2017-09

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伊蔵の『いざ鎌倉!』(その10・ハンサム大仏)

『鎌倉散策』には欠かせないスポットが『高徳院(大異山高徳院清浄泉寺)』にある『鎌倉大仏』であろう。『力餅家』の店先を東にしばらく歩いた伊蔵は北へと延びる“長谷通り”へと入った。この道を歩いて行けば『高徳院』の前に出る。

江ノ電『長谷駅』から『高徳院』へと続く“長谷通り”は観光客でごった返しており大変歩き難かった。この“長谷通り”には様々な店が軒を連ねており見て歩くのがなかなか楽しい。伊蔵は名菓を取り扱う店先や、土産物屋の店先での『試食』を摘み食いながら『高徳院』への道を歩いて行った(笑)
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しばらく“長谷通り”を歩くと右手に森が見えて来る。それが『高徳院』である。久しぶりだ・・。伊蔵が以前にこの『高徳院』を訪れたのはいつの事だったか・・・。拝観料200円を払い中へと入った。
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おおお!有名な『鎌倉大仏』が伊蔵の前に姿を現わした!日本三大仏と呼ばれているものの内にこの鎌倉大仏も含まれているが『高徳院』ではこれを自ら謳ってはいない。日本には各所に大仏が存在するが、伊蔵が一番好きな大仏はこの『鎌倉大仏』である。なぜなら、
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他の大仏に比べて非常に“ハンサム”だからだ(笑)あとは頭部・身体・全体のバランスが良い事もその理由の一つとして挙げられる。かの与謝野晶子も“美男”と詠んだ。

●『鎌倉大仏』(国宝/阿弥陀如来坐像)
・台座を含めた像高:13.35m ・仏身:11.312m ・重量:121t(青銅製)

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この『鎌倉大仏』は現在は外に剥き出しの状態で風雨に晒されているが、その昔は立派な大仏殿の中に鎮座していた。室町時代にこの地を襲った大津波によって大仏殿はことごとく倒壊してしまったという(現在は大仏殿の礎石のみが残る)。また大仏も最初は木造であったが1247年(宝治元年)の大風により破壊されてしまい、後に現在の青銅製の大仏が1252年(建長4年)に完成したと伝えられている(高徳院のしおりより抜粋)
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現在、青銅そのままの姿になってしまっているが昔は全身が金箔で覆われていたという『鎌倉大仏』。一体どんな姿をしていたのだろう。

今回伊蔵がこの『鎌倉大仏』を見たかった理由の一つは今までここを訪れてみた事が無かった鎌倉大仏の『胎内拝観』といわれるものを体験したかったからなのである。その胎内拝観の締切時刻が迫っていたので伊蔵は慌てて大仏へと走って行った(笑)

大仏正面から向かって右側台座付近に大仏内部への入口がある。伊蔵は胎内拝観料20円を払い中へと入って行った。台座入口から数段の階段を下って所にポッカリと暗闇へと通じる入口が空いていた。中に入るとにわかには目が慣れず何がどうなっているのか分からなかったが、どうやら階段があり登らねばならぬようだった。

階段を登った所が『鎌倉大仏』の“胎内”といわれる場所だった。観光客がかなりいてビックリしたが(笑)
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これはその胎内から大仏の背中付近を写したもの。大仏の背中には二つの窓が開いているのだ。窓への階段もあったが今は登れない様になっていた。胎内空間は外から眺めた時と違いかなり狭く伊蔵は感じた。
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胎内から大仏の殻部分をよく見てみると何筋もの継ぎ目が観察出来る。この継ぎ目は全部で8層ある。これは大仏造立時、融かした銅を何度にも分けて流し込み下部から上部へとゆっくり固めていった名残りである。これだけ巨大な青銅像を造る技術もさることながら当時の職人の苦労は並み大抵のものではない。
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この写真は大仏の首から頭の部分を胎内から見たもの。頭部分はポッカリ穴が空いている。伊蔵はこの頭の中に自分の頭を突っ込んで見てみたい衝動に駆られたがそれは見る術がないので叶わない。初めて見る事が出来た『鎌倉大仏』の『胎内』に満足した伊蔵は外へと出て改めて大仏の身体を眺めてみる事にした。
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『鎌倉大仏』の背後へまわって見ると先程伊蔵が“胎内”から見た二つの窓が背中部分に穿たれていた。窓の扉が大仏に生えた羽のようで何だか面白い。それだけでなくこの“猫背っぷり”がとてもユーモラスである(笑)
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短い時間ではあったがみっちりと『鎌倉大仏』を見学出来た伊蔵は満足し『高徳院』を後にする事にした。毎回訪れて思う事だが、

『鎌倉の大仏さん・・あなたは姿勢は悪いけどやっぱり“ハンサム”だよ・・』

伊蔵は大仏に向かってそう感想を述べて別れを告げたのであった。<つづく>
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Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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