2017-10

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季節料理 香味さん再び

先日の池下の香味さんデビューからわずか一週間後、ひょんな事からまた出掛ける事になってしまった(笑)。今夜は飲み仲間のYさん、その友人のRさんら二人の女性陣に加えアキラ氏も来店デビューを飾る事になっている。当然ながら伊蔵も参加する羽目になってしまった。

伊蔵はまた一番槍で入店すべく早めにお店に向かった。地下鉄に乗り池下駅へ。開店時間の25分前には着いてしまった・・・これは早過ぎた。早くお店に入っても良かったのがこれは何分にも図々し過ぎるので池下の街をしばらく歩いて回り開店時間まで時間を潰す事にしたのだった。開店時間の五分前にお店の前でタバコをふかしていると、遠くから聞き馴れた爆音が!takeさんのスーパーカブ90カスタムのマフラー音である。彼は今ご出勤なのであった。すでに到着していた伊蔵の姿に彼は少々面食らっていたようだった(笑)

彼がバイクを駐車場へ停めている間に伊蔵は香味さん店内へと一番槍で入店。すでに厨房内ではお店の大将tsunchoさんが開店準備をしていた。彼とは一週間ぶりのご無沙汰である。『ドーモドーモ』とお互い挨拶を交わしいつものカウンター席へ。むむ・・・何だが小さいものがチョコマカしとるぞ・・・。それはtsunchoさんの娘さんと息子さんであった。つまりtakeさんにとっては姪っ子と甥っ子にあたる。しばらくこの元気で可愛い子供達と店内奥のお座敷にて遊ぶ伊蔵。

しかし結局逆に遊ばれたのは伊蔵の方だった・・・(笑)

子供達はtakeさんにもかなり懐いていて、彼も全くいい叔父さんぶりである。全く人見知りしない子供さんで伊蔵もすんなりと仲良くなれた。子供さん達が奥さんと共に引き上げた後、しみじみと『元気過ぎて困ります・・・』とtsunchoさん(笑)。子供達に構われてなかなか仕事の疲れを癒す事が出来なくて困っているらしい。子供は疲れというものを知らないので無理もあるまい・・・。

まだ他のメンバー達は到着しそうにないので先に一杯やる事にさせて頂いた。いつもの如くエビスビールを一本。グラスもいつもの如く三本(笑)tsunchoさん、takeさんも当然飲むのである。彼らの仕事始めは冷たいビールを飲む事によって始めてスタートするのであった。この件に関しては先日訪れた時に分かっていた事なので伊蔵も馴れたものである。“郷に入れば、郷に従え”なんである。伊蔵は三つのグラスにトクトク・・と冷たいエビスビールを注ぎ込んだのだった。

『む~・・・染み渡るねぇ~』

最初の一杯程旨いものはない。三人から思わず口をついて心地良い溜息が漏れる。さてと始めることに致しますか・・・。
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今日最初に頂いたのは『赤貝の身と肝』。今が旬の食材である。赤貝の身は何度も食べた事があったが、肝が一緒に出てくるのは初めてだった。新鮮なものでなくては出せない食材であろう。では早速頂きます。赤貝の身はコリコリとした歯ごたえがあってしかも柔らかく、さすがに旬を感じさせる結構な味わい。初めて食する肝は結構苦みや癖があるのかなと思いきや、そういうものではなくすんなりと食べる事が出来た。何より酒のつまみとして食べるにはとてもいい組み合わせの一品であった。

赤貝を食べ終えようとする頃、お店の戸が開いて友人アキラ氏が現れた。お店の大将であるtsunchoさんにアキラ氏を紹介した後、彼も早速カウンター席へと腰を降ろしたのだった。
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次に出てきたのは美味しそうな『鰺の一夜干し』であった。勿論自家製である。
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身を解して早速頂いてみると思わず微笑んでしまう程旨い。堅すぎず柔らかすぎず干されたその身の味わいはうま味が十分出ていてお酒との相性も抜群だ。さらにレモンを搾って頂くとさらにそのうま味が引き立つ。ビールから焼酎方面へと切り替える時期かもしれない(笑)。しかしアキラ氏は着いたばかりだしな・・・もうちょっと我慢しよう。
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おつまみに塩茹でした『赤車海老(あかしゃえび)』も出してくれました。やめられないとまらない・・・ですわ。

海老と一夜干しをちょこちょこと摘みつつ味わっていると今夜の女性メンバーであるYさんとRさんが来店。これで全員が揃った。またまたビールで乾杯だ!女性陣の内、Yさんとは先々月のtakeさんの旧店舗の閉店ファイナルイベントで見事な女将っぷりを見せて頂いたが(笑)Rさんとは随分会うのは久しぶりであったが変わらず元気そうだったので安心した。

しばしの間、メンバー互いの近況報告で談笑。そんな中、Rさんも最近“iPhone”オーナーになったという事が分かると、ここぞとばかりにtakeさんとアキラ氏(彼らもiPhoneオーナーである)が手取り足取り操作方法や、役立つアプリ情報を彼女に教えまくっていた。彼らはまるで“池下電機”の営業マンの様であった(笑)
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次はお店の生け簀“池下シーワールド”のアイドル『赤海鼠』。これは先日もトップバッターで頂いた。見た目のグロテスクさとは違ってネギともみじおろしをちょいと乗っけてポン酢で頂くと非常にサッパリしていて歯ごたえ良く、実に美味しいのである。
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お次は『生ウニ』の登場だ。トロォ~として生卵のような甘さがある。しかしウニって一体誰が最初に食べてみようと思ったのだろうか・・・あの刺々しくいかつい姿を見ているとそう思ったりする。
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これは絶品だった・・『大アサリ』。こういうのは実にタマランね。潮の香りを嗅ぐと何となく落ち着かなくなってくる。これは身から染み出すエキスから香ってくるものだろう。身も勿論美味しいが殻に並々と溜まったこの“海の恵みスープ”・・・酒飲みにはタマラナイ一品だ。しかしアキラ氏にこの“海の恵みスープ”はすっかり飲まれてしまった・・・。少し残しといて欲しかった(笑)。
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本日のメンバーはtsunchoさん、takeさんを含めてみんな酒飲みばかりなので一升瓶の焼酎を用意して頂いた。鹿児島県伊佐市の大口酒造株式会社の芋焼酎『黒伊佐錦』というお酒。この焼酎はその名からも分かるように黒麹仕込みの酒である。まだ来店して時間の経っていないYさんとRさんはビールという事でこの焼酎は男衆四名でまずは頂く事にした。
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カウンター上に立ち並ぶ四つのグラス。本日は氷係であるアキラ氏がいる。今回のオンザロック造りは彼に任せるとしよう(笑)。早速『黒伊佐錦』の栓を開封し、アイスぺールから氷をグラスに投入する作業が進められた。トクトクトク・・・心地の良い音を立てながらグラスに焼酎が注がれた。注がれると同時に芋焼酎独特の豊香が漂ってきた。用意が出来たところで乾杯!早速味わってみる。

う~む・・芋でごわす!(笑)男衆四名はすっかり薩摩人と化した。鼻へと抜ける芋の香りとその骨太な味わいはまさに鹿児島の焼酎にふさわしかった。う~む・・これはお酒に負けない料理で対抗してもらわねばなるまい。お次は何でごわすか??
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『オイは蟹でごわす!ガァォオオオ~ォ!!』
そうでごわすか(笑)。
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気が付くとtakeさんが蟹の脚をもいで脚の中の身をこそげ落とす作業に無言で専念していた。作業が滞ってはいけない。アキラ氏!ガソリン(焼酎)を補給せしめたまえ!即座にグラスに『黒伊佐錦』が投入される。万事このような感じで滑らかに料理の作業が進んでいくのでごわした。
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そして出来上がったのは『蟹の身の蟹味噌和え』。
箸を早速つけようとした我々にtsunchoさんがおもむろに、

『蟹の身と蟹味噌をガッっとかき混ぜて食べてたもんせ』

とアドバイスをくれた。そこでその通りにして混ぜてから頂いてみた。う~んこれはうまかぁ~(笑)。蟹味噌の苦みが芋焼酎に良く合う。チビチビ長い時間を掛けて味わいたい・・そんな気分にさせる料理だ。
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そして最後に現れた今夜のメイン『鱧しゃぶ』だ!。柄も鮮やかな大きな丸皿に丁寧に骨切りの下処理がされた桜色の鱧の身がお豆腐と三つ葉と共に乗せられていた。いやぁ~これは綺麗だ。

『新鮮だから生でも美味しいよ』

との事なので試しに一切れ頂いてみることに。それはとても柔らかくで瑞々しくほんのりと甘い上品な味だった。
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鍋の中には出汁をとる為に鱧の頭の部分と身を取った残りの胴体を入れ、昆布だしベースのスープと一緒に煮る。こうすると鱧の頭と胴体からかなり美味しい出汁が出るのだという。良い具合に煮立ってきたところで金魚すくいのような形状の網の上に鱧の身を乗せて鍋の中のスープに軽く浸す。ここで注意する事はあまり長い時間浸してはならないという事だ。湯を通し過ぎるとすぐに身が固くなってしまうからである。ほんの湯に潜らすくらいがちょうど良い。骨切りで下処理された鱧の身の表面は細かく包丁が入っているので湯に潜らせるとパッと華が咲いたように広がる。これが合図。サッと湯から上げる。
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そして山葵と梅肉を乗っけて頂くのである。色合いが実に綺麗だ。そのお味は実に上品という他ない。ホロホロに程良くほぐれた淡泊な身の味とツンッ!と鼻を突く山葵の刺激に酸味のある梅肉の味が口の中に広がる。何といったらいいのだろう。とにかく贅沢だ。先ほどからかなりお酒の量も増えているのだが次々に出される料理に感動してしまい、あまり酔う事がない。それだけ料理と酒とのバランスがとれていることなのであろう。
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鱧はかなり獰猛かつ攻撃的性格で知られている魚だが、こうして料理して食べるとかなり繊細な味がして大変美味しい。伊蔵は鱧しゃぶの虜になった。以前に大阪で食べた鱧フライもあれはあれで絶品だったが(笑)。美味しい料理の数々に舌鼓を打ちながら酒を楽しんでいると・・・。
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あれれ!?カウンター内にはtsunchoさんの姿はどこにも無く、代わりにYさんが入っているではないか!また今夜も彼女は“女将モード”にトランスフォームしてしまったようだ。
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ほんとにどこかで小料理屋やればいいのにYさん(笑)。しかしここの当の店主であるtsuncyoさんは一体どこへ??。メインの料理の済んだ事だし、いずこかで休憩でもしているのだろう。しばらくアキラ氏とRさんと酒を飲みながら談笑していた伊蔵であった。ふと気が付くと奥の座敷が何だか騒がしいぞ・・・?
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ああああ!!tsunchoさん、そんなところに(笑)。しかもさっきまでカウンター内で“女将モード”になっていたはずのYさんまでがお座敷にいてtsunchoさんの背中をマッサージしているではないか!。Yさんは“女将モード”から“マッサージモード”になっていた・・・。tsunchoさんはYさんに背中にある必殺の“経絡秘孔”を次々に突かれ、まさに放心状態。疲れが溜まっていたのであろう。しかし我々が今夜彼を見たのはこれが最後であった・・・。秘孔を突かれた彼は急激に身体中の血の流れが良くなってしまい、それと同時にお酒の酔いも回ってしまったようであった。
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tsunchoさんの状態を心配しながらもtakeさんが先日伊蔵が食して絶賛していた『焼き筍』を出してくれた。
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〆として身体に優しい『もずく酢』を頂いた。ここで終電の列車の時刻が近づいてきたのでアキラ氏とRさんと伊蔵は引き上げる事にした。Yさんはお店から自宅が割と近いのでもう少しお店を手伝ってから引き上げるとの事だった。
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今夜も素晴らしい料理を堪能させて頂いた。ご馳走様でした。また立ち寄らせて頂きます。芋焼酎『黒伊佐錦』の一升瓶も見事スッカラカン・・(笑)しかし気になるのはtsunchoさん。大丈夫だったのだろうか・・・。


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伊蔵

Author:伊蔵
伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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