2017-09

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

煙りに巻かれて『秋刀魚』を味わう

『秋刀魚(さんま)』は日本の大衆魚として誰でも知っている魚だろう。これからの時期、これほど旨い魚はない。伊蔵も毎年この季節に秋刀魚をやっつけている(笑)
DSCF6548.jpg
takeさんのお店でも早くも『秋刀魚』が登場しはじめる。

◆『秋刀魚(さんま)』
ダツ目/サンマ科の海水魚。日本の秋の味覚を代表する魚として広く知られている。細い刀を思わせる様なその魚体から『秋刀魚』と表記される。他にも『狭真魚(サマナ)』とか関西方面では『祭魚(サイラ)』という呼び方がある。江戸時代から大衆魚として親しまれていた。古典落語『目黒のさんま』で百姓屋で焼かれていたさんまの塩焼きを食べた殿様が(当時、秋刀魚は下衆庶民が食べるものとされていた為、殿様の口には普通入らなかった)その味を絶賛したという話もある程、塩焼きは秋刀魚料理の代表である。この落語の舞台となった目黒駅付近では『目黒のさんま祭』というイベントが開かれている。

DSCF6549.jpg
takeさんの店で見せてもらった『秋刀魚』。この銀色に輝く姿を見よ!身も程よく肥えていてとても美味しそうだ。新鮮で脂がのっている秋刀魚を見分ける方法はいくつかある。口先がほんのり黄色く色付いているもの、秋刀魚の後頭部から背にかけてが盛り上がっているもの、尾を持って秋刀魚の頭を上に向けた時、身体が曲がらずに真っ直ぐ立つものなどが良いとされる。
DSCF6553.jpg
八月のお盆を過ぎると北海道釧路沖から新サンマが穫れはじめ、その後太平洋側を徐々に南下(産卵の為に南下する)、三陸沖で穫れるようになる頃が脂の乗りが丁度良い。

ここでちょっと思い出したが宮城県のとある漁港近くに住む“BARギコONLINE”のメンバー『龍(マスター)』は穫れたて新鮮な秋刀魚をタダで食べているという事実。漁港が近いという事でタダで分けて貰えるらしい・・・羨ましい限りである。
DSCF6555.jpg
takeさんは二尾の秋刀魚に塩を振って串に刺し炭火でじっくりと焼き始めたっ!!しばらくすると秋刀魚の身体から脂が炭火の上にポタリと落ち、

『ジュッ・・!!』

と白煙とともに凄まじいばかりに秋刀魚の旨味を含んだ香りが周囲に漂い始める。実に食欲を誘う香りだ。徐々にジュワジュワと秋刀魚がいい焼き色に色付いてくるのがわかる。ここで“ニャンコ先生”の如く、

『とってんぱ~のにゃんぱらりっ!』

秋刀魚がキャット空中三回転ではなく裏返されたのだ(笑)
DSCF6558.jpg
ウホッ!こ、これは!!先程までの輝くばかりの銀色の魚体が炭火に焼かれる事によって金色の焦げ目が付き見るからに旨そう。店内はすっかり秋刀魚から発生する煙りによって真っ白だ。
kikancyou.jpg
“徳川機関長”も
『炭火火力120%!秋刀魚の焼き具合に異常な~し。煙排出圧力弁開きます・・』
と第一艦橋の島大介航海班長に報告しそうな勢いである(笑)
DSCF6560.jpg
この秋刀魚を美味しく頂く為のアイテムは『大根おろし』『生姜』『刻み葱』の三段構え。これだけで十分美味しく食べられる。
DSCF6562.jpg
そして出来上がった『秋刀魚の塩焼き』。う~ん美しい・・。takeさんも食べたかったらしくこの時ばかりは自分の分も一尾焼いたという訳だ(笑)takeさんは自分の店で飲む事はあっても滅多に食べるという行為はしないのでこれは珍しい出来事なのである。それだけこの時期に食べる秋刀魚というものは美味しいという事であろう。早速伊蔵は秋刀魚の身体に箸を入れた!
DSCF6563.jpg
脂の乗った背の部分から開くと厚い身の中から秋刀魚の香り一杯の煙りが上がった。身離れもいいので骨も綺麗に剥がれる。これを先程の大根おろしと生姜、刻み葱を乗せて頂く。醤油は無用だ。
DSCF6567.jpg
口中に広がる秋刀魚の旨味と仄かな苦味・・・こいつぁ~最高だ!!実を言うと伊蔵、その昔は秋刀魚のハラワタの苦味が嫌いで苦手な魚のひとつであった。しかし歳を重ねるにしたがいこれほど美味しい苦味はないと思う様になったのである。不思議なことだ。
DSCF6571.jpg
身をすっかり頂いた後は骨まで食べる!!骨だけになった秋刀魚を再度火で炙る。これを施す事で『秋刀魚ボーンスナック』が完成するのだ!
DSCF6573.jpg
大きな皿には見栄えが悪いが『秋刀魚ボーンスナック』が完成。頭からかぶる。カルシウムたっぷりの香ばしいその味は本当にスナック菓子に近い。そして先程この世に存在した二尾の秋刀魚はすっかりと消滅しさったのだった。秋刀魚も我々に食べ尽くされる事によって成仏したに違いない。

今年は何尾の秋刀魚を成仏させる事になるのだろう・・・楽しみだ(笑)
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://moriizou.blog39.fc2.com/tb.php/386-1b70cf3a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

お盆に現れた新規のお客様 «  | BLOG TOP |  » 最近の二冊

プロフィール

伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。