2017-10

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関ヶ原攻め その4 「葵徳川三代」

関ヶ原という事で関連のある話をしよう。
大河ドラマ「葵徳川三代」は2000年(平成12年)に放送されたジェームス三木原作脚本のドラマだ。太閤秀吉の死直後から物語が始まるのだが、まるでゴッドファーザーを彷佛させる話の運びが見ていて面白い。
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待ちに待った天下取りの機会を逃さず、巧妙に諸大名を取込み徳川幕府を磐石なものに仕立て上げていく徳川家康(津川雅彦)。この謀略家ぶりが最高に面白いと伊蔵は思う。津川=家康という図式が伊蔵の中で出来上がった。最高に似合っていた!
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家康は若い時分に大変な苦労をしているだけに歳をとってからは慎重すぎる程慎重に謀略の限りを尽くした。自分の家を守る為に最大限の努力をしたといえよう。家康の父親(松平広忠)は自らの家臣によって殺され、家康自身は織田家に人質、今川家に人質、秀吉には天下取りに遅れをとり、はからずも臣下の礼をとる羽目になってしまった。大変な苦労だ。

「人生とは重き荷物を背負って往くがごとくである」

といった家康。全くその通りだ。老獪な家康は「関ヶ原の戦い」にも持ち前の謀略を使い、戦う前に勝利出来るように工作をしていた(実際は微妙なバランスの上のものだったが)
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当時家康は関八州250万石で大名中最大の勢力であり、豊臣恩顧の大名にとってもこの「天下分け目の戦い」を目前にしてどちらに組すれば自分の家にとって有利か?という事を考えたに違いなく、そのあたりの事も家康もよく知っており、上手に様々な手を打った。反対に豊臣家五奉行の一人、治部少輔「石田三成」は利口過ぎというか頭が良過ぎて考え方が硬く、理屈っぽくて諸大名からずいぶん嫌われていた。それにしては西軍として8万2千の軍勢を集めたのは大したものだ(裏切りが出た事は誤算だったが)
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裏切りが無ければ三成は勝利していただろうという説もある。
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東西両軍で15万の軍勢が激突したといわれる「関ヶ原の戦い」だが有利な陣形をとったのは西軍(三成方)であった。関ヶ原の地形を利用した「鶴翼の陣」を敷いたからだ。鶴が翼を大きく開いた形に布陣し敵を包み込んで攻撃が可能な陣形の事である。
実際に明治時代、陸軍の創設にあたり明治政府がドイツから呼び寄せた軍事顧問メッケルにこの関ヶ原の両軍布陣図を見せたところ、即座に「西軍の勝利だ」と言ったとか。
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とにかく戦いは東軍(家康方)が勝利した。上の画像は家康(津川雅彦)と二代将軍秀忠(西田敏行)だが、秀忠自身は関ヶ原の戦いに動員が決定していながら参加することが出来なかった。彼は江戸から中山道を通って美濃に至り、家康と合流する予定だったのだが、信州上田城の真田昌幸の挑発に乗ってしまい、城攻めに手こずり、ついに関ヶ原の戦いに間に合わず家康の怒りを買っている。(しかしこれも家康の策略であり兵を関ヶ原に遅参させることで徳川軍の兵力を温存させる為だったという説もある)

家康(津川雅彦)「よいか秀忠!」(爪を咬みながら)
        「頼みとするは身内に非ず!忠義の家臣と心得よぉ~」
秀忠(西田敏行)「いやぁ~その通りにござりまする!父上の言う通りにござりまするぞ」

このモノマネは松村邦洋氏がとてもウマイ(笑)父家康に頭の上がらない秀忠の気持ちがよく出ている台詞ともとれるが、徳川幕府を磐石なものにする為には以後どのような事に気をつけたら良いのかを自らの人生、教訓を含めながら家康が秀忠に教えているとも言える良い台詞でもある。

余談が過ぎてしまったが次回は最終回と致しとうござりまする。<つづく>
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