2017-10

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猿の惑星 創世記“RISE OF THE PLANET OF THE APES”

“猿好き”待望の映画『猿の惑星 創世記』が2011年10月7日に日本公開となった。猿の惑星シリーズは伊蔵にとっては最も好きな映画。早速映画館へ観賞に行ってきた。
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今回のこの映画『猿の惑星 創世記』は、なぜ人類が築き上げてきた文明社会が崩壊し猿が地球の支配者になってしまったのか?という謎を解き明かす内容になっている。これは猿の惑星シリーズ第4作『猿の惑星・征服』(1972年公開)のリメイクともいえる作品である。
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『猿の惑星・征服』では長い間人間の愛玩動物として可愛がられていた犬や猫が伝染病によって死滅。人類は新たな愛玩動物として猿に目をつけるようになる。
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最初はペットとして飼われていたこれら猿達は次第に人間の使役動物、つまり奴隷としての性格を持つようになり、猿管理センターで人間から厳しく教育を受けた後に競売にかけられ落札した飼い主の元で人間の日常生活の手伝いをさせられるようになっていた。
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猿の需要が増える一方で猿管理センターの虐待ともいえる無理な教育に対する猿達の人間に対する不満は増大していく。彼らを率いて虐待を続ける人間に対して敢然と立ち上がったのが言語を喋る事の出来る猿“シーザー(マイロ)”であった。
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シーザーはシリーズ第一作、第二作、第三作に登場したコーネリアス、ジーラの忘れ形見でサーカスの経営者アーマンドによって密かに育てられていた猿であった。シーザーは人間達に虐げられていた猿達を解放し、彼らの救世主として奉り上げられ猿社会の支配者となるのであった。
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今回の『猿の惑星 創世記』では、上記の旧作品を現代風にうまくマッチさせある意味で人類への警鐘を示す作品となっている。ある製薬会社の科学者が造ったアルツハイマー病の特効薬とされる薬が地球上における猿と人間の今後を決める直接の原因となっているのだがあまり詳しい話はここでは避ける。
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旧昨品で登場する猿達は全て人間に特殊メイクを施し着ぐるみで表現されていたが今作品で登場する猿達は役者がパフォーマンス・キャプチャーという装置を装着して演技し、そこから得られた動きのデータをCG化して最終的に合成するという昨今公開の映画ではほとんど当たり前になって来つつある技術を駆使している。年々この技術の進歩には目を見張るものがある。今回の『猿の惑星 創世記』ではその技術により実に生き生きとした迫力と細かな表情のある猿達がスクリーンの中を動き回っている。
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また人間に育てられたシーザーがある事件を起こし、霊長類保護センターへ入れられてから施設内の野生の猿達の信頼を勝ち取りつつ成長していく姿、次第に彼ら猿達のリーダーとなっていくにつれ表面化してくる自分を大事に育ててくれた人間達(人間社会での生活)との間に立ちはだかる歪みと心の葛藤。そして決別。それらシーザーの苦しみを表現するCG技術と相まってこの辺が今作品の見所であろうと思う。
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今作品を観賞していると実に様々な事が自分の頭の中に浮かんできたというのも長い人類の歴史上における過ち、事件、現代社会の中にはびこる矛盾や諸問題などがこの作品の中にうまく表現されているからであろう。それこそ見る人それぞれが人間社会の抱える沢山の問題点についてあれこれと考える事が出来る作品だと伊蔵は思う。そういった点において人類全体に警鐘を鳴らすというテーマを掲げる今作品のタイトルは極論を言ってしまえば『猿の惑星 創世記』ではなくてもよいのではないかとさえ思えるのである。非常に良く出来ているので一度劇場へ足を運んでみて損は無いと思います。

以下、余談。
・霊長類保護センターに入れられたシーザーが仲間である猿達の結束を促す際に戦国武将毛利元就の逸話「三本の矢」を引き合いに出すのは笑えた。

・霊長類保護センターから一緒に脱走した手話が出来るサーカスで飼われていたオランウータン(伊蔵命名:優しいおっさん)とゴリラ(伊蔵命名:ゴリライモ)の活躍は迫力満点で見もののひとつ。

・動物園獣医キャロライン役のフリーダ・ピントは可愛い。どことなく東洋系な感じがすると思ったら彼女はインドのムンバイ出身であった。

・この作品で登場する猿はチンパンジーとオランウータンとゴリラのみのようだが伊蔵的には他の種類の猿も出演して欲しい。リスザルとかマンドリルとか。特にニホンザル出演希望(笑)
猿の温泉1
しかしニホンザルは反乱を起こすより温泉に浸かっていた方がやっぱり幸せなんだろな・・・。
『猿の温泉 最後の秘湯』見てみたい(笑)

◆『猿の惑星 創世記』オフィシャルサイト
http://www.foxmovies.jp/saruwaku/
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伊蔵と申します。
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お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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