2017-06

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ふたり大阪・食い倒れBlues/その3・黒門市場と“あそこ”のカレーうどん(2)

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黒門市場でうどんを食べるなら“あそこ”で!
という事で早速その店頭にやって来た伊蔵、『あそこ』さんの店内へ。
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店内は右側にカウンターと厨房があり奥行きがある。店内に入ってすぐにカレー特有のスパイシーな香りが伊蔵の鼻をくすぐった。よく見たらカウンター席の一番奥にすでにお客さんが一人いて噂のカレーうどんを食べていた。う~む今日の伊蔵は入店二番槍か・・・。厨房内には作務衣を着た無口だが優しそうなご主人がお一人で作業されていた。女将さんも一緒にお店で働いているはずのだが今の時間帯は店がまだ空いている為か女将さんの姿は無かった。

伊蔵はカウンター席の中程の位置へ腰を降ろした。注文する品はすでに決まっていたが一応お品書きを見てみる。『あそこ』さんはうどん屋さんなのでなべ焼き、天ざる、天麩羅、なめこ、肉、にしん、昆布、玉子、きつね等、一通りのうどんやそばメニューは揃っている。でもやはりこの『あそこ』さんで圧倒的に出るメニューは“カレーうどん”なのである。しかもこのカレーうどん、自家製である麺の太さを太目・細目の二種類の内から選択出来るのだ。麺の太さの中でも人気なのが細目の方。このカレーうどんとともにパラパラに炊きあがった『かやく御飯』を一緒にセットで注文するのが通だという。

セットで1,250円と市場の中にあるうどん屋さんとしてはちょっと高い価格設定だが、旨いものが食べられるなら伊蔵は構わない。早速カレーうどんの麺細目・かやく御飯のセットをご主人に注文した。ご主人は『はい、わかりました』と静かに頷きつつ伊蔵に返事をすると黙々と作業に取り掛かった。しばし待つと・・・
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見た目もトロミが感じられるカレー餡が黒い器にタップリと盛られた『カレーうどん』が白い湯気を上げつつ伊蔵の前に運ばれて来た。かなり食欲をそそられるスパイシーな香りがする。カレー餡にわずかに見え隠れするのは葱と細かく刻まれた肉か。注目の細麺はカレー餡に阻まれて見え無い。早速箸を湯気の立つカレー餡の海に差入れて麺を探り当て少し持ち上げてみる。ムムムッ!これはかなり予想以上のカレー餡のトロミだ!
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麺を持ち上げるのにちょっとした抵抗感を感じる程、カレー餡はトロッとしていた。麺の細さはちょうど標準的なパスタくらいか。しかし伊蔵はこれほど細い麺でカレーうどんを食べた経験がいまだかつて無い。う~むこれだけカレー餡に強いトロミがあればさぞかしこの細い麺に絡んで旨かろう。
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麺を持ち上げるとやっぱり思った通りカレー餡が絡んで来る。ふぅ~ふぅぅ~~ふぅ~~・・・十分口に入れる前に麺を冷まし一気に啜る!。ふはぁあふぅ・・・これは話題になるというのも分かる。文句無く旨い。カレーがしっかりとスパイシーさを主張しているし麺との相性もイイ。辛いもの好きの伊蔵はすっかり『あそこ』さんのカレーうどんの虜となってしまった。いや正直参りました(笑)

カレー餡の辛さの為にうっすらと額に汗をかきつつカレーうどんを食べていた伊蔵にご主人が差し出したのがセットで注文した『かやく御飯』であった。
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カレーうどんの心地よい辛さと対称的に、この『かやく御飯』のあっさりした優しい味はとても嬉しかった。茶碗一杯だけじゃなく丼一杯食べたい気分になってしまう(笑)。

大満足の食後、ご主人と少しばかりの時間だがお店についての話を伺う事が出来た。そのお話によるとご主人はお店の二代目である事が分かった。ご主人の親父さん、つまり先代が戦後の昭和28年頃にこの黒門市場で屋台として始めらたのがこのお店の始まりとのこと。すでにその屋台時代から『カレーうどん』はメニューとしてあって評判だったらしい。当時としてはカレーうどんは随分珍しかったろう。

ご主人が先代から家業を継いでからはもっとこの美味しいカレーうどんを多くの人に味わって欲しいとの考えから思い切ってお店を構えた。お店を構えるに当たってはうどんの自家製麺機も一緒に揃えたという事でかなり借金をして無理をしたようだが、今ではその借金も全て完済し、お店を営業しながらも立派に子供さんも育てあげた。現在は女将さんとともにのんびりと自分達のペースで店を営業しているとの事であった。

と、まぁお店のおいたちに関するお話までご主人にお聞きする事が出来たし、初めて食べる細麺のカレーうどんもかなり美味しかった。伊蔵はご主人に御礼を申し上げてから『あそこ』さんを後に。御馳走様でした!

お店を出てからご主人に一番お聞きしたかった事を忘れていた事を思い出した。それは“あそこ”といううどん屋としては変わったこの店名はどういう由来でつけたのか??という事(笑)

う~む伊蔵とした事が・・・しまったことをした。<つづく>

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◆うどん そば『あそこ』
・住所/大阪府大阪市中央区日本橋1-21-30(黒門市場内)
・電話番号/06-6641-4456
・営業時間/10:30~20:00 土・祝10:30~18:00
・定休日/日曜日


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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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