2017-07

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横浜散策編/その5・根岸森林公園『馬の博物館』

『根岸森林公園』は流石に昔は競馬場だっただけあってかなり規模の大きい緑が多い公園であった。横浜という大都市のすぐそばにこのように広大な地域が緑で囲まれているというのはちょっと珍しい。地域住民の憩いの場として親しまれているらしく、スポーツにいそしむ
人や犬等のペットの散歩コースとして活用されているようで、伊蔵が訪れたこの日も沢山の人で賑わっていた。
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ここ『根岸森林公園』は1866年(慶応2年)に完成した日本初の洋式競馬場『根岸競馬場』の跡地である事はすでに述べた。1867年から1942年(昭和17年)に幕を下ろすまでの76年間この地で競馬が行なわれていた。その後太平洋戦争中は海軍省に接収、敗戦後は連合軍に接収された。1969年(昭和44年)には競馬場跡地が一部返還され森林公園化された。現在でもこの辺りの一部の土地は米軍関係者、米軍の管理化にあって立入りが禁止されている。
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早速伊蔵は森林公園内へと入って行った。公園内中央は少し窪地となっていて一面芝生が敷き詰められていてゴルフ場の様な景観を見せていた。
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しばらく樹木の木漏れ陽の中を進むと『馬の博物館』の入口が見えて来た。伊蔵は“競馬”はやらないのだが『馬』自体は好きなのである。いつか乗りたいと思っているのだがいまだにその機会が無い。
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『馬の博物館』は日本最初の競馬場『根岸競馬場』のあった場所を記念して馬についての知識を広く普及しようと建てられたもの。日本中央競馬会『JRA』の外郭団体『馬事文化財団』が運営している。『馬』は犬や猫等とともに古くから人間の歴史に密接に結びつきのあった動物だ。戦争・農耕・通信や移動手段・競技・食用など様々な手段で『馬』は人間と関って来た。それら人間との交流を幅広い分野で分かりやすく学ぶ事の出来るのがこの『馬の博物館』というわけである。
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『馬の博物館』の建物の前には『シンザン(神賛)』の銅像があった。伊蔵は競馬は詳しくない為にこの馬について少し調べてみた。

●『シンザン』(1961-1996)父・ヒンドスタン、母・ハヤノボリ
日本競馬史上二頭目、戦後初のクラシック三冠馬(皐月賞・日本ダービー(東京優駿)・菊花賞を制した馬)当時八大競走で牡馬が最大限勝てるレースが五つでそれを全て制したことから「五冠馬」と呼ばれる。その走りは『鉈の切れ味』と呼ばれた。引退後は種牡馬となって数多くの優駿を競馬界に送りだした。サラブレットの長寿記録、軽種馬の長寿記録を持っていてこれは現在まで破られていない。1996年7月6日老衰により永眠(享年35歳)。葬儀は盛大に行なわれ、普通馬は火葬されるのが常だがシンザンはテンポイント以来の土葬が行なわれ、生まれ故郷である北海道谷川牧場に墓が建てられシンザンはそこに眠っている。

競馬についての知識がなかった伊蔵にもこの『シンザン』の名がどこか記憶に残っていたのはこの馬の長寿にあったのだという事がわかった。フト、サントリーの缶コーヒー『BOSS』のコマーシャルの『宇宙人ジョーンズ地球探査シリーズ』の第七弾、『宇宙人ジョーンズ/牧場編』を思い出した(笑)。このCMでは競馬ファンに惜しまれつつ現役を引退した競争馬“ディープインパクト”と俳優“トミー・リー・ジョーンズ”が共演している。このCMシリーズは伊蔵も好きなものの一つになっている。一日に三回も“種付け”するというディープインパクトを世話する厩務員ジョーンズがしみじみと呟く・・
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『この惑星では・・引退してからもキツイ・・』

『人間』の人生においても定年退職してからも同じ事がいえるが『競争馬』の一生というのもなかなか大変だといわざるをえない。

話を『馬の博物館』へと戻そう。入館料200円を支払って中へ。この日の『馬の博物館』では春期特別展『三国志をいろどる馬たち』という催しも行なわれていた。展示室は1階と2階に別れていた。2階部分が入口となっている。残念ながら館内は撮影禁止。2階部分では主に根岸競馬場だった頃の紹介と展示がなされていた。また馬の模型が置いてあり馬具の名前など説明がされていた。普段間近で見る事がないものばかりなので伊蔵は近くに目を近付けて見学した。
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階段を下って一階に行くと春期特別展『三国志をいろどる馬たち』の展示室があった。中国は大陸だけあって馬が歴史に大きく関って来た。展示品は馬を題材にした埴輪や秦の始皇帝が全国巡幸時に使用したとされる四頭立ての馬車『銅車馬(どうしゃば)』のレプリカ、『絵本三国志』の展示、NHKで昔放映されていた実際に人形劇で使用されていた三国志のキャラクター人形など見ていてかなり面白かった。三国志では関羽が乗っていたとされる一日千里を走ると言われた名馬『赤兎馬(せきとば)』についての掛け軸や説明もあった。他にも漫画家である横山光輝氏の『三国志』のコミックの展示もあって楽しめた。本で三国志は読めなくても漫画でならと読んだ人も沢山いる事だろう。

このほか馬の祖先から現代馬までの進化の過程や馬の生態を細かく知る事の出来る展示室もあり、また自分の馬力を測定出来る「馬力測定機」なるものをあったりして面白かった。思った程『馬の博物館』は規模は大きくはなかったが楽しめた。

伊蔵はこの後、実際の馬を見る事が出来る『ポニーセンター』へと出掛けた。<つづく>
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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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