伊蔵の『お伊勢参り』/その12・伊勢うどん(太田屋編)
伊勢うどんのお店『ちとせ』さんのうどんを食べ終えた伊蔵はニ軒目の伊勢うどんのお店に向かって歩いていた。予め目星はつけて置いた。『太田屋』さんである。この『太田屋』さんは先程の『ちとせ』さんと店の場所がそんなに離れていない。間髪あけずに“はしご”という形にはなってしまったが伊蔵の胃袋には「まだ若干の余裕」というものがありもう一杯食べる自信は十分にあったのだ。
抹茶色の外壁の建物に暖簾が掛かる『太田屋』さんが見えて来た。午後二時近くとあってお店はお昼の休憩に入るところの様だった。暖簾をくぐって店内に入ると随分と綺麗なお店でテーブル席がいくつか並び店内の一番奥が厨房になっている。伊蔵は窓際の席へと腰を下ろした。この『太田屋』さんでは基本的な『伊勢うどん』を注文してみることに。店内は出汁をとるためなのか鰹節のと醤油の香りがほんのりと漂っていた。
ふと窓の外を見るとお店の大将と思われる方が片手に「おか持ち」を引っさげてスーパーカブで颯爽と出前に出かけるところであった。流石に慣れているらしく片手での運転でも無駄が無い動き。市内のどこかへと走り去って行った。
しばらく待っていると太田屋さんの『伊勢うどん』(400円也)がテーブルに運ばれて来た。やはり小振りの丼に真っ黒な汁、太麺の上には葱がのせられているスタイル。太麺は『ちとせ』さんのそれより若干しっかりしている様に感じた。それでも普通のうどんに比べたらやはり相当柔らかい事は確か。
その太麺に汁を絡ませて早速頂いてみた。やはり思っていた通り汁の作り方については材料やその出汁の取り方でお店それぞれの個性が出るものらしく『太田屋』さんの汁は鰹の香りと風味がかなり引き立っているような感じがして『ちとせ』さんの汁とは明らかに異なっていた。汁の色はやはり真っ黒だが味はどちらかというと名古屋のきしめんの汁の味に近い感じがした。『太田屋』さん美味しい伊勢うどんどうもご馳走様でした。
胃袋に「若干の余裕」があった伊蔵も 流石に満腹(笑)身重の腹を抱えて『太田屋』さんの暖簾をくぐって外へ出た訳である。宿のチェックインが午後3時の予定なのでしばらく伊勢市街を歩きまわり消化を促さねばなるまい・・・・。<つづく>
◆『太田屋』
・住所:三重県伊勢市岩渕1丁目10-23
・電話番号:0596-28-0546
・営業時間:午前11時~午後7時
・定休日:日曜日・祝日
・アクセス:近鉄『宇治山田駅』より徒歩5分
抹茶色の外壁の建物に暖簾が掛かる『太田屋』さんが見えて来た。午後二時近くとあってお店はお昼の休憩に入るところの様だった。暖簾をくぐって店内に入ると随分と綺麗なお店でテーブル席がいくつか並び店内の一番奥が厨房になっている。伊蔵は窓際の席へと腰を下ろした。この『太田屋』さんでは基本的な『伊勢うどん』を注文してみることに。店内は出汁をとるためなのか鰹節のと醤油の香りがほんのりと漂っていた。
ふと窓の外を見るとお店の大将と思われる方が片手に「おか持ち」を引っさげてスーパーカブで颯爽と出前に出かけるところであった。流石に慣れているらしく片手での運転でも無駄が無い動き。市内のどこかへと走り去って行った。
しばらく待っていると太田屋さんの『伊勢うどん』(400円也)がテーブルに運ばれて来た。やはり小振りの丼に真っ黒な汁、太麺の上には葱がのせられているスタイル。太麺は『ちとせ』さんのそれより若干しっかりしている様に感じた。それでも普通のうどんに比べたらやはり相当柔らかい事は確か。
その太麺に汁を絡ませて早速頂いてみた。やはり思っていた通り汁の作り方については材料やその出汁の取り方でお店それぞれの個性が出るものらしく『太田屋』さんの汁は鰹の香りと風味がかなり引き立っているような感じがして『ちとせ』さんの汁とは明らかに異なっていた。汁の色はやはり真っ黒だが味はどちらかというと名古屋のきしめんの汁の味に近い感じがした。『太田屋』さん美味しい伊勢うどんどうもご馳走様でした。
胃袋に「若干の余裕」があった伊蔵も 流石に満腹(笑)身重の腹を抱えて『太田屋』さんの暖簾をくぐって外へ出た訳である。宿のチェックインが午後3時の予定なのでしばらく伊勢市街を歩きまわり消化を促さねばなるまい・・・・。<つづく>
◆『太田屋』
・住所:三重県伊勢市岩渕1丁目10-23
・電話番号:0596-28-0546
・営業時間:午前11時~午後7時
・定休日:日曜日・祝日
・アクセス:近鉄『宇治山田駅』より徒歩5分
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