2017-08

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伊蔵の『大坂・秋の陣』/その23・『二和鳥』さんにて・後編

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『二和鳥』さんの『串コース』はなおも続く。お次に焼き上がったのは『椎茸』。炭火で程よく炙られた椎茸は口の中で咀嚼すると何とも言え無い芳香を放つ。椎茸が苦手な方はこの椎茸特有の匂いが駄目らしいが伊蔵にとってはとんでもない事でこれほど旨い物はないと思うのだが・・・。

一方伊蔵の隣の例のお母さん一家は『大振りもも焼き』という別で注文していた。つまり鶏のもも肉丸ごとだがこれが非常に旨そうだった。ただかなり大振りなので焼くのも時間がかかるらしく『二和鳥』さんは団扇で炭に酸素を送りながら丹念に両側を焼いていた。伊蔵もカリカリと焼かれたこのもも肉を食べたかったが独りで食べるにはチト大き過ぎるので今回は断念(笑)
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これは『鳥青唐』。鶏肉の間に青唐辛子が挟んで焼かれたものだ。肉の甘さと青唐辛子のピリピリした辛さが相まってこれが旨い!ピリッとした味がまた焼酎に合うのだ!チビリチビリと焼酎を口に含みつつ辛味を打ち消しつつまた青唐辛子を噛み締める伊蔵であった(笑)
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次に運ばれて来たのが『玉ひも』と呼ばれるもの。伊蔵は初めて食べたがこれは何かというと“玉”とは卵になる前段階の黄身と(キンカン呼ばれる)と輸卵管(これが“ひも”)が焼かれたものなのである。画像左側の玉状になっているのがキンカンでそこから伸びているひも状の部分が鶏の輸卵管である。当たり前だがこれは雌からしか取れない部位だ。『玉ひも』は普通のスーパーでは滅多に目にする事はないが鳥料理専門店では結構置いてある品で生のものを目にするとかなり生々しくグロテスク。生姜などと一緒に煮物にしたりするのがポピュラーな料理法らしい。

初めて食する『玉ひも』の串焼きの味はその見た目とは違って旨かった。玉と呼ばれる部分は普通に卵の黄身の味がしたしひもの部分も柔らかく甘いタレがかかっていたので美味しく頂く事が出来た。
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次は『銀杏と鶉玉子』。とてもシンプルな組み合わせ。程よい塩加減が美味しい二串。伊蔵的な好みを言わせて頂くと鶉玉子はフライの方が好きなのだがここは贅沢言ってはならんだろう。その玉子を食べてみるとホクホクとした黄身が何とも言えず美味しい。一方銀杏の方はプニプニした食感と銀杏特有の香りに絶妙な塩加減がお酒のつまみとして最高に合う。
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そして最後は『シメジ』(撮影忘れて少し食べてしまった・笑)。メインの焼き鳥も良いがキノコ系の串の炭焼きもこりゃまた旨い!ほろ苦いところがキノコ系串の旨さの真骨頂だろう。う~ん美味しい・・・。

おっ!隣のお母さん一家がお帰りになるようだ。
伊蔵は楽しい一時を過ごさせて頂いた御礼を述べつつご一家をお見送りする事にした。お母さんは最後にこう言うのだった。

『若い女の子でなくてゴメンなさいね。』

とんでもないです!お母さん!とても伊蔵は楽しかったです!お母さんは確かに若くは決してなかったがワインを飲んでほろ酔い状態であったものの明るくとても“可愛らしい”と思えるお人であった。数時間のみの会話だったが伊蔵の大阪の旅の大きな思い出を作って頂いた感じ。こうして伊蔵はご家族を見送ったのだった。

『串コース』も全て出尽くした。最初は13串で腹が膨れるかどうか心配だったがなかなかどうして丁度良い膨れ具合。酔いも心地良い。伊蔵は女将さんに勘定してもらう事にした。勘定は4,000円と少し位だった。これだけでも十分お得な値段だがお母さん一家との会話で楽しませて頂いた事を考えるとこれまた大いにお得感が倍増といった感じであった。

『イイ出会いがあったようで良かったですね!』

お勘定の時、女将さんがこう言ってくれた。ホントにそうですねん!(笑)
こういう出会いがあるのならば大阪にはこれからも出向かねばなるまい。女将さんはじめ厨房のご主人方に『美味しかったです!』と伊蔵は素直な感想と御礼を述べて『二和鳥』さんの暖簾をくぐり外に出た。酔いに火照った身体に外のひんやりした空気が心地良かった。酔いに任せて伊蔵は夜の法善寺を歩いてみる事に。
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法善寺の『水掛け不動』のそばに行ってみると堤灯には灯りが点されていて幻想的な雰囲気を醸し出していた。観光客も昼間に来た時よりも多いようだ。
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ここでふいにtakeさんに電話したくなってしまった。良いお店を紹介して貰った御礼と今夜の楽しい“出会い”について話をしたくなったのである。酔った時の伊蔵はよくこういった『電話魔』に変化(へんげ)してしまう(笑)。takeさんは迷惑そうだったが素直に伊蔵の大阪での思い出の報告を喜んでくれた。
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もう少しこの心地良い酔いに浸ってからホテルに帰りたかった伊蔵は道頓堀界隈のネオン街を歩き回ったのだった。こんなに楽しかったのは久しぶりだ・・・思い切って大阪に出掛けて良かったと思わずにはいられなかった。<つづく>


※後から気が付いたがこの『二和鳥』さんで〆に鶏スープが効いた『お茶漬け』を食するのを忘れてしまった!これは残念・・・。次回は各種鶏刺しも食べてみたい。


◆『二和鳥』(にわとり)
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・住所/大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-7
・電話番号/06-6211-1519
・営業時間/17:00~22:00(LO21:30)
・定休日/日曜日
・アクセス/地下鉄千日前線難波駅14番出口から御堂筋を北へ。
      1つ目の筋を東へ。徒歩5分







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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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