2017-10

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第6回カフェカブパーティーin京都・見学記(5)

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カフェカブパーティーin京都ではイベント見物と割り切って早々に京都を引き上げる計画だったtakeさんと伊蔵だったが、イベントの熱気と数々の素晴らしいカブのカスタム振りを見ている内についつい長居してしまい、帰る期を失ってしまっていた。しかも炎天下で見物していたのですでに皮膚が日焼けしはじめている。
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イベントは午後に入って「ジャンケン大会」に続き、カブオーナー注目のホンダの技術者による『スーパーカブ110』の開発に関するトークショーへと進行していった。ステージ上へ上げられた『スーパーカブ110』を前に、技術者の方は気温に負けない位の熱のこもったトークを展開していた。
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ここで『スーパーカブ110』の主要諸元を紹介しておこう。

◆ホンダ スーパーカブ110<ホンダ・EBJ-JA07>
・全長1.830m/全幅0.710m/全高1.040m・シート高/0.735m
・車両重量/93kg・乗車定員/2人
・燃料消費率/63.5km/L(60km/h定地走行テスト値)
・エンジン型式/空冷4ストロークOHC単気筒
・総排気量/109cc
・最高出力/6.2kW[8.2ps]/7500rpm
・最大トルク/8.4N・m[0.86kg・m]/5,500rpm
・燃料供給装置型式/電子制御式燃料噴射装置(PGM-F1)
・始動方式/セルフ式(キック式併設)
・点火装置形式/フルトランジスタ式バッテリー点火
・変速機形式/常時噛合式4段リターン
・燃料タンク容量/4.3L

ざっとこんな感じ。カタログの燃費から計算すると燃料満タンで270km以上走れてしまう。道路の状況や走行方法の加減を計算に入れて少なく見積っても無給油で200km以上の距離は走る事が可能だろう。

『スーパーカブ110』開発についての技術者の方のお話は普段聞く機会というものがない我々にとって大変興味深かった。先にも書いた通り日本のカブユーザーの好みに合った開発がどうしても求められた為にデザイン面でも全てを一新する訳にはいかなかったらしく、これまでの“カブらしさ”を失わないような配慮に苦心したようだ。

排気量のアップに加えてキャブ仕様ではなくコンピューター制御された燃料噴射装置を組み込んで走行状況に応じて最適な燃料を供給するエンジンや、マフラーには環境に配慮してクリーンな排気ガスを排出する為のキャタライザー(排気管の中に設けられる排ガス浄化の為の触媒)が設けられたりしている。またこれまでのカブはチェーンケースがスチール製だったのだがこの『スーパーカブ110』では樹脂製に変更されていたり、テールランプやウインカー形状なども新デザインになっている。ウインカースイッチも時代に合わせてプッシュキャンセル式変更されハンドル左グリップ側に変更配置された。

細かく見ていくとかなり手が加えられているがカブ本来の姿は残してある。あえてこれまでのカブで手を加えなくても良い部分はそのまま残し、それでいて時代に合った技術を盛り込んだのがこの新型カブだと技術者の方も言われていた。この辺りの話を聞いているとデザイン面や技術面でこれは新しく変更した方がいい、いやそのまま残せ!等々様々な意見がホンダ社内で飛び交ったのではないかという感じだった。最終的にはこの仕上がりになった訳だが・・・。
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一通り技術者の方のお話を伺った後は、会場のカブオーナー達からの『スーパーカブ110』についての質問時間が設けられた。ホンダの技術者の方に対してカブオーナー達からのかなり専門的で突っ込んだ質問攻めに、技術者本人が困っていた姿が面白かった(笑)いずれにしてもこれまでのカブが熱烈に好きなオーナー達にとって、この『スーパーカブ110』に対してすぐには取っ付き難いという雰囲気が多々漂っていた感じがする。だが時が経てばきっとこの形がこれからの“未来のスーパーカブ”のスタンダードになっていくのだろう。また限りある資源を大切に使う為に、これくらいの排気量クラスのバイクがこれから先もっと見直されていくのではないか・・・そんな気がした。<つづく>


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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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