2017-06

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信州のパワースポット『分杭峠』へ/その4・木曾谷を北上

ミスターB氏と伊蔵を乗せた『BMW F650GS』は快調に国道19号をその後も北上。すぐ左手には深い谷の底を流れる木曽川、両側には深い山々に囲まれた道を走る。我々はちょうど“木曾谷(きそだに)”という深い谷沿いに北上している訳である。

古くから美濃国と信濃国を結ぶ街道として利用されてきた道だがその地形のけわしさから交通の難所となっていた。現在では国道19号が整備されてクルマも自由に走れはするものの、木曽川のすぐ際の山の絶壁沿いを走る事に変わりはない。信州に抜ける大きな道はこの木曾谷ではこの国道19号しかないので交通量もかなり多くしかも狭い道ときているから現代では別な意味で危険な道路ともいえる。

けわしい道だがそれ故に道中の景色が良いし実際に名勝や旧跡も多い。この木曾谷は豊かな山林を有していて国道も緑のトンネルの中を進む感じで清々しくてバイクで走行するのはとても気持ちが良い。

この付近は昔から林業が盛んで山から伐採した木材を木曽川の水運を利用して下流へ“筏流し(いかだながし)”をして運んでいたらしいのだが、現在目で見る限り木曽川の水量は(流域のにいくつもあるダムの影響もあるのかもしれないが)少なくてとても木材を下流まで流せた様にはみえない。今流せばたちまち川沿いにゴロゴロしている巨石群に引っ掛かってしまうだろう。
nezamenotoko_convert_20090826013510.jpg
我々は南木曽町、大桑村と進み上松町へと入った。この上松町には『木曽八景』のひとつで浦島太郎伝説のある“寝覚の床(ねざめのとこ)”がある。国道沿いからは残念ながら見る事は出来ないがJR中央本線の車窓からは見る事が可能だ。実は数カ月前に伊蔵は長野へ旅に出た折、JR中央本線を走る列車の車窓からこの有名な木曽の景勝地を目にしたのだった(この旅のレポートも後々報告させて頂きます)。やがて国道左手に御岳がその巨大な山塊を覗かせる辺りでミスターB氏がボソリと伊蔵にこう呟いた。

『もう少し行くと国道沿いに怪しいカレー屋があるんやて・・』

う~むこれは非常に気になる情報ではないか。
気にしながらそのまま進むと『木曽の棧(きそのかけはし)』という景勝地の道路標識が現れた。
kakehashi.jpg
その昔、木曽街道で最も難所とされた場所でこの辺りの街道は木曽川沿いの断崖絶壁に穴をいくつも穿ち、列車の線路の枕木の様に水平に丸太をその穴に差し込んで固定し、その上に長い板を置いただけの棧道が存在したのだという。
kakehasi_convert_20090826013442.jpg
尾張藩が石垣を組んで整備した跡が現在でも一部国道19号の直下に残っているが、国道をそのまま走っているだけでは誰も気が付かない旧跡である。その『木曽の棧』を越えて少し行った辺りにあった!ミスターB氏の言ったその“怪しいカレー屋”がっ!
kakehashikare-_convert_20090826013412.jpg
こっこれは!この佇まいは一体・・・!開店営業しているのか、はたまたただの廃虚なのかと見まごうばかりの店構え。赤いペンキで手書きされた微妙に歪んだ“CURRY'S”の文字・・・怪しくかつ強力なオーラがその店からは漂っていた。ミスターB氏は何度もこの道をツーリングで訪れていてその度にこの店の事が気にはなってはいるものの寄らずじまいなのだという。なかなかこういう雰囲気のお店に一人で入るには勇気がいる。結局今回も入店はしなかったのだが『分杭峠』から帰ってから伊蔵はこの“木曽の怪しいカレー屋”について調べてみた。

いくつかのキーワードでググってみたところ、このカレー屋さんの事が気になっている人々が多数存在する事が分かった。勇気ある人が入店したレポによればこのカレー屋さんは確かに営業中であり、店名は『かけはし食堂』であるという事が判明した。老夫婦が切盛りしているらしいとの事でカレーは種類も豊富でそこそこ普通に美味しいそうだ。しかし店内の様子はかなり怪しい(笑)。画像付きで紹介されたサイトもあるので気になった方はキーワード「かけはし食堂」で早速検索してみてください。
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さて我々の木曾谷北上行はつづく。蕎麦で有名な旧木曽福島町(現・木曽町)の町へと入り『道の駅 日義木曽駒高原』にて第二回目の休憩。朝飯抜きで走って来たのでここで何か腹の足しになるものでもと思ったのだがまだ準備中の様子。
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結局物産品コーナーを物色しつつの休憩になってしまった。腹は減っていたがもう少しガマンする事にして再び出発する事に。ここからしばらく走った木祖村に入る手前で長い距離を走って来た国道19号といよいよお別れ。いよいよ木曾谷と伊那谷とを結ぶ『権兵衛峠』越えの山道となる。<つづく>

DSCF0340_convert_20090821234624.jpg
◆『道の駅 日義木曽駒高原(ひよしきそこまこうげん)』
・住所/長野県木曽郡木曽町日義4730-3
・営業時間/8:30~17:30


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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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