2017-07

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『荘川・郡上八幡』への旅/その3・終着駅そこには・・

伊蔵と学生達を乗せた列車が『郡上八幡駅』を発車した。彼ら学生達はどこまで列車に乗って行くのだろうか。郡上八幡駅を過ぎたあとも停車する駅はことごとく古さが目立つ駅ばかりだった。郡上市の八幡、大和といった地域を貫く形でレールは続き伊蔵を乗せた列車は終着駅に程近い最後の大きな駅『美濃白鳥駅(みのしろとりえき)』へ到着したのだった。

『美濃白鳥駅』は郡上市白鳥の町の中心部にある。近くには東海北陸道の白鳥インター、福井県へと抜ける中部縦貫自動車道油坂峠道路などの自動車専用道路がひしめいている。山奥にある町だがそこそこひらけている。

この『美濃白鳥駅』で伊蔵以外の乗客は全て降りてしまった為、車両は伊蔵一人の貸切状態となった(笑)美濃太田駅方面から来た列車の大部分はこの『美濃白鳥駅』で折り返しとなる。真の終着駅『北濃駅』まで乗り入れる列車本数は非常に少ない。しばらくの間『美濃白鳥駅』で停車した後、列車は運転手と伊蔵のみを乗せて終着駅に向けて走り始めたのだった。
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ガラ~ンとした車内に列車の車輪から響くレール音のみが聞こえてくる。外の風景はいよいよ山深くなって来ていて終着駅が近い事を思わせる雰囲気になってきた。『白鳥高原駅』、『白山長滝駅』を越えるといよいよ長良川鉄道の終着駅『北濃駅』となる。美濃太田駅を出発して約二時間に及ぶ伊蔵の列車の旅も終わりを告げようとしていた。
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車内の乗車料金掲示板にも『北濃』の二文字が表示された。列車のスピードも徐々に落ちて来た・・・。そして列車は午前8時34分『北濃駅』のホームへ静かに停車したのだった。伊蔵は荷物を背負って切符を運転席横の料金箱に入れ列車の出口からホームへ足を降ろした。その刹那、冷たい空気が伊蔵の顔を撫でる様に吹抜けた。駅がある標高が高い為明らかに空気が冷たいのだ。
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『北濃駅』のホームには当たり前だが誰の出迎えも無く辺りは恐ろしい程に静まり返っていた。駅舎はあるのだが人気というものが全く無い。駅舎前にある国道156号線を走るクルマの走行音のみが聞こえてくる。こんなに寂し気な駅は初めてだ。
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伊蔵は二時間あまり旅を共にした『ナガラ3形』に「ここまで伊蔵を運んでくれてありがとう」と別れを告げた。このホームの向こうでレールは途切れている。
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美濃太田駅から72.2キロ、海抜446メートルか・・・なるほど。木製の看板に書かれた『北濃駅』の位置を眺めながら伊蔵は人気の全く無い木造駅舎へと足を進めた。駅の改札口をくぐると昔懐かしい木造の待合室があった。木製のベンチに蜘蛛の巣がかかっているのが何だかうら寂しい。
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駅舎はいかにも終着駅に相応しい佇まい。この辺りは冬ともなれば雪が多く積もるため駅舎の老朽化も著しい。
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駅舎の脇にはかつて『北北らーめん福乃屋』というラーメン屋が存在したが今では廃業してしまっている。
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予期はしていたが『北濃駅』駅前の広々とした駐車場にはクルマ、バスはおろかタクシーの一台も停まってはいなかった。バス停は一応あるのだがバスが来るのは一時間以上後である。駅前の公衆電話にあった電話帳で郡上の観光協会を調べ電話してみたものの土曜日の早朝という事もあってか先方が電話にでない・・・・。

さてここからどうするよ・・・伊蔵!<つづく>



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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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