2017-07

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『遠州浜松』への旅/その1・浜松へ

4月27日の日曜日の朝、伊蔵は地元から列車に乗り名古屋に9時過ぎに到着した。いつもなら関東方面に出掛けるなら迷わず新幹線を選択してしまう伊蔵だったが今回は『浜松』という事で比較的近い為、JR東海道本線を使って浜松入りする事にしていた。名古屋駅~浜松駅間の切符を1,890円で購入した伊蔵は午前9時20分発のJR特別快速『浜松行』に乗った。

名古屋から浜松までは約1時間半の列車の旅である。
特別快速というだけあって列車のスピードは思っていたよりかなり速い。列車は名古屋の市街地の中を真っ直ぐに走り抜けつつ東海道を南下していった。伊蔵は幸い窓際の席に座る事が出来たので流れ行く車窓の景色を楽しみながらの列車の移動であった。

やがて列車は市街地を抜け広い平野の中を走るようになる。西三河平野(岡崎平野)と呼ばれる区域である。広い平野の真ん中に敷設された真っ直ぐなレールの上をまさに快速で列車は進んで行く。程なく矢作川に掛かる橋を渡り終えると岡崎駅に着いた。岡崎駅を出発すると前方には山が立ち塞がるがJR東海道線はその山を避けるかの様に三河湾の蒲郡方面へと向かう。

蒲郡からはしばらく三河湾沿いを列車は走り豊橋駅へ。
豊橋駅からはしばらくはどの田舎にもあるような風景が車窓に広がり少し退屈したが急に視界が開け巨大な浜名湖の湖水が広がった。
hamanako.jpg
浜名湖は人間の手のひらの様な形をした大きな湖である。元々この浜名湖は淡水湖であったが室町時代に起きた大地震による地盤沈下が引金となり海と繋がり汽水湖(海水と淡水が混じりあった湖)となった。浜名湖というと『ダイダラボッチ伝説』というものがある。

●ダイダラボッチ
日本各地に伝承が残る伝説の巨人。
ダイダラボウ、デイタラボッチなど各地で読み方が異なる。

この巨人ダイダラボッチが富士山を作る為に大量に土を運んでいる際にバランスを崩し、思わず地面に手を付いたところが浜名湖になったという伝説が残っている。浜名湖の形が人間の手のひらに似ている事から作られた伝説だ。

海苔や干物を取り扱う食品メーカーの株式会社『浜乙女』のCMにもこのダイダラボッチ(CMではデエタラボッチ)は登場する。『浜乙女』のホームページにデエタラボッチの履歴書なるものが載っている。それによるとデエタラボッチの趣味は“山、湖、池、沼、島をつくること”であり特技は“一晩で山をつくれる。一晩で湖をつくれる。足をひと踏みするだけで池、沼がつくれる”となっている(笑)

ダイダラボッチの名は宮崎駿監督の『もののけ姫』でメジャーになった感があるが、伊蔵的には水木しげる氏の1971年のアニメ版『ゲゲゲの鬼太郎』の第29話『ダイダラボッチ』の方が強く記憶に残っている。ダイダラボッチの話題はここまでにしよう。
hamaeki.jpg
午前10時40分、伊蔵を乗せた特別快速の列車は
定刻通り『浜松駅』へと到着した。伊蔵はホームから階段を降り改札口を出て取りあえずコインロッカーを探し荷物を預け、必要最低減の荷物のみを持ち身軽な状態になった。
DSCF8054.jpg
早速駅ビルの外へ。浜松の街の第一印象は非常に洗練されている綺麗な街であるという感じであったが、悪くいえばどこにでもあるひとつの地方都市という感じも受けた。
DSCF8055.jpg
駅前のアクトシティー浜松に巨大な“揚げ春巻”か“ライター”の様な形の茶色い『アクトタワー』が聳えている。地上45階、高さ212.77mの超高層ビルだ。名古屋にある駅ビル『JRセントラルタワーズ』が完成するまでは中部地方で最も高層なビルであった。

とにかく目的地の浜松に無事に着く事が出来た。伊蔵の立てたスケジュールではすでに最初に訪ねるお店の開店時間まで1時間を切っている。伊蔵は最初に訪れようと考えているお店の場所を確かめるべく歩を進めたのだった。<つづく>


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Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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