2017-08

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『信州松本』への旅・その18/上諏訪・夢美亭さんにて

JR上諏訪駅近くの小さな飲食店街で見つけた居酒屋『夢美亭』さん。アキラ氏と伊蔵は暖簾を掻き分け中へと入って行ったのだった。店内はとても明るくお店の外観からは想像出来ない程に綺麗だった。大きなコの字カウンターが店内奥まで伸びている。最奥部には座敷席もあり結構広い。カウンター席には常連客だろうか年輩のオジサン二人と観光客らしきこれまた年輩の夫婦が一組座っていた。常連オジサンは観光客にも気さくに声を掛けるらしく、観光客の夫婦はすっかりそのペースにのまれてしまっており、すでにかなり酔いも回ってご機嫌な様子だった。

そんな店内の光景を目の当たりにしたアキラ氏と伊蔵は“他所もの”特有の『決して怪しい者ではございません』という気分で入口から最も近いカウンター席へと腰を降ろしたのだった(笑)カウンター内には女将さん、板前さんと女性一人がお客さんの相手をしつつせっせと働いていた。女将さんはまさに“田舎のお袋さん的超元気印女将”という風貌。とにかく元気でよく動き、気さくであり、そしてよく喋る。想像だが板前さんと女性は女将さんの息子さんと娘さんであろう。

『何にしましょ??』

元気女将がカウンター内から早速アキラ氏と伊蔵に向かって声を掛けて来た!取りあえず無難にビールを注文した我々。すかさず元気女将がビールとおつまみをカウンター上に展開。
DSCF8965.jpg
出て来たビールのおつまみは『ワカサギの甘露煮』。諏訪湖と言ったらワカサギの穴釣りが有名なのでこれは嬉しかった。聞いてみると元気女将の手造りだという。甘過ぎず、くどくもなくて大変美味しかった。流石は女将。腕は確かだ!

さてと次に何を食べるかだが・・。店内の壁には様々な一品料理の名が書かれた札がいくつも掲げられていたしカウンター上のメニューを覗くと定食メニューも豊富に揃っている様だった。かなり迷ったあげく伊蔵は諏訪湖ということで『ワカサギの天麩羅定食』、アキラ氏は諏訪湖なのに『アジの開き定食』を注文したのだった(笑)

店内に設置してあるTVからは北京オリンピックに関するニュースが流れていた。ちょうどこの日、水泳の北島康介が男子200メートル平泳ぎ決勝において優勝を果たした為、ニュースはその事ばかりを繰返し放送していた。そんな五輪ニュースと店内の常連オジサンのオモシロ話を聞きつつ注文した定食が出来上がるのをビールを飲みつつ待つアキラ氏と伊蔵であった。
DSCF8966.jpg
やがて・・・待っていた注文の品『ワカサギの天麩羅定食』が伊蔵の前に姿を現わした。お盆の上には小振りながらもワカサギの天麩羅がたっぷり。御飯に味噌汁、茄子のお浸しにサラダとこれぞ正しい定食という品揃え。アキラ氏の『アジの開き定食』もなかなか美味しそうだった。この『ワカサギの天麩羅』は適度な塩味とワカサギの淡白な身の甘味とが合わさり実に癖になる味でとても旨く、ビールが止まらなくなってしまった(笑)
DSCF8964.jpg
ビールがあっという間に底を付いてしまった為、冷酒方面へと突入。予め女将に諏訪の地元のお酒で美味しいものはないかと聞いたところ親切にオススメの地酒を親切にひとつひとつ詳しく紹介してくれた。その中で選んだ地酒『純米吟醸 高天(こうてん)生/長野県岡谷市「高天酒造」』。クセがなく爽やかな飲み心地がとてもいい。ツルツルっと飲めてしまう。

店内の酒が入ってご機嫌になった観光客夫婦はさらに超ご機嫌になり、依然として常連オジサンと楽しく談笑中であった。話の内容をかいつまんで聞き耳を立てて聞いてみると“方言”や“長野県人”についてであった。

長野県は南北に長く北部・中央部・南部では話言葉も違うし人柄、その土地に住む人の性格、風習までが同じ県内でも随分異なっているという事が話の端々から分かり、ただ聞いているだけでもかなり面白かった。そこへ女将が諏訪の伝統的な祭(諏訪大社の御柱祭や花火大会)の事を交えて上手に合いの手を入れるのでさらに話は白熱し酒も進んでしまいさらに観光客夫婦はご機嫌になってしまうのであった。まさに女将と常連客の術中にハマッてしまっている感じ(笑)

常連オジサンは時たまアキラ氏、伊蔵にも話を振って来るので油断は出来なかった(笑)とくに伊蔵はこういう人懐っこいお客さんや自分の興味のある話を楽し気に話す人にはついつい自分から身を乗り出して話題の中に入って行ってしまう。さらに始末に負えないのは話をしながら聞きながら酒をどんどん飲んでしまう事だ。ヤバイ!危険だ(笑)その点、アキラ氏は注意深い小動物のように警戒心が強い。伊蔵が自分の欲望に溺れてしまいそうなそんな時、必要なのがアキラ氏なのかもしれない・・。“旅のお供にコンパクトなアキラ氏”そんな言葉が伊蔵のほろ酔い気味の頭の中に浮かんだ。冷酒も入って少々気分的にも砕けた所で『夢美亭』さんを出る事にした。元気女将は、

『また諏訪に来る事があったらいつでも寄ってねぇ』

と、店内から出ようとする我々に元気に声を掛けてくれた。
JR上諏訪駅近くの小さな飲食店街の一画にある『夢美亭』さん。
実にアットホーム過ぎなお店であった。初めて訪れる客でもその店の懐が深いが故になぜか誰もが長居したくなる・・そんな居酒屋であった。<つづく>

DSCF8963.jpg
◆『夢美亭』
・住所/長野県諏訪市諏訪1-2-3
・電話番号/0266-58-6700
・営業時間/6:00~9:00/11:30~14:00/16:00~22:00
・定休日/日曜日
定食を主とした家庭料理のお食事処、地酒
信州そば、わかさぎ等の郷土料理、家庭的な雰囲気の店。




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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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