2017-08

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信州のパワースポット『分杭峠』へ/その9・林道へ入る

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我々は『分杭峠』の中でも最も“気”のエネルギーの充満しているといわれる沢へ向って駐車場の土手を登って行った。登った所に峠を示す木製看板がありその左手に未舗装の林道が続いている。この先に例の沢があるようだ。
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林道に足を踏み入れようとしたらいきなり前方から『レクサスLS460』がその白い鯨のような巨体を現し走って来たので驚いた。“山奥の未舗装の林道を走るレクサス”なんてちょっとお目にかかれない光景。目的の沢までは駐車場から続く林道をたった数百メートル歩くだけなのだがそのほんの少しの距離を歩きたくない方々が多くいるらしい・・・。
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レクサスの他にも林道を歩く道中、何台ものクルマと我々はすれ違った。歩いている我々はその度に路肩で足を止めてクルマの通り過ぎるのを待たねばならなかった。何だか良く無い予感が頭をよぎる。
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林道の途中には山手の崖から崩れ落ちたと思われる細かな岩石がそこかしこに落ちていた。手に取って観察してみるとちょっと変わった石である。樹皮の紋様のような細かな筋が沢山刻まれていて一見、樹木の化石の様にも見える。またこの岩石はとても脆くて筋に沿った形ですぐに薄っぺらい板状に砕けてしまうのだ。
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気になって後から調べてみると、どうやらこうした岩石は『結晶片岩』と呼ばれる変成岩の一種らしい事が分かった。結晶片岩とは大昔に地上ないし海底であった場所に堆積した岩石が地殻変動によって地下の深部へ沈み込み、高温高圧の条件下にさらされる事により岩石の構造が変化(変成作用という)しその後、長い時間をかけて地下から隆起して地上に姿を現したものである。『中央構造線』という大断層の直上という土地柄、この分杭峠周辺には地質学的にこうした岩石が多いというのも何となく頷ける。
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緑の森に囲まれた未舗装の林道をなおもミスターB氏と伊蔵は進んで行った。と、前方から水の流れ落ちる音が幽かに耳に聞こえて来た。どうやら噂の“気”のエネルギーが充満しているといわれる沢に到着したようである。
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ところがそこに広がる光景を目の当たりにして少々伊蔵は幻滅を覚えた。先程の林道での悪い予感が見事に適中。林道の奥の沢の前のちょっとした広場には何台ものクルマが群れをなして駐車していたのである。そうしたクルマの中には大きなキャンピングカーまでが停まっていたのである。

う~む・・・でもこれってちょっとおかしくないかい??
ここに集まる人々は大自然からの恩恵というかエネルギーを享受する、自分の健康維持・増進の為にやって来るのだろうが、この光景を目の当たりにしてしまうとこの場所まで林道を走ってクルマを乗り付けて集まる人々は自分自身の身体の健康の事ばかりを考えて周りの自然の事は何一つ考えていない様に何だか伊蔵には思えて仕方がなかったのである。

わざわざ林道の奥までクルマで入り込まなくても林道に入る手前でクルマを停めて沢まで歩けばいいのにと思ってしまう。歩くといってもたった数百メートルなんだし。林道をクルマの排ガスや轍で汚したり道を荒らさなくても・・・ちょっとくらい歩きましょうよ。その方が目に見え無い“気”を感じて健康になった気でいるよりかは身体にとってよっぽどイイんじゃないですかねぇ?
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自分ばかり自然の恩恵を受けておきながらやっている事は自然破壊に繋がっているという事をもっと自覚すべきでしょう。自分達のみいい思いをしようというのは人間のエゴに他ならない。その内自然の方から人間に対して手痛いしっぺ返しを喰らいそうだ。『王蟲の怒りは大地の怒りじゃ!腐海(森)に手を出してはならぬ!』(風の谷の大ババ様談)
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クルマで林道に入り込む人達のほとんどは何十本ものポリタンクやペットボトルに沢の水を入れて行くのでわざわざそれを持って林道を歩くのは骨が折れるという気持ちも分からないではないけどねぇ・・・・。そんなに何十本も量を欲張らなくてもねぇ・・・。恵みを分けて貰っているという自然に対する謙虚な気持ちを忘れないでもらいたいですなぁ・・。

今回は少々愚痴っぽくなってしまった・・・・(笑)<つづく>


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幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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