2017-08

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東京下町見物(その10・御茶ノ水/前編)

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宿を後にした伊蔵は北の方角に向かい「昌平橋」を渡り、左折して『湯島聖堂』方面へと続く外堀通りの坂道を登っていった。(上の画像はクリックすると拡大します)
この外堀通り沿いに流れる川は、『かぐや姫(南こうせつがリーダーのフォークグループ)』の曲で有名な『神田川』である。

湯島聖堂の森を右手に望む場所まで坂道を登って来ると正面に神田川に架かる鉄筋コンクリート製のアーチ橋が見えて来る。
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『聖橋(ひじりばし)』である。関東大震災の復興事業として当時の「東京市」が造った昭和2年完成のアーチ橋だ。橋名の由来は橋の北側にある国指定史跡である「湯島聖堂」と南側にある国指定重要文化財のビザンチン風建物「日本ハリスト正教会復活大聖堂(ニコライ堂)」両聖堂にちなんでいるとの事。この聖橋の下まで辿り着いた伊蔵は神田川のたもとに立ち風景を眺めたのだが、ふと気が付いた事があった。
DSCF4120.jpg

上の画像の風景を子供の頃に見たような不思議な感覚に襲われたのである。子供の頃に東京には来た憶えが全く無いのにこの感じは一体なんなのか?しばらく分からなかったのだがあれこれ考えているうちにやっと思い出した。
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確かにこの場所には初めて訪れた伊蔵ではあった。しかし実は絵本の世界で伊蔵はこの場所を訪れていたのだ!その本は(どんなタイトルだったか定かでは無い)電車の絵本だったと思う。その中の挿し絵でこの場所が描かれていたのだ。その記憶が実際にここに訪れた伊蔵の脳裏に甦ったというわけなのである。ちょっと感動した伊蔵であった。

伊蔵が今居る場所から神田川を挟んで対岸には『お茶の水駅』がある。この場所はJR中央線、総武線、東京メトロ丸ノ内線が交錯している地点で、カメラマンや鉄道ファン、絵描き等にとっては絶好の題材・名所的存在となっているようで、前述した電車の絵本の挿し絵として取り上げられるのも当然だったといえるのだ。東京都という都市の複雑な地下の断面を眺める事の出来る数少ない場所だろう。
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上の絵は今伊蔵が立っている御茶の水付近の江戸時代の様子を描いたもの。正面に富士山が見えていることから、東側から西方向を見たものであろう。絵の右側の坂道が現代でいうところの「外堀通り」だろう。伊蔵もこの坂道を登って聖橋の下まで歩いて来たわけだ。<御茶の水/後編につづく>

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Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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