2017-08

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伊蔵、飛騨路を巡る(その1・荘川へ)

この『飛騨行き』の計画は飲み会の席でかなり突発的に決まった。
しかも11月25日、26日当日出発まで一ヶ月もない状態であった。
最終的参加メンバーは・・・

●takeさん
●たいがぁ氏
●アキラ氏
●伊蔵

のいつもの飲み仲間四名と決まった。
ルートの候補・計画のメンバーへの伝達・宿泊施設検索をtakeさんより命ぜられた伊蔵は出発当日までの数週間、調整に明け暮れた。週末はtakeさんの店に出掛け計画案を練り直したり詰めたり結構大変であった。また『飛騨』方面は25日・26日は紅葉シーズンに当たっており、ギリギリになっての宿の予約は出来ない危険性を多分に孕んでおり何度も宿の事ではtakeさんと話し合った。いくつもの宿の候補を挙げて、takeさんにシラミつぶしに宿に電話をしてもらい、何とか『下呂温泉(げろおんせん)』に宿を確保した。

今回の旅は岐阜県高山市荘川町にある『里山茶屋 むろや』というカツと蕎麦と郷土料理が美味しい店で食事をするという事と高山散策、下呂で温泉と美味しい食事を頂くという簡単にいえば『食いしん坊・満腹ツアー』という名目。takeさんにとってはお店で出す食材収集と美味しい物発見と勉強の旅という事もある。全て岐阜県内の道を回るコースだ。
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当日、takeさんは自ら『ホンダ スーパーカブ90カスタム』を駆り全行程を走破する。『何を無謀な・・』と思われる方もいるだろうがこれが結構走れてしまうのである。実際にtakeさんは先日この『カブ』とともに名古屋から神戸までの往復ツーリング(一泊二日)に成功している。高速道・自動車道等を走行する事が出来ないのは難点だが、ゆっくり景色を楽しみながら経済的にツーリングを楽しむにはこれほど良い乗り物はない。

たいがぁ氏と伊蔵はアキラの運転する車に同乗する事になった。当日はそれぞれ別々に出発し、荘川の『里山茶屋 むろや』でお昼前に落ち合う事にした。

『岐阜県』という県は日本列島のほぼ中央部分にありかなり面積も大きく、県内は山地が大部分を占める。県内の地域は南部の『美濃(みの)』と北部の『飛騨(ひだ)』に分ける事が出来る。今回伊蔵らが出掛ける荘川・高山・下呂というのは岐阜県の飛騨地方にあるため、名古屋方面からはひたすら北を目指して走る事になるのである。

先程も書いた通りtakeさんの『カブ』は当然一般国道のみしか走れない為、必然的に出発時間も早くなる。一方伊蔵らは『東海北陸自動車道』を使い、白鳥インターで降り、国道156号を走り『蛭ヶ野高原(ひるがのこうげん)』を登り荘川に至るルートを採った。

道中、車の車窓から眺める山の風景は紅葉で赤錆色に染まっていた。まさにシーズン真っ盛りの様相であった。しかし蛭ヶ野高原くらいの高い標高まで登ると木々の葉はすでに八分目位散ってしまっていた。荘川の牧戸地区で高山方面に右折、荘川インター方面へと進路をとる。『里山茶屋 むろや』へ手っ取り早く辿り着くには荘川インターで降りるのがいいのだが、せっかくなので紅葉を楽しみたかった我々はちょっと手前の白鳥インターで降りたという訳なのだ。
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『里山茶屋 むろや』の店先に午前10時半頃に到着した。計画していた時間よりかなり早く着いた。だが先に到着しているはずのtakeさんの姿はここにはなかった。予想はしていたがtakeさんは荘川インター出口脇の道の駅『桜の郷荘川』の売店に寄っていたのだった。携帯で連絡をとり、無事むろやさんに到着した事を伝えるとすぐにそちらに向かうという返事。

『里山茶屋 むろや』の開店時間は午前11時からなのでたいがぁ氏、アキラ氏、伊蔵の三人は店外の駐車場で開店とtakeさんの到着を待つ事に。そしてしばらくすると西方から一台の小さなバイクがこちらへ向かって疾走して来た!まぎれも無くtakeさんだっ!!
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キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
防寒装備万全のtakeさん参上だ!(笑)到着をいまや遅しデジカメを構えていた我々を見たtakeさんは『ハッハハハハハ・・』と変に高笑いしながらむろや駐車場へと『カブ』を停めたのだった。とりあえず皆無事に集合場所に到着したところで『むろや』さんが開店。
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『里山茶屋 むろや』さんに実は伊蔵は以前に一度訪れた事がある。takeさんのお店のお客さんがこの荘川に別荘を所有しており、その方達とともに飛騨を訪れた時に立ち寄ったのだ。その時に食べたカツと蕎麦の味は今でも脳裏に焼き付いており、いつかまた立寄りたいと思っていた。『むろや』さんのお店の構えは、この地方独特の勾配の浅い屋根が特徴の古民家。古い建物のはずだが綺麗にリフォームしている感じ。
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『お待たせしました。どうぞお入り下さい。』

お店の入口から顔を出した店員さん(女将さんかな?)の声に促されて我々4名は早速店内へ。入口から中に入るとすぐに目に付いたのが『薪ストーブ』。お店の外に積んであった多くの薪があったのも頷ける。入口左手には勘定場と厨房、右手にはテーブル席が並んでいる。民家でいう『土間』の部分がテーブル席が並ぶ場所といえるかもしれない。その土間を挟んで高い場所に二間の和室があり、そこが座敷席となっている。
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座敷は民家の一室の佇まいそのままの感じであり、田舎のおばあちゃんの家に訪れたような安心感がある。木製の武骨な箪笥や屏風、巨大な壁掛時計、また『むろや』さんのご主人のご先祖なのだろうか古い顔写真が額縁に入れられ鴨居に掲げられていた。これらのものが違和感無く置かれている。そんな店内に我々は数時間の移動行程を終えて腰を降ろしたのだった。

『スーパーカブ』で寒い中を身体剥き出しで走行してきたtakeさんは緊張感がやっと解けたという感じであった。
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早速注文をする事にする。ここ『むろや』さんの名物は『手打ち蕎麦』とジューシーさが売りの『トンカツ』だ。元々『むろや』さんは『トンカツ』のお店として始まったとの事。それがなぜ『手打ち蕎麦』も始めたのか。これは説明不要であろう。この荘川辺りは『蕎麦街道』といわれるほど蕎麦屋が多いし、こういう良い環境なので水も旨く蕎麦も旨いから合わせて出しているのだろう。さて我々が注文した品は・・

●温蕎麦とヒレカツのセット(takeさん・アキラ氏・伊蔵)
●ざる蕎麦とヒレカツのセット(たいがぁ氏)
●ロースカツ単品ふたつ(皆で分け合う)

以上の品にビールが付くと最高だがこればっかりは断念するしかあるまい(笑)注文時におしぼりとなかなかに持ち心地の良い『御箸(竹箸)』が運ばれて来る。この御箸は『むろや』さんが蕎麦と御飯を食べやすくする為に『小関工芸/やまご箸店』に特に注文して造らせたもので不思議と手にフィットする。希望するなら500円にて分けて頂けるとの事。
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ここ『むろや』さんでまず最初に出されるのが『どぶ汁』だ。荘川の郷土料理だという。これはすり潰した大豆を水に溶かして溜り醤油で味付けしたいわゆる『豆汁』の事。『どぶ汁』の“どぶ”とはその見た目が白く、濁り酒の『どぶろく』に似ている事に由来する。ここ荘川では古くからある郷土料理で、特別な席などで振舞われるごちそうだったという。材料が大豆だけに栄養価も高く、最近の健康ブームでこの『どぶ汁』は再評価されているという。

お味の方はというと醤油の味が効いている為か豆汁というより『茶碗蒸し』の汁のような感じがする。ホッと一息つける郷土料理といえる。こういうホッと一息出来る品を一番最初にお客さんに出すという『むろや』さんの心使いは素晴らしい。
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さてお待ちかねの『ヒレカツ』と『ロースカツ』が我々の目の前にやって来た。以前に訪れた時にこれを食した時の衝撃がまた甦って来た!このお肉は味噌、カラシ、ソースをつけて頂くのもいいが、その旨さを味わうのなら何もつけない方が肉本来の旨味というものを驚きと感動を持って感じる事が出来る。外部をサクサクパリパリとした衣が包んでいて香ばしく内部の肉に至ってはアツアツジューシーで、口の中で咀嚼し続けるにつれいよいよ肉の旨味が出て来るという感動モノの美味しさなのである。というか食べていて『幸せ』を感じるといった方がいいかもしれない・・・。

『旨い!』
『旨いなこれ・・』
『旨いだろ?ははははは・・これを君達に食べさせたかったのだよ!』

たいがぁ氏、アキラ氏そしてtakeさん、伊蔵はそんな感想を述べながらひたすらに感動し続けたのだった。
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次に『温蕎麦』も運ばれて来た。冷たい蕎麦もいいがこの温かい蕎麦もなかなかのお味であった。まずはダシが美味しい。透き通っており味もしつこくなく非常にアッサリしているのだがしっかりと主張する『何か』を伊蔵は感じた。ダシがしつこいとせっかくの蕎麦の味をころしてしまうからアッサリ味なのだが、このバランスを保つのは難しいところだろう。

『むろやさん、このお味感服つかまつりました!』

そんな感想を持って全ての品を平らげたメンバー四名であった。
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腹の心地も良くなったところで我々メンバー達は『むろや』さんを後に。食事の最中にもこれからの進行コースについて話し合ったのだが、計画より早めに荘川に到着した事からこのまま『高山』へ向かう事となった。先日の『京都』では紅葉時期を外してしまった伊蔵だっただけに『小京都・高山』の紅葉は一体どうなっているだろうか・・そんな一抹の不安を抱えながら出発したのだった。<つづく>

●『里山茶屋 むろや』
 ・所在地: 高山市荘川町三尾河
 ・アクセス: 東海北陸自動車道荘川IC右折国道158号線沿い車で約4分
 ・営業時間: 午前11時~午後2時まで 午後5時~午後8時まで
 ・休日: 毎週月曜日
 ・電話:05769-2-2056
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豆汁豆汁(とうじゅう、中国語 豆汁儿d?uzh?r、酸豆汁儿su?n d?uzh?r)は、リョクトウ|緑豆を煮てから、すりおろして作った豆乳を乳酸発酵させた酸味のある飲料。北京の

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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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