2017-10

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『荘川・郡上八幡』への旅/その8・アマゴ塩焼き

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Kさん夫妻の『山小屋』に無事に辿り着いた我々五名は早速に夫妻に挨拶し荷物を部屋へと運び入れた。さすがに空気がひんやりとする。この別荘地のすぐ脇には東海北陸自動車道があるがこの付近が日本の高速国道の最高地点(標高1085m)となるらしい。Kさんの話によるとこの別荘地の初雪は北海道でのそれとちょうど同じ時期になるのだという。

『いやぁ~よく来たねぇ~ははは』

Kさん夫妻は笑顔で我々を迎えてくれた。
takeさんと伊蔵はKさん夫妻とはお店で何度か一緒に食べたり飲んだりしているので久しぶりという関係ではないがm-kさんもtakeさんのお店では顔見知りではあるものの会うのはかなり久しぶりだったらしく再会を非常に喜んでいた。eさんとアキラ氏はKさん夫妻とは初対面という間柄。

Kさん夫妻は我々が『山小屋』に到着する日の前日にすでに荘川入りしており当日の午前中には食材関係を高山まで買出しに行ってくれていた。ほとんどの食材は我々が到着前にすでに『山小屋』に運ばれていたわけだが“ただひとつの食材”だけがまだなのだった。それは何か?実は川魚『アマゴ』なのであった。Kさんがこの別荘地の近くにある養魚場に頼んで何尾か用意してもらっているらしい。川魚が大好物な伊蔵にはタマラナイ食材だ!しかも『アマゴ』なんて普段滅多に食する事なんて出来ない。

Kさんが養魚場に『アマゴ』を受け取りに行くと言うので伊蔵も同行させて頂く事にした。Kさんのクルマに乗り込み別荘地内から国道158号線に出て西へ数十分の距離に目指すその養魚場はあった。
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国道脇の土手を降りていった場所にある『形部養魚場』。土手を降りていくと巨大で立派な木造家屋があった。
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軒にいくつも突出している梁材がこの地方の厳しい冬の豪雪の凄さを物語っているかのようだ。建築材も太くとても頑丈そうだ。この木造家屋の玄関に向かってKさんは『ごめんくださ~い』と呼び掛けたのだった。しばらく間があった後、家の中からお婆さんが現れた。顔に深い皺が刻まれいかにも働き者といった感じのいい表情をたたえたお婆さんであった。Kさんが、

『アマゴを頼んだKですが仕上がってますか?』

とお婆さんに問いかけた。お婆さんは、

『はいはい、出来てますよ』

と答えKさんと伊蔵を母屋のすぐ向かいにある小さな建物へと誘った。小さな建物は川魚のハラワタを除去したりする作業場兼保存場所となっているようであった。さらにその先に道が続いており養魚場がある感じだった。Kさんは自分で『アマゴ』のハラワタを処理してもいいと思ったそうなのだが何分大人数という事もあって処理しなければならない数も多いので今回は養魚場に頼んだようだ。
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お婆さんは予めビニール袋の中に『アマゴ』を入れてくれていた。おおお!なんて綺麗な魚だろうか・・鮮やかな赤い斑点が見てとれる。『アマゴ』は『ヤマメ』とそっくりな形状をしているが『ヤマメ』にはこの赤い斑点は無い。

伊蔵は『アマゴ』を大切に抱えてKさんとともに再び『山小屋』へ。
山小屋のテラスではtakeさん、m-kさん、eさん、アキラ氏そしてKさんの奥さんが談笑して『アマゴ』の到着を待っていた。早速takeさんが近寄って来て『アマゴ』を見る。

『おお!綺麗な色やなぁ~結構デカイし・・』

takeさんも感嘆の声をあげていた。さぁ!早速この新鮮な『アマゴ』を塩焼きにして頂く事にしよう!それにはまず“串打ち”せねばならない。Kさんの串打ちを参考にアキラ氏と伊蔵がこの串打ちに挑戦する事になった。しかしこれがなかなか難しく難航した(笑)『アマゴ』の頭を持って口を開かせ串を尾部に向かって差し込むのだがそのまま真っ直ぐに刺したのではいけない。まっすぐに差してしまうと焼いた時に身が崩れ落ちてしまうのだ。背骨を縫う様に差し込んでいく。これを行なうと魚体がSノ字状にくねって『これぞ塩焼き!』のカタチになるのだがアキラ氏と伊蔵が串を打つとなかなか上手くいかなかった・・・(笑)
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“串打ち”に難航しながらも全ての『アマゴ』の串打ちをやり遂げた!
まるでアマゴ達は“ヴラド・ツェペシュ”によって串刺しにされたオスマントルコの兵士達のようだった(笑)
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テラスに置かれた円形の木製テーブルの上には塩焼き専用の陶器製の大皿が置かれていた。皿の中央部に炭を置くスペースがあり大皿の縁部には串を差し込む穴が穿たれているというもの。穴は角度がつけて穿たれてあり串を差し込んだ時に中央部の炭の上に全ての串の先が傾く様になっている。なかなかの優れものだ!塩を打って次々に『アマゴ』を炭に向けて立てていく・・・。やがて『アマゴピラミッド』の完成!(笑)

じっくりと焼き上がるのを待ちながらみんなで“エビス”または“氷結”飲む!
まわりには美しい大自然・・・ゆっくりと時間が流れていく・・・最高のひとときだ。いい気分に浸っているとやがて『アマゴ』の美味しそうな香りが漂ってくる。
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半面が焼き上がり串をクルクルとまわしもう半面を焼く。焼き上がった面は塩が白く浮いて皮のパリパリ感も実にイイ感じ。ピラミッド状に立てられた『アマゴ』達をじ~っと静かに凝視しているみんなも何だか笑えた。『食べたいばっか』なんである(笑)ジ・・ジジジッ・・ジュッ!確実に『アマゴ』はみんなの目の前で焼き上がっていく・・・。
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さぁ!焼き上がりだ!う~んタマラン・・・。みんな“ネコ化”したかのように『アマゴ』にかぶりついた。案の上の香ばしさと美味しさ!やっぱり川魚は最高だ!!『山小屋』での食の宴は『アマゴの塩焼き』を幕開けとして始まったのだった。しかしこれは単なる序章に過ぎなかったのである。<つづく>



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● COMMENT ●

うお!!うまそw
食欲の秋ですな♪

うまかった!

鎖骨さん>>
こいつぁ~旨かった(笑)
酒飲みにはタマラナイ一品でしたよ!
また食べたい・・・

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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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