2017-11

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可児川・豪雨の爪跡(1)

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2010年7月15日(木)、局地的な大雨によって伊蔵の地元である岐阜県可児市を流れる『可児川(かにがわ)』が氾濫しその被害が全国的に報道された。

当日の伊蔵は名古屋市内で遅い時間に仕事を終え、名古屋鉄道を利用して可児に帰宅途中であったが犬山駅において大雨の影響で可児市内3万7千世帯、約10万人に避難勧告が出されている事を知った。約40年間可児市に住んでいるが大雨でこれほどの大規模な避難勧告が出された事は記憶に無い。

名鉄犬山駅から可児方面にのびる名鉄広見線は不通との事で帰宅を急ぐ人々は犬山駅で多数立ち往生の状態であった。午後10時に名古屋の職場を出た伊蔵は遅れに遅れて犬山駅に辿り着いたのは午後11時半頃であった。犬山駅で立ち往生の人々は自宅へ電話し、家族にクルマで犬山駅まで迎えに来てもらうかタクシーで帰宅するしか方法が無い状態。伊蔵もタクシーを利用して帰宅するしか方法がなかったのだが、すでに駅前のタクシー乗り場は多数の客で長蛇の列が出来ておりいつになればタクシーが来るのかまたいつになったら帰宅出来るのかすら分からなかった。

名鉄犬山線と広見線は名鉄の数ある路線の中でも利用客が多く、終電の時間になってもかなりの客が利用している実情を考えると名鉄は代行バスを出すべきであったろう。また広見線が不通になったという名鉄側の情報開示も遅かった。この件については多数の乗客も同意見であり、犬山駅で駅員に乗客が問いつめる場面も見かけた。結局期待の代行バスは出ず仕舞い。タクシーもいつになったら乗れるのか分からなかった。待っているだけイライラしそうだったので伊蔵は意を決して犬山駅から自宅まで歩く事にした。

真っ暗な県道を歩くのはかなり不気味であった。途中いくつかの川を橋を使って渡ったのだが川の水位が尋常では無い事に驚いた。かなりの雨量がこの辺りに降ったのだろうと想像が出来た。伊蔵が歩く県道も所々田んぼの水が溢れて道路上に冠水している場所があり、仕方無く迂回せざるを得なかった。そうしてトボトボ約1時間半かけて午前二時に無事に家に帰還した。午後10時に名古屋の職場を出てから四時間後の帰宅となったのである。
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次の日は早朝から空を飛び交う報道ヘリの爆音で目が覚めた。どうやら隣の八百津町では土砂崩れ、可児市では可児川が氾濫して甚大な被害が出ているらしい。三名の方がクルマに乗ったまま濁流に飲み込まれ行方不明だという。幸い伊蔵が住んでいる地区は山の上の高台に位置している為、洪水の心配は無く自宅も無事であった。名鉄広見線も16日午前中は不通のままであった為、午後からの職場出勤となった。
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可児川の被害については全国的にニュースで報道された通りの有り様。氾濫後の18日には甚大な被害を重く見た管直人首相も可児市を視察に訪れた。その次の日の19日、伊蔵は可児川の氾濫した現場を訪れてみる事にした。<つづく>



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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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