2017-06

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伊蔵の『大坂・秋の陣』/その4・黒門市場/後編

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『黒門市場』の歴史をここで紹介しておこう。
もともとこの地には『圓明寺』という巨大な寺院がありその周辺で商人達が魚の売買を行っていた。その為当初は『圓明寺市場』と呼ばれていた。この寺院は現在は存在しない。明治時代末に起こった「ミナミの大火」によって寺院は焼失してしまったからだ。実はこの寺院の一角には黒い山門があったのである。

先にも書いたが江戸時代、千日前一帯は『刑場』であった為、多くの罪人がこの地に護送されて来ていた。天満にある監獄から処刑の決まった罪人達は道頓堀辺りまで護送され千日前の刑場までつれて行かれるわけだがその時に先程の『圓明寺』にある黒い山門『黒門』をくぐったのだという。この『黒門』をくぐったら最後生きては戻れないという罪人にとってはとても恐ろしい門であった。これが『黒門市場』の名前の由来となっている(この話は後に登場するが伊蔵が出会う事になる関西の謎のオッチャンから偶然聞いた)

明治35年にこの市場は公認市場となり大正・昭和期と発展を続けたが昭和20年3月14日の『大阪空襲』で『黒門市場』は灰燼と帰してしまう。しかし戦後すぐこの一帯にはバラックが建ち始め市場は再建されていったという。現在では『大阪の台所』『大阪の胃袋』とまで称せられるようにまで『黒門市場』は発展し、東京上野にある『アメ横』と並んで年末の報道番組でテレビ中継される定番市場なった。暗い刑場の歴史、さらに大火や空襲等の被害を受けつつも関西人はたくましく市場の再建・復興を立派に成し遂げたのだ。

そんな関西人のパワーが漲っているような『黒門市場』を伊蔵はなおも歩き回っていた。先に紹介した魚介類を扱う店の他にも旬の野菜や果物を売る店も沢山あった。
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秋の食材である松茸、芋をはじめ豆類、栗も売られていた。特に芋の種類には驚かされた。紫芋、京芋、えび芋、小金芋など実にいろいろな芋があって面白い。これ程様々な種類が揃っているというのも市場ならではの光景だろう。
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しかし伊蔵はやっぱり魚介類を見るのが好きだ!
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色とりどりに異なった姿形、大小様々の魚達を見ていると、

『お前達は一体どんな味がするんだい??』

と問いかけたくなってしまうと同時に是非味わってみたい衝動に駆られてしまう。
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一通り『黒門市場』を回った伊蔵。市場だけでなく市場内で気になる店もいくつかあった。
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『黒門市場』の入口脇にある『黒門ラーメン』。結局食べる事はしなかったがお客さんが結構入っていたので気になった。秘伝のとんこつラーメンと醤油ラーメンが売りのラーメン屋さんらしい。入口に食券を売る発券機があり客は食券を購入してからラーメンを食べるというシステム。堺筋の道路沿いから店内は丸見え状態(笑)
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もう一軒、こちらは是非寄ってみて味わいたかったうどん屋『あそこ』。何が“あそこ”なのかよく分からないのだが(笑)変わった名前のうどん屋さんだ。このお店は黒門市場でうどん屋といえばココというくらい有名なところで、特に和風だしで作ったトロトロのカレー餡が美味しい『カレーうどん』が看板メニューになっている。このカレーうどんの麺は太麺・細麺の二種類が選択出来るが人気は細麺の方だという。細麺のカレーうどんにかやく御飯を注文するのが“通”らしい。残念な事に伊蔵が訪れた日お店は休みであった。

『黒門市場』を後にして伊蔵は大阪の一番の繁華街である『道頓堀』方面へと向かった。この道頓堀近辺で是非食してみたいあるお店の開店時間が近付いているからだ。この“あるお店”は大阪に出掛ける前にtakeさんが紹介してくれたのだった。後程このお店については書きたいと思う。<つづく>




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Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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