2017-11

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小田原・箱根への旅/その11・箱根海賊船(2)

伊蔵は『桃源台港』に突如姿を現わした黒い海賊船『ビクトリー号』へと乗船する事になった。ビクトリー号は一旦桟橋へと接岸した後、箱根町から乗船して来た多くの観光客を観光船の関係者の誘導によって桟橋へと降ろした。その後、伊蔵ら桃源台港からの乗船客をその巨体内へと飲み込んだ。

この箱根海賊船の航路は芦ノ湖の南端の『箱根町』を経由して『元箱根』までを約40分ほどで結んでいるが今日は悪天候という事もあって『箱根町』止まりでの運行になるらしかった。約30分の船旅である。
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箱根海賊船『ビクトリー号』は外観こそ古き良き英国の往年の帆船戦艦の姿を模してかなり凝った作りで造られているがその内部は観光船らしく利便性に富んだ造りがされていた。綺麗な船室の窓から外の芦ノ湖の風景を眺めるのも風流だがこれはあくまで海賊船である。伊蔵は三階デッキ上の後部艦橋、眺めの一番良い場所に立って外の景色を眺めて行く事にした。外は相変わらず強風が吹き荒れてはいるものの観光客はそんな事もお構い無しにデッキに群がっていた。
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やがて『ビクトリー号』は静かに桃源台港を出航。滑る様に湖面を進み始めた。晴れていればどれだけ綺麗な景色が拝めたであろう。残念ながら空は鉛色の薄雲に覆われて陽の光もほんのわずかしか湖面を照らしてくれてはいない。しかしながら海賊船が運休にならずに本当に良かった。

西側に箱根外輪山、東側に内輪山を望みつつ船は南へ向かった。強風に煽られ目を細めながらの船旅だったが結構これはこれで楽しい。荒波の中を航海する海賊船っぽくてなかなか臨場感があり面白かった。
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芦ノ湖湖岸は山肌が湖のすぐ際まで張り出しており山肌の木々は紅葉していてとても綺麗だった。この紅葉をデジカメで撮影する観光客は多かった。やがて内輪山方面に箱根駒ヶ岳が見えて来た。
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この山は麓から山頂付近までロープウェイが設置されていてこの場所も箱根観光の名所になっている。麓には西武グループが経営する『箱根園』という観光地があり、先程紹介したロープウェイの駅をはじめ、ホテルや水族館やショッピングモールなど集まっている。
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前方に『箱根町』の町並が見えて来た。30分の船旅はあっという間だ。場所的には国道1号線のすぐ際にあって箱根峠(標高846m)の直下にある集落で、あの名高い“箱根駅伝”の往路のゴール地点として知られている。
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船上から箱根町の上に位置するであろう箱根峠を眺めながらあの山の向こう側で横浜で開催予定のOFF会にホンダスーパーカブ90カスタムで向かっていた友人のtakeさんはコケたのだなぁ~としみじみ思い出す伊蔵であった。takeさんが峠を越えて辿り着く事が出来なかったこの箱根の町をしっかりと見てこなければ・・という使命感に新たに身を燃やすのであった(笑)。<つづく>



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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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