2008-10

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『近江国・彦根』への旅/その23・『ひこね赤祭り』(6)

伊蔵は『ひこね赤祭り』の会場の外の彦根城のお濠沿いの道に一旦出てパレードに参加する赤いクルマ達を出迎える事にした。
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彦根城の濠には遊覧船が運航しており会場のそばを通り過ぎて行った。しかし観光客が乗っている気配がなくちょっと寂しい遊覧船ではあったが・・。
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赤祭りの主催スタッフ達の指示で次々と会場内から彦根市街へ向かって赤いクルマが出て来た。お濠沿いの道で思いっきりエンジン音をふかしつつ走り去るクルマ等もいて面白かった。この行動に出たのはフェラーリに乗っているオーナーの方が多かった。日本人のフェラーリのオーナーはどうしてもこういう自己主張の強い人が多いんだよなあ。
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現代の“赤備え”とでもいうべき赤いクルマの集団。パレードはそれら赤備えの武者達の出陣のようにも見えた。パレードに向かうクルマに加えこれから会場内へ向かおうとするエントリー車もいた。そんなクルマの中で一際異彩を放つクルマを伊蔵は見つけた。
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そのクルマは会場内へと入る順番待ちで路上に停まっていた。コポコポコポコポ・・・・と小さなエンジン音を響かせるこのクルマは日本で十番目の自動車メーカーとして知られる富山県富山市に本社をもつ『光岡自動車』のラインナップするマイクロカー『K-4』であった。このクルマの存在自体は知ってはいたものの公道上で目にするのは初めてだ。
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このクルマはオーナー自身が組み立てる事が可能なキットカーである。全長2490mm・全幅1290mm・全高860mmのコンパクトなボディの一人乗り専用車でエンジン排気量はわずかに49ccで強制空冷2サイクルエンジンを積む。公道を走るクルマとしては少々非力ではないかと思うが、自分が乗るクルマを自分の手で組み立て実際に道を走らせる楽しみ方とそれを低価格で消費者に提供を可能にした事はとても素晴らしい。

◆MITSUOKA MICROCAR FACTORY
http://www.mitsuoka-mc.com/

赤いクルマのパレードを見ながら伊蔵は彦根城の濠沿いの道を歩く。
こうして『ひこね赤祭り』の見学は終わった。少々昼飯には早い時間であったが彦根での最後の目的である『鮒寿司』を堪能する為、とにかくお店に向かう事にした。<つづく>
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『近江国・彦根』への旅/その22・『ひこね赤祭り』(5)

もうしばらく『ひこね赤祭り』のレポを。
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こちらは『アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー』。イタリアのクルマである。赤祭りに参加しているイタリア車は圧倒的にフェラーリが多いがその次に多いのがこのアルファロメオというメーカーのクルマだった。
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アルファロメオは自動車レースで名を馳せたイタリアを代表する自動車メーカーだが現在はランチアやフェラーリ、マセラティなどと同じ様にイタリア最大の企業体『FIAT(フィアット)』グループの傘下に属する。このジュリエッタ・スパイダーのデザインはピニンファリーナの手によるもので傑作の一つとされる。外観はこれといって凝ったデザインではないが、フロントグリルの造形や運転席の細かい部分を見て行くとイタリア人の造るクルマの芸の細やかさというものが垣間見える美しいクルマである。
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こちらはフランス車の『シトロエン2CV』。ひと昔前は日本の街中でもチラホラ見かけたクルマだが最近はめっきり見なくなった。
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フランス車というのは他の国の自動車メーカーとはどことなく見た目が異なっていてしかもお洒落だ。この『シトロエン2CV』もクルマというよりどことなく“走る化粧箱”の様な外観(笑)1938年から生産が始められた古い歴史を持つ2CVだがほとんどデザインを変える事無く1990年に生産を終える。奇抜な外観だがこのクルマが好きな日本人ファンは意外と多い。大量生産で画一化された日本人の造るクルマはどれもつまらないものが多いのでこういう個性的なクルマが逆に日本人にウケるのかもしれない。
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赤い国産車の中でも最も格好良かったのがこの『トヨタ・セリカXX(ダブルエックス)』。久しぶりにこのクルマを伊蔵は見た。懐かしさもあるが改めて目の前にしてみるとこのクルマの格好良さというものがその車体から滲み出てくるようだ。車体色もオールペンされているのか深い赤でなかなかに渋い。
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『赤祭り』という事で自分のクルマの天井部に“シャア専用ザク”の頭部を装着している人もいた(笑)そんな面白いクルマを見ながら歩いていると会場内にアナウンスが流れ始めた。午前11時から市内パレードを行なうとの事でパレードに参加する車両のオーナーは準備をお願いしますとの内容であった。このアナウンスの後、会場内のそこかしこからエンジンの咆哮が響き始めた!
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暑い日射しと気温上昇などの熱対策の為にエンジンフードを開けていたフェラーリ軍団の心臓部にも火が入ったようだ。フェラーリのエンジン音はアイドリング時でもかなりの音量がある。アイドリングではくぐもったガサツさのある音だがひとたびエンジンの回転を上げるとフェラーリ独特のカァァァーーァアァンン・・・と甲高い官能的な音を発するのだ。
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伊蔵は会場入口付近に移動して会場から彦根市街へとパレードに向かう赤いクルマ達を見送る事にした。<つづく>






『近江国・彦根』への旅/その21・『ひこね赤祭り』(4)

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『ひこね赤祭り』では赤いクルマの他にもバイクも集まっていた。これはイタリアのバイク『ドゥカティ・モンスター』。イタリアのクルマやバイクはやっぱり赤が似合う。
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これに比べ国産のバイクはどれもこれも似た様な形のバイクしか来ていなくて少々残念だった。個性的なバイクの登場を伊蔵は望んでいたのだが・・・。
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そんなバイクの展示の中でも見た目の押し出しの強さが抜群だったのが年輩の親父さんが操って会場内にやって来たハーレーダビッドソンのサイドカーだった。
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親父さんは会場の係員に指定された駐車スペースにサイドカーに付き物の『バックギア』に切替えて器用に巨大な車体をバックで駐車していた。その姿が実に格好良かった。一体何処からこの彦根にやって来たのだろうか。
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珍しいものではこの様な四輪バギーも来ていた。なかなか格好いいけどこれで公道をすっ飛ばしているとすぐに横転してしまいそうだ(笑)
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これは自転車にそのままエンジンを付けたようなバイク?である。つまり原動機付き自転車。排気量はどのくらいあるのか分らないが車体が軽いので速そうだ。
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サドルのすぐ横にマフラーがあるのだが・・・これでは股がった時にマフラーに太腿が当たって火傷してしまうのではないか??と良からぬ心配をしてしまった伊蔵だった。今回の『赤祭り』のバイクで伊蔵が密かに展示を期待していたのが『郵政カブ(郵便屋さんが使っているスーパーカブ)』だったのだが残念ながら一台も来てはいなかった。
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赤いカブは来ていなかったものの赤いバスは一台だけだが来ていた。これは自家用として実際に乗っているものなのだろうか・・(笑)でも観光バスの払い下げを個人で購入し車内を自分の好みに改装して乗る人達も沢山いる様なので、きっとこの赤バスも自家用で乗っているものなのだろう。
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イタリアのフェラーリの圧倒的な数に飲まれながらもドイツのスポーツカー“真っ赤なポルシェ”も参加していた。ドイツ車はどうやら赤い色というイメージが余り無いせいか参加台数は極端に少ない。
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この日の真っ赤なポルシェも良い尻をしていた(笑)
ポルシェはやっぱり尻がいい。<つづく>



『近江国・彦根』への旅/その20・『ひこね赤祭り』(3)

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ひと昔前なら街中でよく見かけたアメ車『シボレー・カマロ』も沢山来ていた。最近の原油高ではアメ車に乗るのはさぞかし金が掛かってしょうがないだろうがこのクルマに愛着を持って乗っているオーナー達にはあまり関係の無い事なのだろう。伊蔵はそんな赤いシボレー・カマロを眺めながら歩いていた。そしてふと足元を見て驚いた!
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ああああっ!?誰かが下敷きになってる・・・(笑)しかしよく見てみるとこの腕は造り物であった。このカマロにはハイドロ(油圧で車高を極端に高くしたり低くしたり出来る機構)がかませてあり、一番車高を低くした状態でこの造り物の腕が飾りとして挟んであったという訳。
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しかし一瞬この光景を見るとやはり驚いてしまう(笑)
アメ車のシボレー・カマロだけにこれはアメリカンジョークというところか。
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こちらもアメリカのクルマ『ダッジ・ヴァイパー』。その姿は毒蛇(ヴァイパー)の名に相応しい。このクルマはアメリカンスポーツカーの申し子のような存在でその心臓部はV型10気筒OHVエンジンでなんと排気量は8リッターもある化け物の様なクルマである。デビュー時やレース等で結構話題になったクルマだが最近見る事は少なくなった。
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古き良きアメリカンカーも何台か展示されていた。この時代のアメリカのクルマはどれもこれも巨大だ。もうしばらく伊蔵の『赤祭り』巡りは続く。<つづく>





『近江国・彦根』への旅/その19・『ひこね赤祭り』(2)

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引き続き『ひこね赤祭り』の模様をレポします。
会場に集まっているクルマは全てが赤いが前回も書いた様に実に様々な種類のクルマが集まっていて飽きる事がない。すでに絶版車となったモデルやクラシックカーと呼んでもよいようなクルマや歴史に残る名車も数多く集まっている。
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伊蔵は個性的なクルマや古いクルマが好きなのでこの点は嬉しい。会場で見かけたそんなクルマの数々を紹介して行こう。
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まずは自慢のガルウイングドアを全車解放してズラリと並ぶ小さな赤いクルマの一群は『マツダ・オートザム AZ-1』(1992年発表)である。このクルマはホンダのBERT(ビート)、スズキのカプチーノ等と同時期に発売された軽自動車として知られている。生産台数はわずか4,000台と少し。軽自動車でありながらガルウイングドアを採用し、スズキ製の三気筒DOHCインタークーラーターボエンジンをミッドシップに積むという本車の特徴は当時のみならず現在でも異彩を放っている。遊び心満点のクルマで一部マニアの間では人気のモデルである。
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こちらも軽自動車の『ダイハツ・Copen(コペン)』。電動油圧ポンプによる開閉式ルーフと可愛いルックスが特徴。このクルマは軽自動車とはいえ、かなり高額なクルマだがその分しっかりと細かい部分まで造り込みがなされている事で知られている。伊蔵も好きなクルマのひとつである。
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こちらは『Austin Healey(オースチンヒーリー)』というイギリスのクルマだ。優雅な美しい曲線のボディは英国車ならでは。
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銀色に輝くスポークホイールもなかなか似合っている。こういうクルマでなければスポークホイールは似合わないだろう。
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運転席もクラッシックカーならではのアナログさがこれまたいい。しかし変な角度で運転席へ伸びているシフトレバーの操作方法が少しばかり気になる(笑)
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同じオースチンヒーリーでも“カニ目”の愛称で知られるオースチンヒーリースプライトも何台か来ていた。古いクルマを大事に手入れして十分に走るコンディションにし続ける事は並み大抵の事ではない。<つづく>



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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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