2017-11

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東京下町見学(その4・寅さん記念館/中編)

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『私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します。』

あまりにも有名な寅さんの台詞だ。寅さん自身も非常に魅力的なキャラクターであるが、その周りを取りまく人々も負けず劣らずイイ味を醸し出している。何か月も帰らない兄の事をいつも気使っていつも心配している妹のさくら、『今頃何してんだか・・』と言いつつ寅さんのフラフラした生活に対し心良く思っていないおいちゃん、おばちゃんも寅さんが柴又に帰って来た時には温かく家に迎え入れ、寅さんの旅先での思い出話に耳を傾ける。

さくらの夫、ヒロシは真面目な性格だけに義理の兄、寅さんの自由な人生をどこか羨ましく思っているフシがあり寅さんの考え方を全部は認めないが、共感出来る部分や自分にはしたくても出来ないような事は寅さんを頼るような所がある。ヒロシの息子、満夫も素直に自分の考えに共感してくれる伯父に対し好意を持っている。

また、寅さんと旅先で知り合った人達も寅さん独特のユニークな雰囲気に飲まれてしまい、すぐに仲良くなってしまう。ここまで書くととても寅さんが自分自身の事を評して

『いつまでたっても駄目なヤクザな兄貴』

というのはとんでもない間違いのように思う。全ての人々が寅さんに好意を持っているわけでは無いのは事実だが、寅さんほど人として真っ直ぐに素直に生きている人は数少ない。それほど現代社会は素直に真っ直ぐ生きる事が困難な世の中であり、寅さんのような生き方をすれば、世の中からは排除されかねないし第一損だし、妙に世間から浮いた人間として見られてしまう。本当は誰もが寅さんの様な生き方がしたいという願望はあるのだろう。しかししたくても出来ない。だから皆の願望が随所に盛り込まれている映画『男はつらいよ』のヒットは必然的なものだったといえるだろう。
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少々文章が長くなってしまった。引続き『寅さん記念館』の話に戻ろう。
寅さんの周りを取りまく人々の紹介や、マドンナとの逸話や名場面などを鑑賞出来るコーナーや寅さんと記念撮影出来るコーナーもあり、どれも伊蔵にとっては楽しめる内容ばかり(笑)
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下町の風情があふれる昭和30年代の柴又帝釈天参道の町並みを再現した精巧なミニチュア模型の展示コーナーは圧巻だった。細かい部分まで再現された模型は見ているだけで楽しい。伊蔵の子供の頃にはこういう商店街が沢山あったが今では本当に少なくなってしまったし、残っていたとしてもどこかしら観光地化されてしまっているところが多い。残念な事だ。
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シリーズ48作もあると映画ポスターも様々な種類があり、まるで画廊に訪れたのかと思う程。しかし寅さん、歳をとらない。どのポスターを見てもイイ顔をしている。ポスターもいい物だが伊蔵としては昔ながらの手描きの映画看板等も展示して欲しかったところだが、なかなかこういうものは残っていないのだろう。

とにかく『寅さん記念館』内は昭和の匂いが色濃く立ち込めているようであった。<つづく>
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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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