない程に満腹の状態になってしまった・・・。
食後はm-kさん、eさん、アキラ氏のクルマ組(本日帰宅組)の今後の予定やKさん夫妻とtakeさん、伊蔵の予定等を話し合った。この時点でも雨は止む事がなく降り続いていた。takeさんは雨天の場合も考えて雨具を持参して来てはいたがそれは携帯ポンチョのような簡易的な物でしかなかった為、Kさんがこの寒さの中それだけで走るのは無茶だと心配し長靴と合羽を用意してtakeさんに持たせていた。
一通り今後の予定を話し合った後、山小屋の後片付けが始まりいよいよ山小屋とも別れの時間がやって来た。しかし空き缶の量が物凄い(笑)みんな二日間でよくこれだけ飲んだものだ・・・。

完全防備に身を固めたtakeさんがスーパーカブ90カスタムのエンジンを始動した。しかしこの雨と昨晩の気温低下によってなかなかエンジンが暖まる事はなくスロットルを常にあおっていないとエンジンはすぐにストップしてしまうようであった。

『サムライダー』改め『レインマン』となったtakeさんはこのまま郡上八幡まで国道をひたすら走る事になる。この天候では伊蔵を乗せてのタンデムはさすがに危険なので伊蔵はKさん夫妻のボルボに乗せてもらう事になっていた。takeさんは午前10時半、一足先に郡上八幡へ向かって山小屋を後にしたのだった。道中の無事を祈らずにはいられなかった。
takeさんの出発の後、m-kさん、eさん、アキラ氏の乗る“ブラックワゴン”とKさん夫妻と伊蔵を乗せたボルボもお互い別れを告げる事に。またこの山小屋にみんなで集まりたいと願いつつそれぞれのクルマは山小屋を後にしたのだった。<つづく>
『伊蔵君、雨だよ雨・・・』
一向に止む事の無い雨を呪う様にtakeさんは呟いた。この瞬間から彼は『サムライダー』から『レインマン』と呼ばれる様になってしまったのである。
一方朝御飯の準備は着々と進んでいた。伊蔵はm-kさんより昨日の“炭起こしの際の集中力”を買われ今度は“納豆掻き混ぜ担当”を命ぜられた。納豆3パックを丼に投入しこの状態で取りあえず掻き混ぜる・・・ただひたすら掻き混ぜる・・・。さらにそこに辛子と刻み葱を投入しさらに掻き混ぜる!こういう単純作業が伊蔵にはどうやら合っているらしい(笑)

台所のカウンターの上ではKさん特製の『出し巻』が完成!巨大な出し巻が三本並ぶ姿は壮観だ!この間も伊蔵は納豆を掻き混ぜているのは言うまでも無い(笑)用意が出来たところでメンバーはめいめい席に座り朝食タイムとなった。

これは飛騨の名物『朴葉味噌(ほうばみそ)』。枯朴葉の上に味噌をのせ焼いて食べる飛騨の郷土料理の事だ。今回は味噌に加えキノコなどの山菜、クルミをトッピングしてある。これを七輪の上にアルミホイルを敷きその上に朴の葉を置いてじっくりと焼く。焼き上がって来ると味噌が“プツプツプツ・・・”と音をたてて香ばしい匂いが漂って来る。箸の先ですくって御飯と食べると非常に美味しいのだ。

アツアツの『ナメコ汁』も用意されていた!こういう冷える朝に温かい『ナメコ汁』は有り難い。

『伊蔵印の納豆』も完成(笑)!!ふんわりと仕上がって伊蔵も大満足!この納豆だけでも御飯が進んでしまう。

これは『ジャガイモのバクダン』。実は昨日残ってしまった巨大なジャガイモが姿を変えたもの。昨日のジャガイモを一度粉砕しマヨネーズ等で味付けをした後にバクダン状に固めたものなのだ。これは確かに美味しかった!しかし朝飯の御飯を二膳食べてしまった伊蔵にとってはこのバクダンは半分で丁度良い位だったのだがみんな腹一杯になってしまっており誰も食べようとしない。
勿体無いのでバクダンを二つ食べる羽目に・・・腹が爆発してしまいそうだ(笑)m-kさんがバクダンを食べるのを手伝ってこの過酷な痛みを分け合ってくれたので少し助かった。普段朝食を食べる習慣が無い伊蔵にとってはこの朝食は多過ぎた。おかげで完食後、しばらく喋る事すら出来ない程に満腹の状態になってしまった・・・。
食後はm-kさん、eさん、アキラ氏のクルマ組(本日帰宅組)の今後の予定やKさん夫妻とtakeさん、伊蔵の予定等を話し合った。この時点でも雨は止む事がなく降り続いていた。takeさんは雨天の場合も考えて雨具を持参して来てはいたがそれは携帯ポンチョのような簡易的な物でしかなかった為、Kさんがこの寒さの中それだけで走るのは無茶だと心配し長靴と合羽を用意してtakeさんに持たせていた。
一通り今後の予定を話し合った後、山小屋の後片付けが始まりいよいよ山小屋とも別れの時間がやって来た。しかし空き缶の量が物凄い(笑)みんな二日間でよくこれだけ飲んだものだ・・・。

完全防備に身を固めたtakeさんがスーパーカブ90カスタムのエンジンを始動した。しかしこの雨と昨晩の気温低下によってなかなかエンジンが暖まる事はなくスロットルを常にあおっていないとエンジンはすぐにストップしてしまうようであった。

『サムライダー』改め『レインマン』となったtakeさんはこのまま郡上八幡まで国道をひたすら走る事になる。この天候では伊蔵を乗せてのタンデムはさすがに危険なので伊蔵はKさん夫妻のボルボに乗せてもらう事になっていた。takeさんは午前10時半、一足先に郡上八幡へ向かって山小屋を後にしたのだった。道中の無事を祈らずにはいられなかった。
takeさんの出発の後、m-kさん、eさん、アキラ氏の乗る“ブラックワゴン”とKさん夫妻と伊蔵を乗せたボルボもお互い別れを告げる事に。またこの山小屋にみんなで集まりたいと願いつつそれぞれのクルマは山小屋を後にしたのだった。<つづく>













































































































