2017-10

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m-k観光主催『越前・福井の旅』その2/白鳥町~旧和泉村

濃尾平野から福井県へ至るルートはいくつかあるが、いずれも険しい山道を通過しなければ越前・福井へは辿り着く事は不可能である。クルマで時間を掛けずに福井に至るには東名高速で米原ジャンクションへ出てそのまま北陸道を走るルートがひとつ。もう一つは東海北陸自動車道で白鳥インターまで走り、油坂峠道路を経由して国道158号を西へと走り福井に出るルートが最もポピュラーな選択肢であろう。

福井県は伊蔵の住む岐阜県と接しているお隣の県ではあるが大きな山塊が県境に立ちはだかっている為、近くて遠い場所という感じがする。その昔、戦国時代には冬場ともなれば兵を京方面や美濃方面に出す事は困難という土地であった。

m-kさんの旅の計画では上記した後述のルート、すなわち『東海北陸自動車道』を使って岐阜県長良川沿いを北上するコースを選択していた。名鉄岩倉駅を出発した我々メンバーは『一宮木曽川IC』から東海北陸自動車道へと入ったのである。伊蔵はこの辺りで疲労から深い眠りに陥ってしまい、目が覚めた時は『白鳥IC』手前数キロという始末となってしまった。暖冬ということで自動車道の周りには雪一つ無かったが前方の高峰、大日ヶ岳は白く雪を冠っていたのが印象的であった。

『白鳥IC』の料金所を出ると西側の巨大な山塊の中腹に縫うように延びる高い橋桁の道路が見えて来る。『油坂峠道路』である。この油坂峠は岐阜県郡上市と福井県大野市の間にある峠で標高は780メートルある。『油坂峠道路』が完成するまでは急な勾配と急カーブが連続する難所であった。伊蔵もその昔この旧道の峠道をバイクで走行した経験があるが蛇行する急勾配の道に閉口した。

その頃に比べると本当に便利で快適な道となっていた。あっと言う間に峠に辿り着いてしまい、その後は『九頭竜川(くずりゅうがわ)』沿いの国道158号をひたすら西へと進む事となった。この辺りは大した集落も無く、静寂の中を進むといった感がある。山肌の日陰部分には残雪が積っており、流石に山深い土地に来たなと思わせる。

しばらく変化のない道を進むとダム湖が見えて来る。『九頭竜ダム』の人工湖だ。このダムの高さは128メートルあり、その構造はロックフィルダム型式。ダム湖の湖面は波も無く、あくまで静かで周りの山々や岸辺の景色をまるで鏡の様に湖面に映し込み、見ていると吸い込まれそうというか美し過ぎて怖いような感覚に襲われる。

ダムを横目にしばらく進むと『旧和泉村(いずみむら)』の集落が見えて来た。この集落は昨今の市町村合併に伴い福井県大野市に吸収されてしまい、和泉村の名は消滅してしまった。福井県の中では最も東寄りに位置する小さな集落である。
kinoko_sub_02.jpg

この和泉集落では各種山菜、とくに舞茸(昇竜まいたけ)が有名だ。また蕎麦屋も多い。林業に携わっている家が多い為か木材を扱った工務店も国道沿いには多く見かけたし、民宿経営しているお宅もある。余談だがこの集落出身者として『あのねのね』の清水國明さん、その実姉で中古本販売店『BOOK OFF』社長兼最高執行責任者の橋本真由美さんが有名である。

そろそろ時刻はお昼を少しまわった頃となった為、和泉集落の一画にある『道の駅 九頭竜』にて休憩する事に。m-kさんとeさん、アキラ氏はここで昼飯をとるとの事だったが、伊蔵は起床時間が遅かったのもあり腹が減っていなかったので近くをウロウロ歩き回ってみる事にした。
DSCF5607.jpg

このことからもつくづく伊蔵自身が旅先での“団体行動”というものが苦手なのが分かる。これは伊蔵の習性なので仕方がない。『道の駅 九頭竜』の周りには一体何があるのか・・(ひょっとすると何も無いのかもしれない)とにかく伊蔵は静かな集落を歩き始めた。<つづく>
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お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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