2017-11

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ぶらっと多治見/その1

今年のお盆休みの8月14日、伊蔵は多治見市へと向かった。久々に高校時代の剣道部の仲間との飲み会に出掛ける為である。飲み会は夜からなのだが早めに出掛け多治見市内をぶらりと歩き回ってみようと考えた。しかし夏真っ盛りのこの時期、日本で最も暑いと名高い多治見市である。ある程度暑いであろうと覚悟を決めてから出掛けた。

多治見市は岐阜県の南部、四方を山に囲まれた盆地に位置している。その為、夏場に市内が強い日差しに晒され気温が上昇すると長時間に渡りなかなかその熱が逃げる事がなく“日本で最も暑い町”として全国的に知られている(2007年8月16日に日本国内最高気温40.9℃を記録)。
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市のマスコットキャラクターは多治見市の名物である鰻と河童伝説とにちなみ、これらをふたつを合わせた形のゆるキャラ“うながっぱ”である。デザインはアンパンマンの作者であるやなせたかし氏だ。
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しかしこの“うながっぱ”確かに可愛く結構な人気ぶりなのだが、伊蔵にはどうしてもその昔子供向けテレビ番組として放送されていた『ママとあそぼう!ピンポンパン』に出てきた河童のキャラクター“カータン”の姿と非常にダブるのである。まぁそれはともかくとして多治見行きの話である。

多治見へは久しぶりに行く事もあって途中、多治見麺で有名なラーメン屋『ともえ』へ寄って見ることにした。腹ごしらえをして多治見入りという算段である。JR太多線の根本駅で下車し『ともえ』さんへ向かった。だがしかし・・・
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ガガ~ン!!・・・ともえさんはお盆休みで休業していた(悲)。考えてみれば時期が時期だし当たり前か。仕方がない。伊蔵は元来た道をJR根本駅へとすごすごと引き返したのだった。
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駅のホームのベンチに座り列車を待ったがさすがローカル線、待てど暮らせど列車は来なかった。結局20~30分程待たされる羽目になってしまった。待つ事は何でもなかったが強い日差しと暑さには閉口させられた。やっとやって来た二両編成の列車に乗って多治見駅へ。

多治見に来るのは笠原町の日本酒の酒蔵『三千盛』へ春の感謝祭に行って以来。あの時はゆっくりと市内を歩く事が時間的に不可能だったので今回はいろいろ歩き回ってみようと思っていた。しかしさすがに“日本一暑い町”といわれるだけあってこの日の多治見市はとても暑かった。
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とりあえずJR多治見駅南口を出て市内中心部を流れる土岐川のほとりへ。
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川縁へ出れば少しばかりは涼しさを感じる事が出来るかと思ったがそれは甘かったようだ。しかし天気は良いし川縁に沿って歩くのは気分が良かった。
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川縁をそのまま東方向へ歩くと昭和橋が見えてくる。その橋を渡る事にする。その昭和橋の上から土岐川の川面をパチリ。案外綺麗な川の水に感動しつつ橋を渡る。
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昭和橋を南側へ渡り切った先の交差点を左折すると見えてくるのが『たじみ広小路商店街』の入口である。この『たじみ広小路商店街』は昭和橋のたもとから多治見市役所までを結ぶ東西にのびる商店街で主に美容院、薬屋、仕立屋、和菓子屋なのが建ち並らぶ。きっと昔は賑わっていたであろう商店街なんだろうが今では歩く人もまばらで正直なところ寂れた感が漂っている。

その『たじみ広小路商店街』から一本外れた枝道へと伊蔵は入り込んでみた。路地裏が好きな伊蔵は町歩きをする際はしばしばこのような行動をとる事が多い。メインの商店街から外れた路地裏には思いもかけない発見があったりするものなのである。
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細い路地裏を歩いていくとやっているのか閉店しているのか分からない飲み屋横丁があった。昼間はこんな状態だがこの横丁の夜の様子は一体どんなだろう・・・。一見廃墟に見えるこの横丁の飲食店だが夜となると突如開店営業しているという事はよくある事。是非夜の状態を知ってみたい衝動にかられる。さらに狭い路地を散策していると面白い看板が・・・
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『呑スケ止レ』

止まりましたがな(笑)居酒屋の店先の街路灯に掲げられたこの看板、酔っていたら誰も絶対気が付かんぞ・・。まぁこれはこの店が“お酒好きな人はここで立ち止まって気に入ったら入ってネ”という意味で掲げたものかもしれないし、また交差点のそばということもあるので酔客に一旦停止を促すものとも思われる。いずれにしても珍しい看板ではある。
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この狭い路地裏には大小含めて飲み屋が多いが、多治見に仕事や旅行に訪れた人がこの辺りで飲むとは到底考えられないから客の大多数は地元の方がきっと多い事だろう。また、この路地裏には人知れずひっそり営業してます的な鰻屋さんもあったりしてこれまた情緒があって歩いていて面白かった。
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さらに別の道へと入り込んでみる。前方に立派な塀が目の中に飛び込んで来た。その御家敷の隣に中へ入れそうな門があったので入ってみる。塀の内側は公園?のようになっていて大きな石碑が建っていた。
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“明治天皇御駐輦地”とある。どうやらこの場所は明治帝が立ち寄られた場所であるようであった。明治13年(1880年)に中山道の下街道を経由して明治帝は京都まで巡幸された事がある。その際に多治見市内のこの場所に立ち寄られたらしい。中山道下街道沿いの各所には明治帝の巡幸に関する石碑がかなり残されているのである。石碑の文字を書いた人はあの東郷平八郎元帥である。このような山間の町の中で帝国海軍の東郷元帥の書に出会うとは何とも不思議な感じがした。公園のように見えるこの場所にはきっと昔は地元の有力者の屋敷か何かが建っていたのだろう。
DSCN1310.jpg
それを裏付けるかのようにこの付近には重厚な構えの土蔵などが昔の姿のまま残されていた。<つづく>
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伊蔵と申します。
幻の焼酎から名を頂きました。
お酒・一人旅・自転車・麺類好き・歴史・読書・雑学・ネット・路地裏散策・廃道・街道・地図マニア。血液型:B型

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