2017-10

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伊蔵の『飛騨高山』単独行・その16/『桔梗屋』さんへ

ホテルのベッドで寝入ってしまった伊蔵。気が付くとすでに陽が暮れていた。『いかんいかん!』とそそくさと起き上がり熱いシャワーで身を浄め、身支度を整えてホテルの外へ。昼間の高山はとても暖かかったが流石に日が暮れるとグッと気温が下がっていた。背を丸めつつホテルのすぐ裏に広がる高山市内の一番の盛り場?飛騨高山『一番街』へ。
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昼間にこの飛騨高山『一番街』の狭い区画の路地を歩いた時は閑散としていたが、夜になると怪しいネオンが光り輝きこの路地は本来の“盛り場”としての街に変わる(それでも人通りは少ないのだが)。
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この『一番街』は昔はいわゆる“花街”だった場所なのだという。高山は別名“小京都”と呼ばれているほど京都の街とよく似ている。高山を流れる宮川を京都の鴨川に見たて、その川沿いにこういう盛り場が存在するのだ。京都でいうところの“先斗町(ぽんとちょう)”にあたるのがこの飛騨高山の『一番街』だといえそうだ。『一番街』では割烹料理屋や一品料理店、スナックやバー、居酒屋、ラーメン屋など約60店舗が狭い路地に軒を連ねている。ホテルから歩いてすぐの所にこういうお店が沢山集まっているのは嬉しい。

◆『一番街』ホームページ
http://1bangai.or.tv/index.html

まずはこの『一番街』の中にある高山ラーメンの老舗『桔梗屋』さんへ向かう。店頭まで足を運んでみると夜はさすがに行列は出来ていなかった。
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冷える夜の盛り場の中に優しい明かりで誘うラーメン屋というのは暗い路地を歩いて来た客をホッとさせてくれるから何とも不思議だ。早速暖簾を掻き分けガラガラ・・とお店の戸を開け店内に入ってみた。小じんまりとしてどこか懐かしさを覚えホッと出来る店内。左側に厨房とL字カウンター、右側に小上がりの座敷席が並んでいた。伊蔵が入店したのは午後8時過ぎだったがカウンター席はほぼ埋まっていた為、伊蔵は入口に一番近い座敷席へと座った。お客さんの層はやはり観光客が多いようだったが地元の方々も中にはいるようだ。

メニューは基本的にラーメンのみ。中華600円、中華大盛750円、ワンタン麺750円、わかめ中華700円、五目中華750円などなどが並ぶ。高山ではラーメンとは呼ばずに“中華そば”と呼ぶのがポピュラーである為、お品書きにもラーメンの表記はない。伊蔵は『中華大盛』750円を注文した。

『桔梗屋』さんでは年老いたご主人と奥さん、息子さんらしき方が厨房内で働いていた。昭和26年(1951年)創業以来、伝統の中華そばの味を守り続けている高山ラーメン店の中でも老舗中の老舗である。その老舗の素朴な味を楽しみにわざわざ高山を訪れる観光客も多いという。ネット通販品としても桔梗屋さんの中華そばを気軽に楽しむ事が出来る。
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しばらく待つと奥さんが『中華大盛』を運んで来てくれた。チャーシュー3切れとメンマに細かく刻んだネギに極細ちぢれ麺という誠にシンプルな中華そば。鶏ガラに豚骨、煮干に野菜を加え8時間じっくり煮込んで作るという醤油味のスープはとてもサッパリしていながらもコクがあってしかも飲みやすい。

全くもって気負ったものが無く複雑な味でもないシンプルな中華そばだが、今かえってこういうラーメンは貴重だと思う。昔懐かしい屋台のラーメンを彷佛とさせるその味はとても美味しく安心出来る。どこか都会に蔓延る人気ラーメン店で出されるラーメンというのは競争が激しいという事もあるが、他店との差別化を意識し過ぎていて味や形をどこかひねくり過ぎているものが多いように感じる。それだけにたまに食べるこうしたシンプルなラーメンが非常に美味しく感じるのだ。
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そんなこともあって『中華大盛』を伊蔵はペロリと平らげた。店内も混んでいなくて本当によかった。飲んだ後に立ち寄る人が多そうなのでこれからもう少し遅い時間になるとまた『桔梗屋』さんはお客さんで一杯になるのだろう。『桔梗屋』さん美味しい一杯、御馳走様でした。<つづく>

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◆中華そば 桔梗屋
・住所/岐阜県高山市本町3-58
・電話番号/0577-32-2130
・営業時間/11:00~23:30
・定休日/木曜日
・アクセス/高山本線高山駅より徒歩10分

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Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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