2017-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『遠州浜松』への旅/その29・第三日目

伊蔵の浜松の旅もついに第三日目を迎えた。
今日の予定は、ある鰻屋さんへお決まりの“一番槍”で入って昼飯を食べる事であった。とはいえ伊蔵は昨夜のお酒が残っていたらしく頭痛こそなかったが、身体が妙に脱力感に包まれていて宿で朝を迎えた時、なかなかすぐに起き上がる事が出来なかった。かなりの量を飲んだので仕方がない。しかし昨夜はとても楽しかったので伊蔵は後悔していない。

宿をチェックインギリギリの10時までゆっくりとしようと思っていたが、今日も天候が良く気温もどんどん上昇し始めている様だったので9時半前には宿を出る事にした。本日伊蔵が訪れようと考えている鰻屋さんは『中川屋』さんというお店。静岡県を南北に分断する様に流れている大河『天竜川』のほとり、旧東海道沿いにある鰻料理の老舗である。

伊蔵はJR浜松駅で午前9時53分発の『興津行き』の普通列車に乗り込んだ。この列車に乗り東へと向かい、一路天竜川のすぐ脇の『天竜川駅』へと向かう。
DSCF8202.jpg
わずかな時間で『JR天竜川駅』へと到着。伊蔵は炎天下の北側の駅前ロータリーへと降り立った。身体の方は相変わらず本調子とはいかずダルさが残っていたが、伊蔵は熱く焼ける様な駅前のアスファルト道路を北へと向かって歩き始めたのだった。しばらく北へ向かって歩くと旧東海道へとぶつかった。伊蔵はこれを右折して交通量の多い街道沿いを東へと進路を変えた。
DSCF8203.jpg
旧東海道というだけあってその面影というものが現在でも残っていた。松並木はその一つといえるだろう。しかしそんなに長い時間を歩いた訳でもないのに暑い・・・。すでに伊蔵は激しく照りつける太陽と身体のダルさでかなり厳しい道中を強いられていた。

前方に伊蔵の進む旧東海道を跨ぐ様にある巨大な陸橋が見えて来た。それは現代の東海道である国道1号の陸橋であった。伊蔵は巨大な陸橋のガード下をくぐり抜け、さらに東へと歩を進めた。
DSCF8204.jpg
その先で道はさらにYの字に分岐しており、分岐部に鰻の『中川屋』さんの看板があった。伊蔵は看板の示す通りに右側の細い通りへと進んだ。細い通りではあるがこちらの道が昔から存在する東海道の本線なのである。道沿いは普通の住宅地と言った感じだった。中には古刹といったお寺や文化財のような古い建物もあったが街道沿いといった感じがあまりしない道だったのが少々残念ではあった。
DSCF8209.jpg
汗だくになりながらもさらに進むと午前10時20分、やっと『中川屋』さんの大きな看板が見えて来た。JR天竜川駅からここまで約20分の徒歩での移動だったがこの炎天下を歩くのはかなり厳しかった。『中川屋』さんの開店時間は午前11時。十分に早く到着出来た伊蔵だった。県内のみならず県外からのお客さんや有名人まで訪れるという名店だけにすでにお客さんがいるかと思っていたがどうやら伊蔵が一番であるようだ。“一番槍”は確実だった。<つづく>



スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://moriizou.blog39.fc2.com/tb.php/579-8bc34d58
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

『遠州浜松』への旅/その30・鰻料理の老舗『中川屋』さん(1) «  | BLOG TOP |  » 在辣味星期五夜间是那个三(辛口な金曜日の夜/その3)

プロフィール

伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。