2017-06

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伊蔵の『お伊勢参り』/その16・二日目、内宮へ

伊蔵の伊勢の旅の第二日目です。
二日目の伊蔵は午前8時頃、前日のお酒も残ることなく清々しく目覚めた。
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ホテルの客室の窓を開けてみると青い空と朝の澄んだ空気が部屋に入り込んで来た。今日も昨日のように暑くなりそうだ。伊蔵は前日の夜に買い込んで来ていた朝食のパンを頬張りながらテレビを見て朝の時間をゆっくり過ごした。今日の旅の行き先は伊勢神宮・内宮方面である。

伊蔵は午前9時半にはホテルをチェックアウトし近鉄鳥羽線『伊勢市駅』へと向かって歩いて行った。すでに気温は上がり始めており駅まで歩くまでに身体が必要以上に熱くなってしまった。伊勢神宮の内宮へと向かうにはこの近鉄『伊勢市駅』から鳥羽方面に向かい『五十鈴川駅(いすずがわえき)』で降りるのが最も早い。伊蔵は9時54分発の列車に乗った。

列車に乗って5~6分で『五十鈴川駅』へ到着。『五十鈴川駅』は山間にある静かな駅であった。だが確かに山間の駅ではあるが駅前のロータリーは不必要にだだっ広く不釣り合いな感じがした。その駅前ロータリーには何台ものタクシーが停まっていたが伊蔵は内宮まで歩く事に決めていたのでタクシーに用は無い。駅から内宮までは約2キロの行程のはずだ。タクシーを使用するのは勿体無い。
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内宮へと続く道沿いには石灯籠が立ち並んでいる。沿道の桜も満開でとても綺麗だった。道は緩やかな上り坂で山の中を突っ切る様に真っ直ぐに延びている。道の両側の山の緑が強い日射しを遮ってくれて助かった。しばらく歩くと下り坂となり中村町の交差点で国道23号に合流した。

国道脇にある内宮参拝客の為の駐車場はすでに満車の状態であった。満車だと分かっていていながら国道からクルマを駐車場に乗り入れるドライバーの神経が伊蔵にはどう考えても理解出来なかった。次第に国道を走るクルマがノロノロと渋滞しはじめ、歩いている伊蔵の方が進むのが速いという状態にまでになった。

運転席のどのドライバーを見てもイライラしているのが分かる。一向に進む気配が無いのだからイライラするのは当たり前だが、伊蔵に言わせれば渋滞すると分かっている所へクルマで出掛けるのがそもそも間違っているのである。自業自得なんである(笑)イライラする時間と渋滞でストップしている時間が伊蔵の様な旅人には全くもって勿体無いのである。

やがて宇治浦田の交差点まで来るとイライラドライバーの達を乗せたクルマの軍団は伊勢神宮の交通整理係によってこの交差点より先は進む事は出来ないと言われ可哀想に閉め出しを食らっていた。
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沿道は観光バスやバイカーのみが走るだけになった。バイクは渋滞の心配もないので実にスムーズに内宮方面へと走り去って行く。そんなバイカー達を見ていて面白かったのが彼らの駆るバイクの大多数がアメリカのバイクメーカー『ハーレー・ダビッドソン』であった事だ。

“ハーレーで伊勢参り”

この違和感は一体なんであろう(笑)。ある意味日本文化の究極の象徴と言っても過言ではない『伊勢神宮』にアメリカ文化のこれまた象徴と言っていい“鉄馬・ハーレー”を駆って参拝するというこの妙な組み合わせ・・・。『伊勢参り』も時代が変われば変わるものだなぁ~などと考えながら伊蔵は内宮への道を歩いて行ったのだった。
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午前10時30分、伊蔵は伊勢神宮・内宮の入口にあたる『宇治橋鳥居』の前に達した。昨日訪れた外宮とは全く違い大変な賑わいであった。この内宮で昼飯を予定していた伊蔵はこの様子を見てなるべく早めに昼飯を食べねばなるまいとこの時点で思わざるを得なかった。

とにかく先に参拝を済ませようと伊蔵は観光客で混雑する『宇治橋』を渡る事にする。
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『宇治橋』の下には清らかな『五十鈴川(いすずがわ)』の流れが見えた。毎回伊勢神宮に来ると思うがこの川の水は鏡の様に澄んでいて美しい。それに比べて宇治橋をノロノロとした歩調で歩く我々はどうだろう。神宮参拝というのは名目だけでただの観光目的で来ている人が大多数だ・・・・なんだか汚れているなぁ(笑)。五十鈴川の美しく澄んだ川面のような心を少しでも持ちたいものだなぁ。伊蔵はそう思いながら内宮の白い砂利を踏みながらそう思うのだった。<つづく>



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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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