2017-10

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『遠州浜松』への旅/その11・浜松の夜(後編)

伊蔵はさしたる宛も無く浜松の夜の街を彷徨っていた。モール街周辺をウロウロとしていたその時、見覚えのあるお店が目に飛び込んで来た。
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おお!『くいもの屋 わん』さんではないか!浜松にも店を出していたのか・・・。何度かOFF会で桜木町店の方ではお世話になっております!(笑)『わん』さんは北海道、東北、関東一円、静岡、北陸、関西などに店を展開しているが名古屋にはなぜか店が無いのである。しかし浜松で『わん』さんを見るとは思ってもみなかった。

モール街の通りへ戻ってみると何やら賑やかしい集団が行列を成して歩いていた。ラッパ等を吹き鳴らして歩いている。一体何であろうか。この旅に出るまで伊蔵は知らなかったのだが浜松市で開催される『浜松まつり』がもうすぐ始まるとの事らしい。開催は5月3日・4日・5日の三日間との事であった。伊蔵はその賑やかしいまつりの集団に付いて行ってみる事に。行列は伊蔵が昼間に夜になったら立ち寄ってみようと考えていたモール街の枝道の怪しい店がたくさん集まっている通りに入って行った。
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まつりの集団はお酒でも入っているのかとても賑やか。通りを通る人の為に道を開ける役割をする人もいたりした。街中でこういう光景を見るとは思っていなかったので伊蔵はしばらくこの集団を撮影して回った。

『浜松まつり』の特徴は寺社仏閣の祭礼ではなく全くの都市祭りだという事。その祭りの中で最も知られている祭りは浜松市の南部、遠州灘に面した『中田島砂丘』で行なわれる『凧揚げ合戦』であろう。各町内(172ヵ町)で作られた大凧(2帖~10帖まで。最も適しているのは4~6帖の大きさだといわれる)が一斉に揚げられ互いの凧糸を摺り合わせて相手の糸を切って落とすというこの祭り、凧糸の直径は5ミリ程もあり摺り合わせの際にはその摩擦熱で焦げ臭い匂いが辺りに立ち込めるというから凄い。
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そんな凧揚げ合戦の他にも浜松市内では『御殿屋台』と呼ばれる山車が引き回されるという。伊蔵は中田島砂丘の凧揚げ合戦については知ってはいたが街に『御殿屋台』が引き回される祭りもあるとは知らなかった。これらの祭りに付随して市内ではいろいろなイベントや祭りも行なわれるらしく、様々な祭りがごちゃまぜになっているのが『浜松まつり』の実体であるようであった。
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いつまで経ってもこの祭りの集団の大騒ぎは終わる事が無かった(笑)いつまで見ていても仕方がないので伊蔵はその集団の端っこを『すみまへんなぁ~』という風にコソコソと通り抜けたのだった。
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次に伊蔵が向ったのは若者が集まる繁華街『アルコモール有楽街』。昼間に見た光景とはきっと違った夜の光景が見られるだろうという事で向かってみた。浜松駅前の閑散とした風景とは違い人の多くはやっぱりこちらの繁華街に集まっているようだった。
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辺りはすっかり真っ暗だったがこの有楽街のみは様々なネオンや飲み屋の看板が輝いていてた。
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確かに駅前よりは人通りがあったがそれでも歩きにくいという程ではない。やはり時期的なものがあるのか空いているという感じであった。だが有楽街のちょうど中心部であろうと思われるカラオケ、ゲームセンターなどのアミューズメント施設が集まっている場所では若者達が多くたむろしていた。
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浜松市街でもこの辺が一番の繁華街なのだろうがやはり規模が小さいといわざるをえない。少し脇道へ入ると真っ暗で人通りも少ないのである。有楽街以外の通りのお店も名古屋の街と同じく閉店時間も早いらしく閉めている店が多かった。
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『アルコモール有楽街』は浜松の若者の唯一の深夜まで遊べる溜まり場なのかもしれない。何をするでもなく通りに立っていたり座り込んでいる若者達を見ながら伊蔵は彷徨った。脇道に入り込んでみると一風変わった店構えのラーメン屋さんを見つけた。
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『錦華楼(きんかろう)』さんという浜松では名の知れたラーメン屋さんだった。このお店はその支店のひとつ有楽店。店の雰囲気は昭和30年代をイメージして作られているらしい。
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昭和30年代というよりも遊園地の一建物のようだとツッコミを入れたくなるが面白い店構えであるには間違いない。なんなんだ!この店は・・・と誰もが思う事だろう。ちなみに本店は伊蔵の泊まっているホテルの近くのモール街の一画にある。本店には後で寄ってみる事にした。
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ブラブラと一通り有楽街を回った後、鍛冶町の大通りへと戻って来た。そのまま大通りを横切って伊蔵はモール街へと向かい『錦華楼』さんの本店へと向かった。
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こちらが『錦華楼』さんの本店。パチンコ屋の裏手の細い路地にあり正確には『錦華楼千歳本店』という。派手な豚の看板は先程の有楽店と変わりない。
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-伊蔵は店内に入りカウンター席へと座ったのだがすぐに厨房の親父さんから、

『お兄ちゃんまず食券買ってね』

といわれ慌てて食券機の方へ向かったのだった(笑)メニューには様々なラーメンがあったが伊蔵が注文したのは『ごま味噌ラーメン』(750円也)。この『錦華楼』さんではごま味噌ラーメンが売りらしい。
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寝る前にには少々コッテリし過ぎた味ではあったが腹が減っていたため構わず食べた。胡麻が大量にスープに含まれているらしく少々粉っぽかったがこれはこれで美味しかった。
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伊蔵はラーメンを食べ終わるとモール街のコンビニに入りビールとおつまみを少々と明日の朝食を買い込んでホテルの部屋へと戻ったのだった。しばらく目が冴えて寝る事が出来なかったがそこは一缶のビールがゆっくりと伊蔵を眠りへと誘ってくれた。浜松での一日目はこうして終わったのだった。<つづく>



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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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