2017-07

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小腹も心も満たすドラマ『深夜食堂』

一日が終わり人々が家路へと急ぐ頃、俺の一日は始まる。
メニューはこれだけ。
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・豚汁定食   六百円
・ビール(大) 六百円
・酒(二合)  五百円
・焼酎(一杯) 四百円
 酒類はおひとり様三本(三杯)まで
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あとは勝手に注文してくれりゃ出来るもんなら作るよってのが俺の営業方針さ。営業時間は夜の12時から朝7時頃まで。人は“深夜食堂”って言ってるよ。客が来るかって?それが結構来るんだよ・・。
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鈴木常吉さん(その昔いかすバンド天国に出ていた“セメントミキサーズ”のボーカル兼ギター担当だった人)が歌う『思ひで』というオープニング曲にのせて小林薫さん演じる「めしや」のマスターの語りから始まるテレビドラマ『深夜食堂』。雑誌ビッグコミックオリジナル誌上で連載されている安倍夜郎(あべ・やろう)の漫画が原作のドラマ化である。このドラマは昨年10月に毎日放送から毎週金曜日の深夜に全10話(一話完結・30分)に渡って放映されていた。 

伊蔵は原作漫画の存在とドラマ化の話は昨年当時に知ってはいたもののすっかり見損ねてしまっていた。というかなぜか東海地方では放映されていなかったのである。ドラマは先頃DVD化されたものの、昨今は便利なものでネット上で動画が違法とはいうもののアップされている。これをタダで視聴することが出来るので伊蔵は最近になってそちらの方を見る機会があったのだった。

放映当時、深夜枠のドラマだったにも関わらず好視聴率を獲得したといわれているだけあって内容はかなり面白く伊蔵はすっかり『深夜食堂』のドラマの世界の虜になってしまった。まぁとにかくじ~ん・・と心に沁みる話の連続でいいんだなこれが。いやはや参りました(笑)
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このドラマ『深夜食堂』のどこが魅力的か。
それは一時期テレビ番組やドラマを席巻した講釈タラタラグルメもの、またはグルメ対決ものではないところであろう。あくまで物語の主体は登場人物個人に当てられており、小林薫さんが扮するマスターの作る料理はそのサブであるところがいい。サブではあるもののその料理の存在感は大きく、そして実にこれが旨そうなところが嬉しい。見てるだけで食べたくなってしまう。

物語を脇で飾る料理も「赤いウインナー」(タコになってるやつ)、「猫まんま」、「バターライス」「カツ丼」、「ポテトサラダ」、「タマゴサンド」、「ナポリタン」、「鰺の開き」等、自分で簡単に作れそうなもの、または懐かしい記憶に残っている味の料理ばかりが登場するのでこれまた嬉しいのである。

物語は“めしや”(あくまでこの店の名は“めしや”である。深夜食堂は客が勝手に呼んでいるにすぎない)に訪れるちょっと訳ありの客とマスター、そして客の思い出にまつわる料理を交えて進行するのである。
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この“めしや”(深夜食堂)の舞台は東京都新宿区歌舞伎町の片隅、花園の「新宿ゴールデン街」の中にある設定になっている。花園神社に隣接したこの一角には戦後建てられた木造長屋が所狭しと建ち並んでいて、数え切れない程に小さな飲食店が集まっている場所。時代に取り残された様に残る飲み屋街である。こういう場所なら本当に深夜食堂のようなお店がどこかにあっても不思議ではない。

この場所を訪れる客は一癖も二癖もある人(作家や編集者、ジャーナリストなど)がかつては多かったようだが、最近は安く店舗を開く事が出来ることから若者がオーナーとしてやっている気軽に入る事の出来るお店も多くそれなりに変わってきているようだ。残念ながら伊蔵はまだ訪れた事はないが一度足を踏み入れてみたい、そんな感じにさせる場所である。
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ドラマ『深夜食堂』にやって来る客も前述のように一癖も二癖もある人々が多く訪ねてくる(笑)。土地柄、ヤクザもいればオカマやストリッパー、演歌歌手のたまご、落語家、伝説のAV男優もいる。勿論普通のOLやサラリーマン達もやって来る。またフラリと独りでやって来る人もいる。
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職種や人生が全く違う客が一つの古ぼけた食堂の薄汚れたコの字カウンターで席を交える訳だが、彼らはみな同じ人間であり、個々の生き方は違ってもそれぞれの職場で形は違えども共通のストレスや人生に対する様々な想いを抱えている。それに加えて自分の記憶に残る懐かしい思い出の料理に強い愛着を持つという点では皆同じなのであった。このコの字カウンターの小さな世界で客同士出会いもあれば、辛く悲しい別れもあったりする。

一見食堂での客同士、またはマスターと客同士のカウンター話がドラマになるのか?という疑問もあるが、これはこれで十分ドラマたりえるのである。お酒を飲む方々で特にある程度歳を経た年輩の方なら分かると思う。

深夜食堂のマスター(小林薫さん)はお客のグチや悩みに無口ではあるものの希望通りの料理を出して和ませたり、たまにボソっと一言、客の悩みに対して助言をしたりする事のあるなかなかいい味出してるマスターである。人間臭くこの無口なマスター役に小林薫さんはなかなかのハマり役だと伊蔵は思う。
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このドラマの影響で漫画も揃えてしまった(笑)。ドラマと原作漫画では多少話が異なる部分があるものの、小腹も心も満たすという点では同じだ。ドラマの続編放映、または映画化しないものだろうか。

余談だがこのドラマ『深夜食堂』に出てくる店内のコの字カウンターを見ていたら昔見た映画『居酒屋ゆうれい』に登場する居酒屋『上総屋(かずさや)』を思い出した。この『居酒屋ゆうれい』(街はずれの居酒屋を舞台に主人と後妻、幽霊となった前妻が繰り広げる恋を描くコメディ)も伊蔵が好きな映画である。主演は上総屋のマスター役に萩原健一さん、マスターの妻役(幽霊役)に室井滋さん、後妻役に山口智子さんという顔ぶれ。山口智子さんの若女将役がかなりカワイイ。こんなカワイイ女将さんのいる居酒屋なら伊蔵も是非行ってみたい(笑)

◆ドラマ『深夜食堂』公式サイト
http://www.meshiya.tv/
◆ドラマ『深夜食堂』動画
http://synopsises.blogspot.com/2009/10/blog-post_11.html
◆映画『居酒屋ゆうれい』その1
http://www.youtube.com/watch?v=bDvI5_76jfQ
◆映画『居酒屋ゆうれい』その2
http://www.youtube.com/watch?v=ag_MLgmISkw

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● COMMENT ●

No title

自分も完璧にハマりましたv-218
自分が好きなのは「猫まんま」「バターライス」「卵サンド」
「アジの開き」かな。
あっ!「カツ丼」もよかったなぁ~

まっ、すべて良いんですけどね!

No title

アキラ氏>>
コメントありがとう。
自分はこの『深夜食堂』の「カツ丼」の動画を最初に見ました。それがかなりイイ話だったので立て続けに見てしまったという感じです。最近なかなかこういう温かいドラマって無いよね。

“食”と“情”ってのは結構密接的なもんなのだなと思ったりした。こういう食堂どっかに無いだろか?w

No title

面白そうv-237
PCで見てみようとしましたが、ぶちぶちでセリフも聞き取れず断念。

はまりそうな予感がするのになぁ。

No title

桔梗屋さん>>
パソコンの環境によっては視聴が難しいかもしれませんね。桔梗屋さんもこのドラマ『深夜食堂』、見たら必ずハマると思いますヨ。


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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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