2017-10

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伊蔵の『飛騨高山』単独行・その19/高山陣屋(1)

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さて『高山陣屋』を巡ろう。伊蔵がこの高山陣屋を訪ねるのは何度目だろう。多分三度目かと思う。先にも書いたように飛騨高山は戦国武将『金森長近』がこの地に入ってから金森氏が代々治めてきた。その統治は6代106年間続いたがその後、飛騨高山は江戸幕府の直轄領(天領)となり幕府直轄の役所(郡代・代官所)が置かれる事となった。その役所が『高山陣屋』である。金森氏の下屋敷跡に建てられたという。
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元禄5年(1692年)に直轄領となった高山はこの高山陣屋を中心にして明治維新まで江戸から派遣された代官や郡代によって行政、財政、警察などの政務が行なわれ、維新後もこの建物はそのまま地方官庁として使われていた。全国に沢山あった郡代・代官所だが当時の状態で遺っているのはこの高山陣屋のみという事で国指定の史跡となっている。
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入場券を420円で購入し陣屋内に入ってみた。役所というよりどちらかといえばお寺っぽい(笑)。おおまかに高山陣屋はどんな建物から構成されているのかを紹介すると、治安や行政を行なう御役所、中央(江戸)から派遣されてきた郡代のための役宅(住居)、年貢米を貯蔵する巨大な御蔵の三つからなる。まずは高山陣屋の中心部である『御役所』から中に入ってみる。

入口で靴を脱ぎ、例によって用意されたビニール袋に靴を入れてから中に入る。建物内は外よりもとても冷え込んでいて大変寒かった。底冷えする寒さがこれまた役所っぽさと何となく合っているように思われた。役所内に入ってすぐにあるのが時代劇でお馴染みの『御白洲(おしらす)』。
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こちらの御白洲は“北の御白洲”と呼ばれていて金銭や土地に関するトラブルなど主に民事関係の取り調べを行なっていた場所らしい。
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『遠山の金さん』や『大岡越前』などの時代劇ドラマのイメージが強過ぎる為か御白洲の狭さと役所の間に格子窓があるのが意外だった。民事トラブルの当事者双方の申し立てや言い分をこの格子窓ごしに役人が聞いて記録し、吟味した後に追って当事者達に沙汰するというシステムなのだろう。こことは別に刑事関係の取調べを行なったとされる“南の御白洲”については後程紹介しよう。<つづく>
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