2017-10

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自動二輪時代(その3・ツーリングの思い出)

バイクの話の三回目。
「KL250R」のエンジンが焼け付きオシャカとなってしまったので伊蔵は思い切って排気量400ccのバイクを購入する事にした。
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『KAWASAKI ZEPHYR(ゼファー)400』。1980年代末バイクユーザー達はそろそろ「レーサーレプリカタイプ」の車体デザインに飽き始めていた。どのメーカーも変わり映えのしないスタイリング・性能のバイクばかり・・そのような時勢・市場の要求をいち早く読んだ川崎が「バイクらしいバイク」としてこの『ZEPHYR(ゼファー)』を発売した。案の定このバイクはヒットし、「ネイキッドバイク(裸の・剥き出しの意)」・「アンチレプリカバイク」の先駆者的モデルとなった。

このバイクのヒットによって他のバイクメーカーからもこぞってこの手のデザインのバイクを販売しはじめた。HONDA CB-1やSUZUKI BANDITなどのモデルがそうだ。

●KAWASAKI ZEPHYR400
空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒エンジン・排気量397cc・最高出力46ps/11000rpm・燃料タンク容量15リットル・乾燥重量177キロ

決して目新しい性能のあるバイクではない。エンジンはGPz400F用を中速重視にセッティングし直したもので水冷エンジン全盛の時代にあえて空冷エンジンを採用し独特のシリンダーフィンの美しさを強調している。新設計のエンジンではない為に製造面でのコストダウンにも成功し、400ccとしては破格の安さを誇った。一見、時代に逆行したといえる感じだがレーサーレプリカバイクがひしめく中でこのバイクの登場はひと際輝いて見えた。
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上の画像は1992年の夏に島根県の隠岐島(おきのしま)にツーリングに行った時のもの。高速で岡山の辺りまで走り、そこから日本海に向かって中国地方を縦断し雄大な大山(だいせん)の麓をかすめ、海に至った所で西に進路をとって境港(さかいみなと)まで走ってそこから隠岐汽船のフェリーに乗り隠岐島へと渡った旅だった。友人はHONDAのオフロードツアラー、トランザルプ400に乗り同行した。
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これは境港から隠岐島に渡る時に撮影したもので遠ざかる境港側を見ている。港湾内ではそんなに揺れなかったが外洋(日本海)に出るとかなり大きなフェリーなのにゆっくり上下に揺れた。

『隠岐島』はいくつかの島からなり、大きく分けると島前(どうぜん)・島後(どうご)と二つに分類できる。今現在領土問題で韓国との間でもめている『竹島』にも近い。境港から一番近い島の港までフェリーで2時間以上かかる場所にある。境港からまず島前の島のひとつ、西ノ島の浦郷港に渡って島内のキャンプ場にテントを設営し夜を明かした。
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この西ノ島には「国賀海岸」という絶景の景勝地がある。伊蔵はこの場所をあるバイク雑誌の特集記事で見かけ、是非訪れたいと思っていたのだ。
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その国賀海岸のなかでも「摩天崖(まてんがい)」と呼ばれる場所がとてつもない絶景なのだ。日本海の荒波と風浪に何十万年もの間削り取られてきた比類なきスケールの大断崖であり、海面から頂上まで257メートルの高さがある。伊蔵はその頂上に立ち、青い日本海を眺めて感動した。頂上付近は牧場になっており、馬や牛が放し飼いになっていた。
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帰り道が牛の大軍で塞がれていたのはちょっと怖かった(笑)牛といっても真っ黒な牛で見た目の迫力というものがある。バイクのホーンを鳴らしながら牛を追い払って道を走った記憶がある。この隠岐島は絶海の孤島という感じで、昔から後鳥羽上皇、後醍醐天皇などの貴人が配流された島としても有名である。
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島後(どうご)にも渡って、そこでは西郷港ちかくの民宿に泊まった。お婆ちゃんが経営している小さな民宿だったが新鮮な魚介類を手作りで料理してくれてとても美味しかった。

この島ではレンタルバイク屋で原付スクーターを借り、島内を一周した。島という所は不思議なものででなんだかゆっくり走ってみたくなる気分にさせられ、原付で走る事になったのだ。いろいろな名所を思う存分まわって来た。

400ccバイクでのツーリングで一番の思い出に残っているのはこの『隠岐島ツーリング』。とにかくなにもかも素晴らしかった。
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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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