2017-09

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信州長野・上田の旅/その3・『刀屋』で蕎麦を味わう(2)

上田市の数ある蕎麦屋の中でも有名店である『刀屋』さんの店内奥のテーブル席に一人座り伊蔵は注文した『真田そば』が出て来るのを店内の様子を観察しながら待っていた。待っている間にも次々にお客さんが押し寄せてあっという間に店内は人で一杯になってしまった。いつもながら早めに出て来て良かったなと思う。『刀屋』さんで働く店員さんは女将さんをはじめ皆テキパキと動き見ていて気分がイイ。やがて・・・
伊蔵の目の前に待望の『真田そば』(900円也)が運ばれて来た!
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う~む・・噂通りに大盛りに盛ってある。いや違う!この『刀屋』さんではこれがあくまで“普通盛り”に相当するのである。普通の蕎麦屋で出される量に比べこれは明らかに量が多い(笑)しかし普段から普通の蕎麦屋で出される蕎麦量はちょっと少なく腹が膨れないと感じている伊蔵にとってはこの『刀屋』さんの普通盛りの蕎麦の量は丁度良く感じられた。1961年(昭和36年)創業以来一貫して『普通盛りで一般店の大盛りの量を安くお客さんに提供する』というのがこの『刀屋』さんの信条なのだそうである。

さてこの『真田そば』の紹介に移ろう。
盆の上に乗るのは丸い器の上に盛られたざるそば。『刀屋』さんの蕎麦の麺は田舎ならではといった感じの良い意味で荒削りな蕎麦で打ち方もかなり太目。コシも強いので口の中に入れてしっかり噛んで味わえるワイルドな雰囲気が漂う蕎麦である。普通の蕎麦つゆの入った徳利の他に、淡く色の掛かったかつおだし汁が入った碗がひとつ、それに加えて大根おろしと長葱、山葵が乗せられた小皿がひとつ。
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それにもう一つ丸い器が用意されていた。この丸い器の中に入っているものは花かつおの下地の上に円形に押しつぶした形の味噌が乗っており、さらにその上に小さな“なめこ”が六つ乗っかっている。このなめこが六つ乗っかている様は真田家の家紋である『六文銭』をイメージしているらしい。なるほど!

『真田そば、初めてお召し上がりになられますか?』

おお!店員のおねえさんがご丁寧にもこの『真田そば』の正しい食し方をアドバイスしてくれるらしい。伊蔵は神妙にその説明に耳を傾けたのであった。おねえさんの説明によればまず、花かつおと味噌となめこが入った碗にかつおだし汁を注ぎ込んで味噌となめこを溶かし、それに自分の好みに合わせて蕎麦つゆを加えて味を調整、薬味を加え蕎麦を付けて食べるというものであった。ほほ~ぅ了解致しました(笑)

味噌風味の蕎麦つゆに蕎麦を付けて伊蔵は食べた事がいまだかつてなかった。一体どんな味がするのだろう。まぁ取りあえずおねえさんから受けたアドバイス通りに味噌となめこの“真田六文銭”をかつおだし汁で溶かし蕎麦つゆを混ぜて伊蔵なりに調合を済ませた。そして普通盛りというにはあまりにも山盛りな蕎麦を崩さない様に手繰り“味噌風味蕎麦つゆ”に付け、伊蔵は味覚の未体験ゾーンへ・・・。

思っていた程には味噌の味がたっていなくてくどく無くサラリと頂く事が出来る。それでいて味噌を溶かす事によって普通の蕎麦つゆにはない独特なコク・甘さの様なものがそこには生まれ実に不思議な感覚の味であった。何だか薄い胡麻だれに蕎麦を付けて食べている様な?そんな味だったがこれはこれで美味しく頂ける。よく蕎麦屋で出される酒肴としての“蕎麦味噌”は知っていたがこの様にして食べるのは初めてであった。なかなか渋く美味しい蕎麦であった。しかし蕎麦の量が量だけに蕎麦つゆを必要以上に消費してしまい調整に苦労した(笑)

『真田そば』の普通盛りを全て平らげた。これを平らげるとさすがに腹が膨れたが、やっぱり蕎麦屋に来て食後の蕎麦湯は外せない。熱い蕎麦湯を残りの蕎麦つゆに混ぜてズズッ・・と一服やっていると店内には続々とお客さんが詰めかけて来て伊蔵の座っていた狭いテーブル席にもカップルがやって来て相席になってしまいゆっくりと蕎麦湯を味わっている余裕も無くなってしまった(悲)引き上げるとするか・・
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女将さんに会計を済ませ御礼を言って『刀屋』さんから外に出ると外には入店待ちの人の列が出来ていた。伊蔵は『真田そば』で満載になった腹を抱えて再び上田市内を彷徨う事にしたのだった。『刀屋』さん美味しくそして山盛りのお蕎麦ご馳走様でした!<つづく>

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◆『刀屋そば店』
・店主/二代目:高桑 功さん
・住所/長野県上田市中央2-13-23
・電話番号/0268-22-2948
・営業時間/午前11時~午後6時
・定休日/日曜日
●1階テーブル席19席●1階小上がり3席●2階座敷2部屋16席
※大盛りを注文時はそれなりの腹準備をしてから出掛けましょう。
●ぐるなびURL
http://rp.gnavi.co.jp/sb/3004709/
●そばの散歩道/にっぽん蕎麦紀行より
http://www.nichimen.or.jp/kikou/01/02.html


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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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