2017-08

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ふたり大阪・食い倒れBlues/その5・新世界・通天閣(1)

大阪のキタ(梅田周辺)とミナミ(難波、心斎橋、道頓堀周辺)と並び有名な繁華街・歓楽街となっているのがここ『新世界』周辺だ。この辺りはミナミのさらに南側に位置しているのでいわば大阪のディープサウスといったところか。
DSCF9929_convert_200#221060
この『新世界』一帯は浪速区、天王寺区、阿倍野区、西成区の4つの区の境目辺りにあって天王寺公園、天王寺動物園などの見所や聖徳太子が建立した四天王寺、無数の寂れたアーケード商店街、大正時代に築かれた遊廓『飛田遊廓』跡(現在は飛田新地という名になっているがこの地は戦災を免れた事もあり遊廓特有の歴史的に貴重な建造物が多数残っており当時の面影を現在でも目にする事が出来る)や阿倍野区の巨大墓地、西成区に目を向けると有名な日本最大のスラム街である“釜ケ崎”(通称:あいりん地区)等がある。

ようするに歓楽街や遊廓が集まっていて日雇い労働者が多数集まる場所柄であり、大阪の中でもこのディープサウスエリアのある一部分はかなり治安が悪い場所、つまりはデンジャラスゾーンなのである。それでも『新世界』に限っては昔とは打って変わってNHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」の舞台として全国的に知られるようになるなど観光地化されてきており、多くの観光客が気軽に訪れては派手な店舗看板をバックに記念撮影をしたり大阪の食文化を楽しめるようになっている。
DSCF9930_convert_200#221063
伊蔵はそういった安全な地域、危険な地域が微妙に混在している観光地『新世界』へ辿り着いた。恵美須町交差点から南東にのびる商店街『通天閣本通』を進み大阪のシンボルタワーである『通天閣』の足下まで進んでみる。この場所へ来るのはこれで二度目。前回はこの『通天閣』に余りの混雑ぶりに登る事が叶わなかったので今回は是非登ってみようと考えていた。

『新世界』は前回訪れた時に比べて比較的空いているようではあったがやはり観光地だけに人の数は多い。『通天閣』の下の登り口も行列らしい行列は出来ていなかった。どうやらすぐにでも登れそうだ。
DSCF9931_convert_200#221068
『通天閣』のすぐ下には将棋の駒を象った“王将碑”がある。大阪・堺出身の伝説の将棋棋士、“将棋の鬼”と称された『坂田三吉』を偲ぶ碑である。彼は貧しい生い立ちであったが幼い頃より将棋一筋で生き、この通天閣を見上げて闘志を燃やしていた。その恵まれた天分と努力は世の人をして鬼才といわしめた。大正14年に京阪神の財界有力者に推挙されて“名人”を自称するが関東の中央棋界からこの事は認められず、将棋界を一時追放になった。名人、王将の称号が贈られたのは彼の没後であった・・・。
DSCF9932_convert_200#22106B
さてさて早速大阪のシンボルタワー『通天閣』に登ってみよう。通天閣に登るにはまず脇に設置してある円筒形のエレベーターに乗らねばならない。階段もついているのだがこれは降りて来る人専用となっている。入口の「通天閣」の文字は藤本義一氏の手によるもの。エレベーターの脇には通天閣で働く職員の方がいてわざわざ観光客を出迎えてくれエレベーターへの乗降を促す。伊蔵はエレベーターに乗り込みまずは通天閣の2階部分へ向かった。2階部分は展望券の売場や売店、遊戯場になっている。
DSCF9935_convert_200#221078
展望券を購入しに円形エレベーターから通天閣本体へ続く通路の途中にキアヌ・リーブス主演の映画『地球が静止する日』のポスターが貼られており通天閣が粉々になる光景が題材になっているのが面白かった。
DSCF9936_convert_200#22107B
通天閣は“天に通じる高い建物”という意味で1912年(明治36年)に建てられた。当時は東洋一の高さを誇った(1943年解体)。現在の通天閣は二代目で1956年(昭和31年)に完成した(地上103.3m)。2階フロア天井付近にある時計も完成当時の頃を偲ばせとてもレトロチックな感じがいい。
DSCF9933_convert_200#22106F
展望券600円を購入しパンフレット(通天閣のペーパークラフト・新世界ガイド付きのなかなか立派なものであった)を手に2階フロアを一巡りしてみる。眼下に通天閣南本通を望む。沢山の飲食店が並ぶ通りは人で一杯だ。正面奥の大きな四角い建物は「スパワールド世界の大温泉」。手前の十字路右側角は「串カツ壱番」。

さらに上部へ登る為、エレベーター前に行くと少しばかり行列が出来ていた。エレベーターは二機設置されていて職員の方がお客の整理に追われていた。行列の最後部に伊蔵も並びエレベータが来るのを待った。このエレベーターで地上91mにある展望台まで登る事が出来る。上まで登ったら大阪に向けてスーパーカブを走らせている最中であろうtakeさんへ一度連絡をとってみよう。<つづく>


スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://moriizou.blog39.fc2.com/tb.php/760-a377a92f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ふたり大阪・食い倒れBluse/その6・新世界・通天閣(2) «  | BLOG TOP |  » ふたり大阪・食い倒れBlues/その4・道頓堀~堺筋

プロフィール

伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。