2017-10

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ふたり大阪・食い倒れBluse/その11・立ち飲みホルモン『マルフク』(1)

takeさんと伊蔵は西成区のドヤ街が建ち並ぶ筋を歩き、堺筋の大きな通りに出た。出てみたものの目指すホルモン屋の場所がはっきりしない。しばらくまた辺りをウロチョロする。右手の大きな交差点は『太子交差点』でJR大阪環状線の『新今宮駅』と阪堺電軌阪堺線の『南霞町駅』が交差して立地している。地下には地下鉄御堂筋線の『動物園前駅』がある。
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この大きな太子交差点を少し西に向えば、この地区の多く住む日雇い労働者の人々が早朝から仕事を求めて長蛇の列をつくるという『あいりん労働者福祉センター』の無機質なコンクリート製の建物がある。

ホルモン屋の住所によると太子交差点付近だという事が分かるのだがなかなか見つからなかった。取りあえず交差点から堺筋を南へ向かって歩いてみる事にした。

『おお!伊蔵くん!あったぞ!』

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歩いていたtakeさんの指をさす方向に小さいながらもそれでいて派手な赤い店舗が見えた。これがこの西成区でもかなり有名なホルモン屋『マルフク』さんである。真っ赤な外壁に黄色の看板とテント・・店の間口は狭いがかなり目立つ店構え。この『マルフク』さんの飲食のスタイルは大阪の飲食店のよくみられる形態、いわゆる“立ち飲みスタイル”であった。勿論どのメニューも低価格(大体一品100円~200円くらい)なのは言うまでも無い。
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シャッターを開け放った店内にtakeさんと共に入るといきなりカウンター(笑)。カウンター沿いに並ぶ客層は皆ひと癖ありそうな関西のおっちゃんばかり。若い大将がカウンター越しの大きな鉄板の上で両手にヘラを握り『カッカッカッ・・カシャンカシャン・・カッカッ・・・』とリズミカルにホルモンを転がしつつ焼いている光景が何とも言えず良い。焼き上がると丁寧にホルモンを鉄板脇に綺麗に並べる。
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焼き専門の若い大将と年老いたおっちゃん二人がカウンター内で作業していた。takeさんに言わせるとこうしたお店ではちゃんと役割分担が厳格決まっているものであり店の奥の客から見え無い厨房部でも内臓部位を細かく仕分ける人達が居るものだよ・・と話してくれた。

taakeさんと伊蔵はカウンター角に場所を決めカウンターに肘を置きまずはビールを頼む事に。ビールはこの『マルフク』さんでは通称“赤”と称されるアサヒの生スタイ二ーボトル。勝手に店頭隅に置かれている冷蔵庫から取ってやってくれと言われtakeさんが二本用意してくれまずはラッパ飲みで一杯(笑)。ビールで喉を潤してしみじみと思ったが伊蔵はこういう立ち飲みスタイルの飲み屋で飲むのは初めてである事に気が付いた。立ち食い蕎麦は度々あるけどな。ちょっとした関西の飲食カルチャーショックを受けているとtakeさんが早々とお店の大将に注文をしていた。
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豆腐のパックの様なプラ製の器にまず盛られて来たのは『豚足の煮込み』で200円。これを二人で分けて食べる。かなりトロットロに煮込まれており丸ごとパクつけばホロホロ・・・とすぐに身が骨から剥がれ落ちる感じ。しかもその身はブルブルルン・・・とした震える様なゼラチン状で口の中で適度に躍り、そして溶ける。ほんのりと甘辛い味付けがこれまたいいのだ。口の中で骨と身を剥離させポロポロ・・と骨のみをプラ容器に排出しつつスタイ二ーボトルのビールで口の中を洗う様に湿らす。この一連の作業を真っ昼間に行なっているというある種の優越感を(極々小さな優越感であるが・・)西成区の小さなホルモン屋で味わっている我々二人なのであった(笑)。<つづく>





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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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