2017-06

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m-k観光主催『越前・福井の旅』その3/道の駅にて

『道の駅 九頭竜』はその名の通り“道をクルマでドライブする人達の為の駅”であると同時に鉄道の終着駅でもあった。
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その駅の名はJR西日本『越美北線(えつみほくせん)九頭竜湖駅』という。福井方面からこの和泉集落までを結ぶ路線である。この路線は“越美”の名からも分かる通り越前と美濃を結ぶ鉄道路線として元々は計画されていたが、残念ながら美濃(岐阜県側)まで路線は延ばされず仕舞となってしまった。現在、岐阜県側の長良川沿いに走っている『長良川鉄道』はその昔『越美南線』と呼ばれており、この『越美北線』と結ばれ『越美線』となる予定だったわけだ。
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『九頭竜湖駅』は終着駅らしい寂しさに満ち溢れた駅であった。列車も福井方面から一日に五本しか走って来ない(笑)ホーム側はそんな寂しさに包まれていたが駅舎自体はログハウス風で小綺麗な佇まいとなっていてそんな感じは微塵も無い。このログハウス風の造りは『道の駅 九頭竜』の建物と同じとなっており、一つの『駅』といった様相を呈している。

『道の駅 九頭竜』では和泉集落の特産品である舞茸の販売や、パック入りの舞茸御飯や漬物、お惣菜等、田舎の素朴な名産が直売されている。m-kさんやeさん、アキラ氏はここで舞茸御飯を昼飯として食したようだ。

その時一方の伊蔵は『道の駅 九頭竜』の周辺をネタ探しの為に単独行動中であった。何も内場所かとも思っていたのだが周辺の地図看板をみつけて見てみると、駅裏の方には何やらありそうである。伊蔵は駅裏の道を西へ向って歩いて行った。駅裏には先程の名産品の舞茸の生産工場があった。さらにその先に向って歩いて行くとなぜか機関車が保存されているのが見えて来た。
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このちょっと小ぶりでスマートな機関車は1914年(大正3年)より造られた、国内の鉄道史上初の量産型蒸気機関車なんだそうだ。この型の機関車は実に687両が製造され、全国津々浦々に配備されたもので、ここに保存されている機関車は1973年(昭和48年)まで越美北線で運用されていた。県内で最後まで走っていた蒸気機関車のうちの1両である。
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この機関車の斜向いには古ぼけた民家が建っていた。『穴馬民族館』という資料館である。この旅から帰宅してからこの建物が資料館だと初めて知った(笑)昔話の雀のお宿のような藁葺き屋根の民家だが、この建物はかなり古く約300年前のものだという。江戸時代初期の一般的な家屋ということで、その時代の生活様式の一端を垣間見る事が出来る資料館となっている。冬は雪深いこの地方に相応しく、頑丈な造りに伊蔵の目には映った。

次に伊蔵は道の駅の前の国道を跨いで一本南側の旧道の方へと向った。旧道は昔の街道なので面白い発見が多々あるのだ。旧道は流石に狭く、木材店や工務店、手打ち蕎麦屋などがあった。街道沿いの家の一階部分の掃出し窓の外には雪害から窓ガラスが割れるのを防ぐ為のトタン板を立て掛けたお宅が多かった。木材店や工務店が多い為か立派な家が多い。街道の路面の中央には融雪用の水が出る様に水道管が埋められており、小さな穴を覗かせている。雪国ならではの風景だ。
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今年はかなりの暖冬という事でこの地方も雪が少ないようだ。しかも今日はとても暖かく冬とは思えない陽気、歩いていると汗ばむ程である。旧道を端まで歩き国道に出て伊蔵は『道の駅 九頭竜』の駐車場へと戻って来た。m-kさん、eさん、アキラ氏は伊蔵の帰りを今や遅しと待っていた様だ・・。スマンスマン・・

次の目的地に向ってアキラ氏のクルマは国道158号を西へと走り始めた。<つづく>
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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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