2017-10

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『遠州浜松』への旅/その31・鰻料理の老舗『中川屋』さん(2)

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『中川屋』さんの開店時間午前11時近くになると伊蔵の他にもお客さんが集まり始めた。若いご夫婦と赤ちゃんとご夫婦両方の親御さんといった感じの方々であった。彼らはクルマでこの『中川屋』さんに来たようだ。『中川屋』さんのお店の場所は浜松市の中心部からは離れているが、東名高速道路浜松インターからは近いので交通の便は決して悪くはない。

『お宅さんはどちらからみえたのかね?』

『中川屋』さんの店頭で額に汗しながら一番槍の地位を固めていた伊蔵は、そのご家族連れの親御さんから突然話し掛けられた。伊蔵は『岐阜からですけど・・』と答えると『へえぇそうなんですかぁ』ご家族の皆さんから驚きの声があがった。驚かれてもなぁ・・などと思いつつしばらく待っていると『中川屋』さんの門が開けられた。

『お待たせ致しました。どうぞお入り下さい』

と店員さんが中へと案内してくれた。う~んやっぱり一番槍ってのは気分がイイもんだ(笑)門をくぐると右手には綺麗に手入れの行き届いたお庭と建物の周りをグルリと囲む縁側が見えた。門の正面、短いアプローチの向こうにお店の入口があるのだが、普通の民家の玄関という佇まい。ガラリ戸の敷居を跨ぐと狭い土間になっていてここで履き物を脱いで、

『どっこらしょ!』

という感じで少し高めの床に身を上げる。店内に入ると廊下を一旦右手に進み、またすぐ右に直角に曲がる事になる。その先には先程外から観察する事が出来た長い縁側へと廊下が続いていた。縁側に囲まれる様にしてあるのが大きな座敷である。
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座敷は二間の広間から成っており、間を仕切る襖は開け放たれていて開放感あふれる座敷という感じであった。伊蔵はその大広間のどこに座ろうかかなり迷ったが結局奥の間の端っこの座敷席へと座った。やっぱりここでも端っこなのだった(笑)
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立派な卓には背もたれ付きの座席が設けられていた。早速腰を落ち着け汗を拭った。先程のご家族連れも伊蔵の卓の隣に座った。先程の長い縁側の両側には『中川屋』さんにこれまで訪れたスポーツ選手、タレント、俳優など幾多の有名人のサイン色紙が掲げられている。韓国の有名女優あのチェ・ジウさんもここを訪れた事があるのだというから驚きだ。
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伊蔵の卓のすぐそばにある床の間には“鰻のぼりの図”が掲げられていた。この掛け軸は鰻屋の縁起物の一種なのだろうか。なかなか風情のある掛け軸である。しばらく掛け軸と座敷の様子を観察していると店員さんが卓にお茶をもって来てくれた。
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『お決まりになりましたらお呼び下さい』と言われ早速伊蔵はお品書きを眺めてみる事にした。が、しかしこの時点で伊蔵にはすでに注文しようと決めていた品があったのである。その品とはこの『中川屋』さんでの最も人気のある『うなぎとろろ茶漬け』というものであった。<つづく>






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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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