2017-10

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『近江国・彦根』への旅/その11・本丸~玄宮園

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伊蔵は彦根城天守閣内部の見学を終え、天守南側を廻り込む様に彦根山の西の丸から北へと下る道を降りる事にした。この道は人通りが少なかった。彦根城天守閣は本丸広場から眺めるよりもこの西側や北側から眺めてみると実に堂々として見えるのでオススメのスポットだ。
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西側と北側は切り立った断崖となっていて無数の石で石垣が組まれておりその上にどっしりと天守閣が建っている様を見る事が出来る。琵琶湖方向の夕陽に照らされる白い漆喰壁と複雑な屋根様式を見るとやはり国宝に相応しい風格というものが感じられる。
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この高い石垣に沿うような形で細い道が彦根山の麓まで続く。しかしこの石垣、よく崩れないでこれだけの断崖を支えているもんだ。麓へ続く道はこの後ジグザグに進む形に変化し深い森の中をくぐって行く。
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深い森の中を下る道は強い日射しを遮ってくれて暑さに参っていた伊蔵にとって有り難かった。彦根城の古地図を見るとこの森の辺りは『井戸曲輪(いどくるわ)』となっているのできっと城内の生活用水を確保する為の井戸があった場所なのだろう。
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森の中の道を抜けたところにある『黒門』を通過すると彦根城の内濠に架かる橋の上に出た。次の伊蔵の目的地はこの橋を渡った場所にある大名庭園『玄宮園』。こちらの庭園を見学するのは今回が初めての事であった。
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『玄宮園』の隣には大老井伊直弼は生まれたという『楽々園(らくらくえん)』という井伊家下屋敷があり一般公開されていたが時間的余裕がなく今回見学は断念した。
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さてお目当ての大名庭園『玄宮園』へと伊蔵はやって来た。大きな池とそれに浮かぶいくつかの島、それを繋ぐ橋などがあり、池の周りは歩ける様になっており中心部には渋い佇まいの茶室が配されていた。この『玄宮園』は国の名勝に指定されている。彦根藩第四代藩主『井伊直興(いい なおおき)』によって1677年(延宝五年)に造営された大池泉回遊式日本庭園である。広さは28,000平方メートル余と非常に広大な敷地を誇る。
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庭園内からは彦根山に聳える彦根城天守閣も見え庭園の借景としての役割を果たしている。この場所は彦根城の撮影スポットとしてよく知られているらしくアマチュアカメラマンが三脚を据えて撮影しているのを多く見かけた。池の中心部にある渋い佇まいの茶室は『鳳翔台』と呼ばれ元々藩主が客人をもてなす為の客殿の役目をしていたのだという。現在では普通の茶室としてお茶と御菓子を食べつつ美しい庭園を眺める事が可能となっている。伊蔵も一休みしたかったのだが時間が午後4時を過ぎてしまっていた為、先を急ぐ事にした。<つづく>




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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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