2017-11

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伊蔵、上洛す(その5・哲学の道と大豊神社)

『南禅寺』境内の北側の道を伊蔵は歩いた。
この辺りの道沿いには京都料理で有名な『湯豆腐』を食べさせる店が並ぶ。

●順正 ●とり安 ●聴松庵 ●壺庵

などなど。どこのお店も美しい庭園を眺めながら『湯豆腐』をはじめ、『田楽』『生麩』『湯葉』などを楽しめる。お店の玄関先の構えも立派で伊蔵などはちょっと入り難い感じがする。料理の値段もそれなりにするだろう。
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それら名店の脇を伊蔵は進み『永観堂』の北側から東に進み『哲学の道』に出た。『永観堂』の入口で少しだけ赤く紅葉したモミジを見かけたが、まだまだ本格的紅葉といった感じではない。
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『哲学の道』は京都でも指折りの観光名所。『南禅寺』北側から琵琶湖疎水の分流沿いに『慈照寺(銀閣寺)』まで延びる約2キロの小道の事だ。京都大学教授で日本を代表する哲学者でもあった『西田幾多郎(にしだきたろう)』がこの道を散策しながら思索したことからこの名がついた。しかし現在は哲学思索しながらこの道を歩いている人はあまりいないだろう。この『哲学の道』沿いには小さな雑貨屋、喫茶店、飲食店など観光客の物欲、食欲をくすぐるお店が多く立ち並んでいる。観光客にとっては哲学どころではないのである(笑)

道沿いでは絵を描いている人、カメラを片手に写真を撮っている人などもいた。『哲学の道』の西側には上記した観光客相手のお店が多いが、反対の東側の山手の方には小さな寺社仏閣が多い。伊蔵はこの『哲学の道』に行くと必ず立ち寄る神社がある。
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『大豊神社(おおとよじんじゃ)』という。『哲学の道』から疎水に架かる大豊橋を渡って少しばかり奥に進んだ場所にある神社だ。『哲学の道』は観光客でひしめいているが、滅多にこの神社に訪れる人はいないので(ちゃんと道標に明記されているのだが)辺りはひっそりと静まり返っている。
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この『大豊神社』はこの辺りの地名『鹿ヶ谷(ししがたに)』の産土神を祀る神社で創建は平安中期頃というから歴史ある神社といえる。病気平癒や長寿、学問、縁結びなどに御利益があるといわれている。本殿には少彦名命、菅原道真公、応神天皇を合祀する。
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とまあここまではどこの神社も同じような感じなのだが、ここ『大豊神社』には他の神社とはちょっと違ったものが存在する。
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普通の神社には『狛犬(こまいぬ)』が両脇を護っているが(大豊神社にも上の画像のように普通の狛犬がいる)『大豊神社』には『狛犬』の他に、
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『狛猿(こまざる)』、
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『狛鳶(こまとび)』の他に、
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『狛鼠(こまねずみ)』が二匹もいる!ちょっとした【動物園神社】なのである(笑)『狛猿』『狛鳶』は本殿向かって左側にある『日吉社』の両脇を護っている。
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二匹の『狛鼠』は本殿向かって右側の『大国社』の両脇を固める。右側の鼠が抱える巻き物は『学問』を表わし、左の鼠が抱える酒器は『豊穣・薬効・子宝』を表わしているのだという。『狛猿』については『魔が去る(猿)』ということが言われているらしいが『狛鳶』に至ってはよく分からない(笑)この東山一帯を見守るように飛翔する鳶から連想して造られたのかもしれない。

この『大豊神社』は桜や梅の花が綺麗に咲くらしい。今回伊蔵が訪れた時は枯れ木のようで寂れた神社にしか見えなかったが、シーズンに訪れたならばかなり綺麗だろう。どちらにしても訪れる人もまばらな観光に染まっていない神社であり静かで雰囲気がとても良い。また訪れてみたい。<つづく>
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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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