2017-06

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伊蔵の『いざ鎌倉!』(その2・水族館見学)

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『新江ノ島水族館』通称“えのすい”と呼ばれ親しまれている水族館である。前身は日活の元社長『堀久作』氏が創設した江ノ島水族館であったが2004年リニューアルされた。伊蔵はこの水族館に立ち寄る予定はなかったのだが、実際に近くまで来てみるとどうしても寄りたくなってしまった(笑)
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かつてこの『新江ノ島水族館』にはミナミゾウアザラシの『みなぞう』がいて大変な人気を博していた。アッカンベーをするアザラシとして有名だったので御覧になった方も多いだろう。残念ながら彼は2005年10月にこの世を去ってしまった(享年11歳)伊蔵も実物を見る事が出来ないのが非常に残念だ。

さて伊蔵はチケットを購入し早速水族館の館内へと入っていた。まず目に飛び込んで来たのが小さな水槽とその隣に立て掛けられたクリスマスツリーであった。その水槽には何が入っているのかというと・・・
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それは体長70センチ程の『デンキウナギ』(笑)このウナギから発せられる電気を水槽に設置された電極盤に取り込み、クリスマスツリーの電飾を光らせていたのだ。以前にニュース番組でこの話題を取り上げていた為、伊蔵は知っていたが見るのは初めてであった。『デンキウナギ』の発電力の強弱によって微妙に電飾が明滅する様は見ていて面白い。ウナギ自体も普段我々が食べているウナギとは多少異なっていて古代魚かナマズによく似ている。分類も『デンキウナギ目デンキウナギ科』に属しているそうだ。

デンキウナギの体表には発電板と呼ばれる筋肉細胞が変化した器官が存在していて最大電圧800ボルト・最大電流1アンペアを発するという。このウナギの発する電気で人や馬が感電し心臓発作を起こし稀に死亡することもあるらしい。たかがウナギとはいえ侮れない。
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館内には様々な魚の展示がされているが中でも『相模大水槽』は圧巻。館内最大の水槽で海の自然が人工的に造られており、マイワシやエイ、サメ等の魚がゆったりと泳いでいた。
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特にエイ等は見ていて飽きる事が無く、『なぜお前はそんな姿形をしているのか・・・』とその泳ぎっぷりを見ていると思わずそう問いかけてしまいそうな衝動に伊蔵はかられてしまう。空を飛ぶ鳥の様に水中を泳いでいる感じで和んでしまう。
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エイと一緒に群れを成して泳いでいるマイワシを見ての伊蔵の感想はというとどうしても『新鮮で美味しそうだ・・・』と思ってしまうのだった(笑)この新鮮なイワシで『なめろう』を作って酒と一緒に食したら最高だろうなぁ・・などと水族館に魚を観賞しに来る人にあるまじき感想を持ってしまった・・・。しかし旨そうだ(笑)

そんなよからぬ考えを抱きながら館内を先へと歩いて行くと、なんと!『食卓の魚コーナー』という展示がっ!!まるで先程の伊蔵の感想が報われるような展示コーナーではないか。しかも水槽が調理方法で分類されている・・。

●刺身水槽
●揚物水槽
●煮物水槽
●鍋物水槽
●焼物水槽

ざっとこんな感じで区分けされていた。各水槽にはその料理方法で美味しく頂ける魚達が泳いでおり、魚の説明板のほか料理例の写真まで掲げられていてかなり変わった展示だった(笑)伊蔵がそんな中、注目した水槽はやはり焼物・鍋物だった。焼物水槽では『鮎』が泳いでいたからだ(笑)その姿は美しく実に美味しそうに泳いでいた・・。
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鍋物水槽で注目した魚は『九絵(クエ)』。この水槽の中では岩影に隠れていて全身を拝む事が出来なかった。この『クエ』はハタ科に属する大型肉食魚で、大きいもので1メートルを越える。九州の方では『アラ』とも呼ばれている。この魚は見た目、下顎がしゃくれて前に突き出していて分厚い口をしている為、いつも伊蔵はこれを見ると『悪代官にそっくりだな・・』と思ってしまうのだ。決して美しい魚では無いのだが美味しいのだという。しかしなかなか市場に出回らない高級魚で簡単に口にする事が出来ない。それにしても『クエ』は漢字で『九絵』と表記するとは初めて知った。
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次に紹介するのは『プレデター』では無く(笑)『高脚蟹(タカアシガニ)』だ。この蟹は日本近海の固有種で世界最大の節足動物。大きい物で脚を広げると三メートルを越える。水槽の中のタカアシガニはそんなに大きくは無かったが、その姿形はなかなかの迫力だ。名前の由来ともなっている長い手足を見ていると『海中の蜘蛛』のよう。このタカアシガニは食べる事も出来、そのまま刺身にしたり釜茹でにしたりして食べる。美味しいとの事だがこの巨体を見ているとどうも『大味』のような感じがしてしまうのだが・・・。
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この『新江ノ島水族館』には『クラゲファンタジーホール』といわれるクラゲ専門のコーナーがある。この不思議な海の生物もジィ~っと眺めていると飽き無い(笑)ホールはブルーを基調にした暗めの照明に加え、クラゲのように丸い円形となっていて周りにいくつかの水槽が並んでいる感じ。丸い天井にはクラゲの笠部分が被さっているイメージ。
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日本海沿岸で大量発生して毎年被害を出している『エチゼンクラゲ』の子供も見る事が出来る。クラゲという生物は実に不思議だ。身体の大部分がゼラチン質で構成されているにもかかわらずこれが生きているというところがそもそも不思議。種類によって身体の形状が異なっていて面白い。

エチゼンクラゲやタコクラゲなどは『海中を行く宇宙船』といった感があるし、幽霊の髪の様に長い触手を漂わせているもの、イルミネーションの様に光るもの等、様々なバリエーションがある。中でも面白かったのが『サカサクラゲ』と呼ばれるクラゲ。普通クラゲは笠を上にして漂っているモノだが、この『サカサクラゲ』はその名の通り海底に笠を下にして脚を上にしているのだ(笑)

これが水槽の中に何匹もいる異様な姿を見た伊蔵は何だか『怠けモノのクラゲ』に見えて仕方が無かった。クラゲというよりこれはイソギンチャクに近いのかもしれない。『サカサクラゲ』は身体の中の藻と共生しており、その藻が光合成しやすいように逆さになっているらしい。藻が光合成して得られる栄養をクラゲが共有しているらしい。
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この『新江ノ島水族館』に限らず『イルカ』『アザラシ』『ペンギン』『アシカ』は水族館の“人気の四天王”といってもよいだろう。この『新江ノ島水族館』ではバンドウイルカの繁殖に特に力を注いでいるらしい。イルカとの交流も『タッチングプール』と呼ばれる施設があり、手に触れて楽しむ事が出来る様になっている。

伊蔵は『カマイルカ』の地下水槽へ行って水槽のガラスをコツコツと手で叩いてみた。すると『カマイルカ』はそれに呼応したのか伊蔵の方へやってきて立ち止まって何かを話しているようだったが伊蔵の耳には「キー・・キキィー・・」としか聴こえなかった・・。イルカは頭が良いのでこういった人間との交流が出来るし、こちらも何だか癒されてしまうから不思議だ。彼等が話す言葉が理解出来たらどんなに素晴らしいだろう。人間達の事をどう考えているのか一度問うてみたいものだ。

こうして伊蔵の『新江ノ島水族館』の見学は終わった。かなりゆっくり見て回ったので時間もお昼近くになってしまっていた。伊蔵は水族館裏手の海岸沿いを東の方へと歩き、次の目的地『江の島』方面へと向かったのだった。<つづく>
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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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