2017-07

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『遠州浜松』への旅/その22・『美酒粋料理いなせ』さんへ(1)

さて浜松の夜を楽しむ為に伊蔵が予約したあるお店のというのは
『美酒粋料理いなせ』さんという浜松市内の繁華街にあるお店である。
DSCF8069.jpg
この遠州浜松のレポートの序章にも書いたがこの旅に出るちょうど一年前にこのお店に訪れる機会があったのだが、当時伊蔵には横浜に行くという先約があり、残念ながら伺う事が出来なかった。それ以来ずっと気になっていたお店なのだった。

ちょうど一年前に浜松行きの旅を企画したのは友人m-kさんだった。彼女の友人eさんと伊蔵の友人であるアキラ氏、そして伊蔵の当初は四名で浜松に行く予定をしていたが前述の理由から伊蔵はやむを得ずこの旅には参加出来なかった。

特にm-kさんは“美味しいものを食べる事”と“温泉”には目がない御仁であり、料理が美味しい『美酒粋料理 いなせ』さんと『舘山寺温泉』のある浜松への旅の企画は初めから必然的であったといってよい。旅に出掛けた三人の事後報告を聞くと相当に楽しかったとの事だった。それを聞いてからというもの伊蔵はどうしても浜松へ行きたくなって仕方がなかったが、なかなか出向く機会に恵まれず、気が付いた時にはあっという間に一年という歳月が過ぎ去っていたのだった。

そして一年後、この浜松の旅に出かける前にm-kさんに『いなせ』さんに行って来るという報告をした。彼女からは『絶対にオススメだから!楽しんでこやぁ~』と太鼓判を押され、事細かくお薦めの料理を紹介してもらった。知らない土地で一人で初めての店に入り食べ、飲むという事は誰しも緊張と不安がつのるものだが、m-kさんのお薦めの店であるしその料理の美味しさにも太鼓判が出ている以上は、是非出向かねばならないと決意を新たにする伊蔵であった。

掛川、浜松と歩いて来た伊蔵は宿へと戻り『いなせ』さんの開店時間である午後五時に得意の“一番槍”で入店すべく準備を進めていた。宿からお店までは歩いてでも10分も掛からない事はすでに前日にお店の場所を確認した時に計測済みであった。その移動時間を見越して伊蔵は宿のシャワーで禊(みそぎ)をし身を清めてから宿を出、『いなせ』さんへ向かったのだった(笑)
DSCF8069*
『美酒粋料理いなせ』さんは宿のある「モール街」から北へ真っ直ぐ行った先の『アルコモール有楽街』という繁華街メインストリートからわずかに横道に入った場所の瀟洒なビルの三階にある。メインの通りから外れているという事と、ビルの三階にお店があるというところがこれまた目立たず“隠れ家”っぽくてとてもいい。
DSCF8116.jpg
ビル内には幾つかのBARや飲食店が入っている様だった。予定通り開店時間の午後五時に間に合う様にビルの下までやって来た伊蔵だったが、流石にこの時期の午後五時というのは明る過ぎるのは言うまでもあるまい・・・。

(少しばかり予約した時間が早過ぎたか・・・。)

と一瞬、躊躇したが伊蔵は思い切ってビル内へと足を進めた。ビルにはエレベーターが設置されていたが伊蔵はなぜか階段で三階まで足を使って登って行った。これは極度の緊張感を和らげる為の行為に他ならない(笑)

三階まで階段を登ると外の景色が開け、ちょっとしたバルコニーの様なスペースを歩いて行くとその先に『いなせ』さんのお店の入口がある。そのバルコニーの様なスペースに階段の踊り場から足を踏み入れた時、伊蔵は店先を箒で掃き清めて開店の準備に勤しむ一人の和服の女性と出くわしたのだった。

この方こそ『美酒粋料理いなせ』さんの女将さんであった。
すぐ女将さんだと分かったのは旅の前にお店についての情報を下調べしておいたからであった。噂通りの綺麗でやんわりとした感じの女将さんであった。

『こっ今夜予約した伊蔵と申しますが・・・。』

伊蔵は少々緊張気味な心中を察せられまいと必死で自然体を装いながらも目の前の女将さんに申告すると、女将さんは店先での清掃作業の手を停め、

『伊蔵さんですね。お待ち申し上げておりました。』

と、何とも丁寧かつ柔和な笑顔で女将さんは伊蔵を迎えてくれたのだった。
DSCF8183.jpg
女将さんに促され『美酒粋料理いなせ』さんの玄関までやって来た。伊蔵はついに一年越しの思いを胸にここまでやって来たのだ!

先程からの緊張感は醒めるどころかどんどん上昇し続けるばかりだったが、今夜は一人だとはいえ、きっと今夜は楽しく過ごせるのではないかという確信に満ちた思いというものが、伊蔵の心に少しづつだが確かに広がりつつあった。<つづく>




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Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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