2017-08

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『荘川・郡上八幡』への旅/その16・雨の郡上を歩く

『備前屋』さんでしばしの休憩の後、Kさん夫妻とtakeさんと伊蔵は雨の郡上の町を少しだけ散策する事に。外は相変わらずの雨模様だったので宿の傘をお借りした。またtakeさんと伊蔵は“下駄”に履きかえて町を歩く事にした(笑)

カランコロン・・・と下駄の音を路上に響かせ『郡上の鬼太郎』と化したtakeさんと伊蔵は郡上の町を歩いた。
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新橋の架かる吉田川は雨の影響で増水しているらしく見た目にも荒々しい流れを見せていた。新橋を渡った場所にあるのが『郡上八幡旧庁舎記念館』。
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この建物は登録有形文化財に指定されている。昭和11年に建てられた洋風建築。屋根構造には当時最新の技術であったトラス工法が用いられている。もとは庁舎として使用されていたが現在では観光案内所、特産品展示、休憩所として使用されている。
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Kさんが次に紹介してくれたのは郡上の鶏肉販売店の中でも有名な『かしわ鳥信』さん。各種鶏肉、ケイチャンなどを販売しているお店なのだが残念ながらこの日はお休みだった。takeさんはこのお店で買出しをしようと考えていたらしいので残念がっていた。その後も郡上の町を歩き食品サンプルの販売・体験で有名な『サンプル工房』の前へ。
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サンプル工房の店頭には美味しそうな鮎の塩焼きに焼きおにぎりが炭火の上に敷かれた金網の上に置かれていた。これが全て食品サンプル・・実に上手く作ってある。サンプル工房の店頭から少し歩くとまた吉田川へとぶつかる。そこに架かる『宮ヶ瀬橋』を渡る。
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この『宮ヶ瀬橋』の袂に蕎麦屋がある。
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『そばの平甚』さんである。残念ながら伊蔵はまだ平甚さんの蕎麦を食した事が無いが郡上では名の知れたお蕎麦屋さんだ。かなり歴史のあるお店で約四百年前には造り酒屋をされていたらしい。初代を酒屋甚助という。代々この“甚助”の名跡が店主に受け継がれている。江戸時代には庄屋をしていて名字帯刀を許され『平野』姓を名乗ったので平野甚助、『平甚』が屋号となった。蕎麦屋になったのは先々代甚助の頃。当代は九代目を名乗られているが実際は三十代目になるようだ。(詳しくは平甚さんのHPを見てもらいたい)

『そばの平甚』さんの蕎麦は十割蕎麦。信州の蕎麦粉を使用している。注文を受けてから手打ちする為、混雑時などは少々待たなくてはならない。人気はさるそばという事だが伊蔵が気になる品は“とりそば”。とりそばは温かい蕎麦で鶏肉と青葱がたっぷり入った一品らしく一度味わってみたい。その他“天女魚(アマゴ)そば”もあるというから嬉しい。

●『そばの平甚』ホームページ/http://www.hirajin.com/index.php

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平甚さんの界隈は郡上の町の中でも古い町並が残る地区。本町、職人町、鍛冶屋町と呼ばれる辺りだ。郡上八幡城の城下町として発展した。“水のまち郡上”のシンボルである湧水『宗祇水(そうぎすい)』もこの辺りにある。観光客にも人気のこの地区は雨にもかかわらず賑わいを見せていた。
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そんな町並を眺めながら歩く我々の鼻腔に香ばしい匂いが!むむむ・・・『鮎の塩焼き』の店頭販売ではないかっ!!実のところ我々は荘川の山小屋での朝食大量摂取の後、何も口にしていない。この時間になってやっとお腹が減って来ていた。非常に食べたい・・・食べたいが・・ここは備前屋さんでの夕食の為に断腸の思いで店頭販売の前を通り過ぎた我々であった(笑)
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まさに“耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・”なぜか昭和天皇の玉音放送でのお言葉が脳裏に浮かぶ。激しい食欲を押さえつつ伊蔵らは郡上八幡城下を彷徨った。
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そんな我々が次に立ち寄った場所は『水のまち 流響の里』という郡上の土産物や郷土料理が楽しめる施設。店内に入ると実に様々な名産品が販売されていた。
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おおお!ここでも伊蔵の大好物『鮎』の加工品がっ!鮎の甘露煮はそんなに珍しくはなかったのだが他へ目を移すとそこには・・・
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なんと“鮎のうるか”の瓶詰めが販売されていたのである!こいつは珍しい。“うるか”とは鮎の内臓の塩辛の事である。酒飲みにはタマラナイ品だ!この品には鮎の身も入っているようだ。塩辛は人によって好き嫌いがあると思うが伊蔵は購入せずににはいられなかった(笑)宿に戻ってから早速味わってみたが鮎の香りと苦味が凝縮された複雑な味であった。アツアツの御飯に少し乗せて食べたりお茶漬けにしたら最高だろう。うるかにも色々種類があって頭とヒレ以外を使用した『切込うるか』、卵巣を利用した『子うるか』、精巣を利用した『白うるか』、そして伊蔵が購入した内臓を利用した『苦うるか』などがある。
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そんなこんなでKさん夫妻とtakeさん、伊蔵の雨の郡上巡りは終了し一路宿へと戻ったのである。しかしながら伊蔵はフトたばこを買う事を忘れていた為再び町へと向かった。一人でブラブラしたかったという事もあったので歩いてみた。
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まずは『やなか水のこみち』へ。いつもなら観光客であふれるこの小道もこの天候では来る人も少ないようだった。小道には伊蔵の他に自分のペットなのだろうか豆柴犬を撮影する人がいただけだった。
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こういう雨に濡れた『やなか水のこみち』を眺めてみるのもいいものだ。
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小道にびっしりと敷き詰められた石は吉田川から運ばれたものらしい。その石畳が自然の打ち水『雨』によってしっとりと濡れていかにも水のまち郡上といった雰囲気を演出しているかのようだ。
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その後も伊蔵は郡上の町の中を歩き回った。小さい町なので軽く回れてしまった。
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宿への帰り道、伊蔵は『サンプル工房』さんへ立寄りいくつかの土産物を購入。“焼き鮭”に“たこ焼き”のマグネット(笑)“たべれません”のパッケージが面白い。しかし旨そうだ(笑)

郡上一人歩きを十分に楽しんだ伊蔵は『備前屋』さんへと戻った。歩いた為か本格的にお腹が減って来た。『備前屋』さんでの夕食は午後六時からという事になっていた。しかしまだ数時間の時を待たねばならなかった。ここでKさんから提案が出て食事を一時間繰り上げる事に(笑)この提案は『備前屋』さんに伝えられ了承して下さった。

実は部屋でテレビを見ていたのだがそこでは『TVチャンピオン 大食い選手権』の再放送が放映されておりそれを見ていた我々の空腹の度合いは究極の限界域に達していたのである。<つづく>




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幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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