2017-06

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信州長野・上田の旅/その11・善光寺参道~仁王門

長野市内の隠れた蕎麦屋『かんだた』さんの店頭には伊蔵の他にお客さんはさすがに誰もいなかった。明らかに伊蔵は早く来過ぎてしまったようだ(笑)開店時間の5時半まで30分以上時間がある。明日5月31日で善光寺御開帳が終了するとはいえ、隠れた路地裏のこのお店が御開張期間中はかなりお客さんが押し寄せているという事前の情報を掴んでいたので大事をとって早めにやって来たのだがそれは杞憂だったようだ。
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それでも店頭入口前に木製ベンチが置かれていたのでしばらく座って待っていた。伊蔵の座るベンチからは死角だったが入口のすぐ脇に蕎麦打ちの作業場があるようでご主人が蕎麦を打つ音が微かに耳に聴こえていた。しばらくその音を聴いているとお店の戸が開いて女将さんらしき方が出て来た。

『いま一生懸命蕎麦を打っていますのでもうひと回りして来てはいかがですか?夜はそんなに込合いませんのですぐに入れますから大丈夫ですよ。』

と言われた。もっともだと思った伊蔵は女将さんに挨拶をしつつもうひと回りこの周辺を歩いてみる事にした。一旦権堂商店街のアーケードに戻り西方向へ向かい中央通り(善光寺参道)へと出て通り沿いに北方向、つまり善光寺の方向へ向かった。
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善光寺参道沿いは夕方とあって思っていたより人は少なかった。路沿いには観光客相手の様々なお店が建ち並ぶ。信州名物の『おやき』をはじめ、やはり手打ち蕎麦屋などの飲食店が多い。おやきなどは路上でもさかんに売っている。そんな街の風景を見ながらトボトボと歩いて行くと善光寺の入口、『善光寺交差点』まで辿り着いた。
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この『善光寺交差点』の信号の脇にある交差点名表示の看板は変わっていて面白い。墨枠に墨文字で手書き風になっている。通常のこうした交差点名表示は青枠に青い丸ゴシック系の文字で表示されているのがほとんどなのにこの善光寺交差点は例外らしい。
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また“善光寺”の『善』の一画目と二画目、『光』の二画目と三画目、『寺』の六画目の点が鳩の形の様にみえるいわゆる“鳩文字(鳩字)”となっている。以前に訪れた鎌倉の鶴岡八幡宮の扁額の八幡宮の『八』の文字も鳩が二羽向かい合っている様に書かれていた。なぜ寺社に鳩文字なのかはよく分らない。寺社仏閣には鳩が付きものだからなのか・・??(笑)また善光寺には『牛に引かれて善光寺参り』という逸話があることからなのか『善』の文字は牛の顔を正面から見た様に似せて書かれているようだ。
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『善光寺交差点』辺りまで来ると本堂に近い事や参道沿いにある宿坊も多いので観光客の数もぐっと増えて来た。この交差点の先からは道も狭くなりアスファルトではなく石畳の道が始まる。
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しばらく歩くと『善光寺仁王門』が目の前に立ちはだかる。この『善光寺仁王門』は宝暦二年(1752年)に建立、江戸時代の弘化四年(1847年)に起こった善光寺地震で焼失、その後、慶応元年に再建されたが明治二十四年(1891年)再び焼失、現在建っている門は大正七年(1918年)に再建されたものだという。
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仁王門の扁額には『定額山(じょうがくさん)』と善光寺の山号が掲げられている。門の両脇には高村光雲と米原雲海の合作による阿形(あぎょう)吽形(うんぎょう)二対の素晴らしい躍動感と肉体美を表現した巨大な木製の仁王像が立っている。
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◆善光寺仁王門/阿形像
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◆善光寺仁王門/吽形像
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自然の木材を削って各パーツを組み合せてここまで表現を可能にする仏師・彫師(彫刻家)というのはやはり凄いという他あるまい。
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この仁王門は大正期に再建されたものだ先程記したのだが、見た目はとても年期が入った様な渋さが滲み出ていてもっと古い時代の建築物に見える。
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この仁王門をくぐれば有名な善光寺参道でも観光客に最も人気の『仲見世』の通りになる。
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だがしかし時刻を確認してみるとそろそろ蕎麦屋『かんだた』さんの開店時間が近い。グズグズしていては入店一番槍を逃してしまう。伊蔵は一旦権堂商店街方面へ引き返す事にしたのだった。<つづく>




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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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