2017-10

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『信州松本』への旅・その8/国宝・松本城(4)

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いよい松本城城内へと足を踏み入れる。どの城に行っても同じなのだが入口で履物を脱ぎ、予め用意されたビニール袋に履物を投入、そのまま自分で持って城内を見学する事に。城内の見学経路をざっと順に紹介すると玄関口である『大手口』からまず『乾小天守(いぬいしょうてんしゅ)』を巡り、『渡櫓(わたりやぐら)』を渡って『大天守』の各層を階段を使って登り、そしてまた下り『辰巳附櫓(たつみつけやぐら)』、『月見櫓(つきみやぐら)』を巡るという感じである。かなり歩かなければならない。
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しかもその経路は複雑に屈曲して設定されておりどうやらこれが“松本城内見学者渋滞”の原因になっているようなのである。アキラ氏と伊蔵は経路に沿ってまず『乾小天守』内へと進んだのだが城内を進む人の行列はやはりかなりノロかった(笑)先がつかえている為にさっさと歩きたくても歩けない。しかも時々この行列は完全にストップしてしまう程なのである。一旦松本城内に入り込むとかなりの時間を掛けないと城外に脱出不可能なのだ(笑)こんなに観光客、見物客で城内が一杯になる城も珍しい。
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外から眺める松本城は窓が少なく、こんな炎天下に城内に入ればさぞかし暑かろうと思っていたのだがそんな事はなく、城内はなぜかいたってヒンヤリと涼しく快適であった。これは窓や壁に穿たれた“鉄砲狭間”、城の各所に設置された“石落し”などの隙間から心地よい風が外部から絶えず吹き込み、城内の室温を下げる天然の空調となっているからなのだった。まさにエアコンいらずの城。
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松本城の内部の木組は実に整然としており先日旅先で立ち寄った『彦根城』の内部を支える構造材に見られる“彎曲グネグネ構造”とは対称的でどこか“直線的構造”であった。これら構造材のいくつかは築城時のものもあり四百年以上を経ているという。改めて『木』という建築材の耐久性の素晴らしさに感心せざるを得ない。
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先人達の技術や芸術的感覚も素晴らしい。城という建築物は当時の最高の芸術・技術の集合体であり、現代においてそういうものを随所に観察する事が出来るのでとても楽しい。
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木材、瓦一つ、釘一つに至るまでが全て手造り。それら一つ一つをこれまた人の手のみで精緻に組み上げ、この巨大な城は建っているのである。しかもそれは四百年の長期に渡って遺っているという事実。これはよく考えると凄い事だ。ノロノロと城内を見学しながら進む現代人の我々は彼ら偉大な先人から見れば一体どの様に映るのであろう。と、そんな事を考えながら見学を続ける伊蔵であった。<つづく>



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お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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